鼻腔について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題23)

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1 とにかく図が豊富
2 解説、一問一答、国試過去問で効率良く学べる
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鼻腔について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題23)

1 × キーゼルバッハ部位は鼻腔の外側壁にある
キーゼルバッハ部位は鼻中隔の前端部にある。
鼻中隔の前端部で、外鼻孔に近い鼻粘膜には毛細血管が多く集まり、直下には軟骨もあって、鼻出血を起こしやすい。この部位をキーゼルバッハ部位という。(p.63 鼻粘膜)

2 × 鼻前庭は単層円柱上皮で覆われる
鼻前庭は重層扁平上皮で覆われる。
外鼻孔から奥へ2cmほどは皮膚でおおわれ、鼻毛が生えており、空気の濾過に役立つ。ここを鼻前庭と呼ぶ。皮膚の続きなので重層扁平上皮である。(p.63 鼻道)

3 × 蝶形骨洞は中鼻道に開口する
蝶形骨洞は鼻腔の後上方に開く。(p.63 副鼻腔)

4 ○ 嗅上皮は総鼻道の上部にある
嗅上皮は鼻腔の後上部。(嗅上皮は鼻中隔と上鼻甲介の間、総鼻道の上部に広がっている)(p.63 鼻粘膜)


鼻腔(p.63 鼻腔)

  • 鼻道
    鼻腔は鼻中隔により仕切られ左右に分かれる。鼻腔の外側壁には、上鼻甲介中鼻甲介下鼻甲介というひさしが垂れ下がり、その陰に上鼻道中鼻道下鼻道という通路がつくられる。また鼻甲介と鼻中隔との間を総鼻道という。外鼻孔から奥へ2cmほどは皮膚でおおわれ、鼻毛が生えており、空気の濾過に役立つ。ここを鼻前庭と呼ぶ。
  • 鼻粘膜
    鼻腔の大部分を占める鼻粘膜は、多列線毛上皮でおおわれ、血管に富み、多くの鼻腺がある。鼻粘膜におおわれた鼻甲介のひだは、吸い込んだ空気を体温近くに暖め、十分に湿気を与え、ほこりを取って、肺に送り込む。鼻中隔の前端部で、外鼻孔に近い鼻粘膜には毛細血管が多く集まり、直下には軟骨もあって、鼻出血を起こしやすい。この部位をキーゼルバッハ部位という。鼻腔の後上部には嗅覚を受け持つ嗅粘膜(嗅上皮)がある。
副鼻腔・鼻涙管と耳管の開口部位
名称 開口部位
蝶形骨洞 鼻腔の後上方(蝶篩陥凹)
篩骨洞 後篩骨洞 上鼻道
中篩骨洞 中鼻道(篩骨胞表面)
前篩骨洞 中鼻道(半月裂孔)
前頭洞 中鼻道(半月裂孔)
上顎洞 中鼻道(半月裂孔)
鼻涙管 下鼻道
耳管 咽頭鼻部

 

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