
解説ムービー
(あマ指-2000-25)
問題3-c1 左右の主気管支について正しい記述はどれか。
1.右側の傾斜は垂直に近い。○
2.右側は2本の葉気管支に分かれる。3本(肺葉も房室弁も左二右三)
3.左側の方が短い。長い
4.左側の方が太い。細い
(解答 2)
左の気管支は細く長く水平に近い
(あマ指-2008-24)
問題3-c2 気管および気管支について誤っている記述はどれか。
1.気管は喉頭の下方に続く。
2.気管の後方には食道がある。
3.右気管支は垂直に近い傾斜をなす。
4.左気管支は3本の葉気管支に分かれる。× 2本(肺葉も房室弁も左二右三)
(解答 4)
(鍼灸-1996-21)
問題3-c3 気管について、正しい記述はどれか。
1.後壁は脊柱に接している。食道(膜性壁の部分が接する)
2.前方を大動脈弓が横切る。○
3.気管筋は骨格筋である。平滑筋(交感神経で拡張、副交感神経で収縮)
4.粘膜上皮は重層扁平上皮である。多列線毛上皮
(解答 2)
(鍼灸-2001-25)
問題3-c4 気管について誤っている記述はどれか。
1.喉頭の下方に続く。(輪状軟骨の下より気管が始まる)
2.食道の後方に位置する。 × 前方(前より、気管 – 食道 – 脊柱 の順)
3.内面は粘膜で覆われる。
4.気管軟骨は馬蹄形をしている。(気管の後壁、軟骨を欠く部分を膜性壁という)
(解答 2)
(理作-1999-18)
問題3-c5 気管支で誤っているのはどれか。
1.第5~6胸椎の高さで左右に分かれる。(気管分岐部はT5)
2.食道の前方にある。(前より、気管 – 食道 – 脊柱 の順)
3.右気管支と気管軸のなす角は左より大きい。× 右気管支(約24°) 左気管支 (約45°)
4.前・側壁に気管軟骨がある。(気管軟骨は馬蹄型、後壁は膜性壁)
5.粘膜上皮には線毛がある。(多列線毛上皮。粘液と線毛の動きで粉塵を排泄する)
(解答 3)
(理作-2005-3)
問題3-c6 正しいのはどれか。
1.気管は食道の背側に位置する。腹側(気管の膜性壁が食道に接する)
2.気管支は第3胸椎の高さで分岐する。気管分岐部(T5)
3.気管支は左右対称である。右気管支は太く短く垂直に近い/左気管支は細く長く水平に近い
4.気管支の粘膜には線毛がある。○(多列線毛上皮)
5.気管支は副交感神経の興奮で拡張する。交感神経:拡張 / 副交感神経:収縮
(解答 4)
(柔整-1999-15)
問題3-c7 正しいのはどれか。
1.気管の膜性壁には硝子軟骨がある。平滑筋(膜性壁は軟骨を欠き、粘膜と平滑筋からなる)
2.左気管支は右気管支より短い。長い(左気管支の方が細く長く水平に近い)
3.右気管支は2本の葉気管支に分岐する。3本(肺葉も房室弁も左二右三)
4.気管軟骨は輪状靱帯で連結している。○
(解答 4)
(柔整-2002-14)
問題3-c8 正しいのはどれか。
1.左気管支は右気管支より長い。○
2.左気管支は3つに分岐する。2つ(左二右三)
3.右気管支は左気管支より水平に近い。垂直(右気管支は太く短く垂直に近い)
4.右気管支は大動脈弓の下を通る。左気管支
(解答 1)
(柔整-2004-13)
問題3-c9 正しいのはどれか。
1.気管の後壁には軟骨がみられない。○ 気管軟骨は馬蹄型。後壁は軟骨を各部分で膜性壁となる
2.大動脈弓は気管の右側を通る。前方(腹側)※ 前方を横切り、左側へ行き下行大動脈となる
3.吸入された異物は左気管支に入りやすい。右気管支
4.気管の粘膜上皮は絨毛を有する。線毛(絨毛は小腸粘膜に存在)
(解答 1)
(看護-2011-27)
問題3-c10 気管支の構造で正しいのはどれか。
1.左葉には3本の葉気管支がある。2本。左二右三
2.右気管支は左気管支よりも長い。短い。右気管支は太く短く垂直に近い
3.右気管支は左気管支よりも直径が大きい。○
4.右気管支は左気管支よりも分岐角度が大きい。小さい(右24°、左45°)
(解答 3)
(鍼灸-1998-38)
問題3-c11 気道を拡張させるのはどれか。
1.気管線毛運動の亢進
2.気管支平滑筋の収縮
3.交感神経活動の亢進 ○
4.副交感神経活動の亢進
(解答 3)
→ 気管支平滑筋弛緩 → 気管支拡張
副交感神経(ムスカリン受容体)
→ 気管支平滑筋収縮 → 気管支収縮
(あマ指-1998-53)
問題3-c12 副交感神経の働きで正しい組合せはどれか。
1.心臓 ―― 心拍数増加 減少(心機能抑制)
2.気道 ―― 気管支筋弛緩 収縮(気管支収縮)
3.胃 ――― 平滑筋収縮 ○(消化)
4.膀胱 ―― 排尿筋弛緩 収縮(排尿)
(解答 3)
副交感神経:休息し、エネルギーを蓄える
【無料】解剖生理メルマガやってます

- 厳選した国試過去問を毎日お昼におとどけ
- 答えだけでなく、画像付きで解説!問題を解く考え方も
- 勉強法のアドバイスやおすすめの参考書の紹介
- オンライン講座のお知らせ
note 解剖学マガジン
ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。そんな方におすすめです。
かずひろ先生の解剖学マガジンのポイント
1 とにかく図が豊富
2 解説、一問一答、国試過去問で効率良く学べる
3 ポイントは表形式でまとめられ、覚えるポイントが明確
4 オンライン講座と連動。アーカイブ動画で何度でも学習できる
つむぐ指圧治療室・相模大野|筋膜リリースも取り入れた効果的施術
かずひろ先生は、神奈川県相模原市で「つむぐ指圧治療室」を開業しております。
指圧のターゲットは筋肉だけではありません。皮膚、結合組織、筋膜、そして筋肉。骨(骨膜)や、血管、神経にアプローチすることも多々あります。
机上の解剖学だけでは面白くありません。私は手技療法家の立場から解剖学を追求し、それを施術へと活かし、そしてまた解剖学の講義へとそれを活かしていくことをライフワークとしています。環のように巡らし、痛みや不調で悩んでいる方々の助けとなり、そして医療従事者を目指す方々の力にもなれたら、こんな嬉しいことはありません。
指圧サブスクリプション制度
指圧が週1回 20%オフで受けることができます
医院ではなかなか相談できない、もしくは時間がなくて聞けないようなちょっとした健康に対する疑問もぜひご相談ください。より良い人生を送るための信頼できる健康請負人として、ぜひご指名ください。
google mapのレビューも4.8/5 と好評価を頂いております。 解剖学講師は情熱的に、そして指圧師では誠心誠意をモットーとしています。ご来店お待ち申し上げております。

コメント