系統10.5. 下肢– category –
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系統10.5. 下肢
大腿四頭筋の起始・停止・支配神経(quadriceps femoris)暗記用画像付き
【大腿四頭筋】 大腿四頭筋は4頭からなる強大な筋です。大腿直筋は下前腸骨棘から、内側広筋は粗線内側唇から、中間広筋は大腿骨前面から、外側広筋は粗線外側唇から起こり、4頭合して強い腱をつくり、膝蓋骨をつつみ膝蓋靱帯となって脛骨粗面につきます... -
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縫工筋の起始・停止・支配神経(sartorius)暗記用画像付き
【縫工筋】 縫工筋は上前腸骨棘より起こり大腿前面を外側より斜め内下方に走り、大腿骨内側上顆の後ろをまわり脛骨粗面の内側につきます。薄筋、半腱様筋とともに鵞足を構成します。股関節の屈曲・外転・外旋させ、膝関節の屈曲・内旋させます。あぐらをか... -
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大腿方形筋の起始・停止・支配神経(quadratus femoris)暗記用画像付き
【大腿方形筋】 大腿方形筋は坐骨結節から起こり外方に向かい、大腿骨転子間稜につきます。股関節を外旋させます。仙骨神経叢の枝をうけます。 【起始】坐骨結節 【停止】転子間稜 【支配神経】仙骨神経叢 【作用】股関節の外旋 暗記用画像スライダー(真... -
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上双子筋・内閉鎖筋・下双子筋の起始・停止(gemellus, obturator internus)
【上双子筋・内閉鎖筋・下双子筋】 上双子筋は坐骨棘から、下双子筋は坐骨結節から起こり、骨盤側壁内面の閉鎖孔の周囲(閉鎖膜の内面)から起こる内閉鎖筋を上下から挟み込むように走行し、3つの筋は転子窩につきます。股関節の外旋させる作用があります... -
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梨状筋の起始・停止・支配神経(piriformis)暗記用画像付き
【梨状筋】 梨状筋は仙骨前面から出て外下方に走り、大坐骨孔を通り前方に向かい、大転子につきます。股関節の外旋させます。股関節が屈曲している時は股関節の外転に働きます。仙骨神経叢の枝をうけます。梨状筋により大坐骨孔は梨状筋上孔と梨状筋下孔に... -
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大腿筋膜張筋の起始・停止・支配神経(tensor fasciae latae)暗記用画像付き
【大腿筋膜張筋】 大腿筋膜張筋は大腿筋膜に包まれ上前腸骨棘から起こり、大転子の前方を経て腸脛靭帯にうつり、大腿の外側縁を下り、膝蓋骨の外側で内前方に向かい脛骨粗面につきます。股関節を屈曲・外転・内旋させ、膝関節を伸展・外旋させます。上殿神... -
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中殿筋・小殿筋の起始・停止・支配神経(gluteus medius, minimus)暗記用画像付き
【中殿筋・小殿筋】 中殿筋は大殿筋におおわれ腸骨の外面から起こり、外下方に向かい、大腿骨大転子につきます。小殿筋は中殿筋のさらに下層にあり、同じく大転子につきます。股関節を外転させるほか、直立時や歩行時に骨盤を支える作用があります。上殿神... -
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大殿筋の起始・停止・支配神経(gluteus maximus)暗記用画像付き
【大殿筋】 大殿筋は殿部を形成する強大な筋で、腸骨外面(後殿筋線より後ろ)、仙骨後面、仙結節靭帯から起こって斜め外下方に向かい大腿骨上部の殿筋粗面と腸脛靭帯につきます。 股関節を伸展させる主動作筋として働くほか、若干の外旋作用があります。... -
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腸腰筋(iliopsoas)|大腰筋+ 腸骨筋 起始・停止・支配神経
【腸腰筋】 腸腰筋は大腰筋と腸骨筋よりなり、股関節を屈曲させる作用をもちます。 大腰筋 大腰筋の浅頭は第12胸椎から第4腰椎までの椎体と椎間円板から起こり、深頭は全腰椎の肋骨突起から起こります。浅頭と深頭は合して鼠径靭帯の下、筋裂孔をくぐって... -
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大坐骨孔(梨状筋上孔・梨状筋下孔)よりでる脈管・神経
こちらは殿部の筋群と神経・脈管を表した図です。 骨盤のアナと、通過するものの組み合わせはとてもよく出題されます。 大坐骨孔は梨状筋によって、梨状筋上孔と梨状筋下孔の2つに分けられます。まずは梨状筋上孔、梨状筋下孔と小坐骨孔について見ていき... -
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大腿三角(スカルパ三角)
大腿三角(スカルパ三角) 鼠径靭帯・縫工筋・長内転筋で作られる三角を大腿三角(スカルパ三角)といいます。この三角の上縁をつくる鼠径靭帯の下には血管裂孔と筋裂孔が開いていて、内側から順に大腿静脈、大腿動脈、大腿神経が並んでいます。大腿三角... -
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内側大腿回旋動脈と外側大腿回旋動脈
内側大腿回旋動脈も外側大腿回旋動脈もともに大腿深動脈の枝である。 【大腿動脈 femoral artery:】 外腸骨動脈の続きで鼠径靭帯の下の血管裂孔より始まり、大腿三角の底部にある腸恥窩、内転筋管を経て、内転筋腱裂孔で膝窩動脈に続く。つまり上部では大... -
系統10.5. 下肢
腸腰筋
腸骨筋と大腰筋は、鼠径靭帯の下にある筋裂孔を通って大腿前面に出て、共通の腱となり大腿骨の小転子に付く。両者は機能的にひとつの筋として働くので腸腰筋と呼ばれる。腸腰筋は股関節の最も強力な屈筋で、歩行時には大腿を挙上する働きがある。また股関...
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