【解剖学 国試演習】2-8 循環器系-下肢の脈管

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(鍼灸-1994-33)
問題2-h1 大腿動脈について誤っている記述はどれか。

1.外腸骨動脈の続きである。

2.鼠径靱帯の下をくぐり、大腿の前面に出る。

3.坐骨神経に伴い大腿後面を下行する×
(直しようのないくらいまるっきり間違い)

4.内転筋裂孔を出て膝窩動脈に続く。

(解答 3)

大腿動脈は外腸骨動脈の続きとして、血管裂孔を通り大腿前面に出て、大腿三角を下行します。そして内転筋腱裂孔を通り膝窩動脈となります。

(鍼灸-2001-21)
問題2-h2 下肢の動脈について誤っている記述はどれか。

1.貫通動脈は大腿深動脈から分岐する。
貫通動脈は通常3本あって、大腿深動脈より分岐し、大腿内転筋群と屈筋群に枝を与える。また大腿骨に対する栄養動脈を分岐する。

2.大腿動脈は大腿三角を通る。
大腿三角(長内転筋・縫工筋・鼠径靭帯:三角なのに長方形)

3.前脛骨動脈は膝窩動脈から分岐する。
大膝窩動脈は膝窩筋の下縁の高さで前脛骨動脈と後脛骨動脈に分かれる。

4.足背動脈は後脛骨動脈の延長である。× 前脛骨動脈

(解答 4)

(鍼灸-2007-25)
問題2-h3 下肢の動脈について正しい記述はどれか。

1.大腿動脈は鼠径靱帯の上を通る。鼠径靱帯の下(血管裂孔)

2.膝窩動脈は総腓骨神経と伴行する。脛骨神経

3.前脛骨動脈は足根管を通過する。後脛骨動脈

4.後脛骨動脈は足底動脈弓を形成する。

(解答 4)

後脛骨動脈は脛骨神経とともに、ヒラメ筋と深層の屈筋群との間を下行しながら下腿の屈筋を養うほか、腓骨後面に沿う腓骨動脈を分枝する。足首では、深層の屈筋群および脛骨神経とともに内果の後ろを回って、土踏まずの深層で足底に入る。
足底では内・外側足底動脈に分かれる。内側足底動脈は母指球と母指に分布する。外側足底動脈の遠位部は足底深層を内側方向にカーブしながら足底動脈弓をつくって、足背動脈の枝や内側足底動脈と合流する。

(鍼灸-2008-26)
問題2-h4 足底の大部分に血液を送るのはどれか。

1.前脛骨動脈 → 足背動脈

2.後脛骨動脈 ○ 内果の後方、足根管を通過した後、内側・外側足底動脈に分岐する。

3.腓骨動脈 後脛骨動脈の枝。腓骨後面に沿い外果に向かう

4.腓腹動脈 膝窩動脈の枝。腓腹筋上部を養う

(解答 2)

(鍼灸-1998-33)
問題2-h5 下肢の動脈で拍動を触れるのはどれか。

1.前脛骨動脈 (足背動脈は触れることができる)

2.後脛骨動脈 ○ 内果の後方で触れることができる

3.内側足底動脈

4.外側足底動脈

(解答 2)

(あマ指-2004-32)
問題2-h6 下腿と大腿の内側部から血液を集め、大腿静脈に注ぐのはどれか。

1.外腸骨静脈

2.膝窩静脈

3.大伏在静脈 ○ 足背静脈網 内側→下腿内側→大腿内側→伏在裂孔→大腿静脈

4.小伏在静脈 足背静脈網 外側→下腿後面→膝窩静脈

(解答 3)

(あマ指-2002-34)
問題2-h7 体表から拍動の触れない動脈はどれか。

1.大腿動脈 鼠径部 大腿三角で触れる

2.膝窩動脈 膝窩で触れる

3.腓骨動脈 ○ 腓骨に沿って下行。深部なので触れられない。

4.足背動脈 足背部で触れる(靴ひもを結ぶところあたり)

(解答 3)

【拍動を触れられる下肢の動脈】
・大腿動脈 :鼠径部 大腿三角で触れる
・膝窩動脈 :膝窩で触れる
・足背動脈 :足背部で触れる
・後脛骨動脈:内果の後方で触れる

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    つむぐ指圧治療室・相模大野|スタッフは私と妻の二人

    かずひろ先生は、神奈川県相模原市で「つむぐ指圧治療室」を開業しております。 現在、スタッフは私と妻の二人で行なっています。二人とも厚生労働大臣認定の国家資格をもったあん摩マッサージ指圧師です。個人店だからこそできる、きめ細かなアドバイス。誠心誠意の指圧治療でみなさまのこころと身体の健康に貢献していきます。

    オンラインでは解剖学講師。そしてオフラインでは指圧師。 解剖学と同じくらい、指圧のひと押しにこだわっています。体重を載せるのではなく、下半身からの抗重力筋の連動動作により、足部・膝関節・股関節・背部〜肘関節にかけてのほんの少しの伸展を積み重ね反作用にて押圧いたします(反作用圧法)。この圧法の利点は、ごく軽い圧から強い圧まで正確なコントロールを保って押圧できること、そして上下に貫通するベクトルの中で押圧を行なうので、正確な垂直圧となることです。 (昨年までは反作用圧法セミナーを毎月開催していたのですが、コロナの影響で技術セミナーは自粛しております。2人集めてもらえればオンデマンドで技術セミナーを開催できますので、ご相談ください)

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