【一問一答】2.9.2 循環器系 – 頭頸部の脈管 (2) 静脈・リンパ

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ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。そんな方におすすめです。

かずひろ先生の解剖学マガジンのポイント
1 とにかく図が豊富
2 解説、一問一答、国試過去問で効率良く学べる
3 ポイントは表形式でまとめられ、覚えるポイントが明確
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【一問一答】2.9.2 循環器系 – 頭頸部の脈管 (2) 静脈・リンパ

【頭頸部の静脈】

総頸動脈に伴行するのは (  静脈) である

外頸静脈
内頸静脈

(解答) 内頸静脈
総頸動脈に伴行するのは内頸静脈です。伴行するだけでなく、分布域も総頸動脈に相当します。つまり、頭蓋の内部には内頸動脈が、頭蓋の外部には外頸動脈が分布するが、内・外頸動脈の分布域からの静脈は内頸静脈に注ぎます。(内頸静脈 ≒ 内頸動脈 + 外頸動脈)

【解剖学講義 3版 p.606】

内頸静脈は頭蓋底の (A.  孔) で、頭蓋腔内の (B.  洞) につづいて始まり、頸部を下行する

A. 頸静脈孔 B. S状静脈洞
A. 棘孔   B. 上矢状静脈洞

(解答) A. 頸静脈孔 B. S状静脈洞
内頸静脈は頭蓋底の頸静脈孔で、頭蓋腔内のS状静脈洞につづいて始まり、頸部を下行します。

総頸動脈、内頸静脈および迷走神経は結合組織性の (   ) に包まれ、咽頭と食道の外側に接して縦に走行する。

頸動脈鞘
グリソン鞘

(解答) 頸動脈鞘
総頸動脈、内頸静脈および迷走神経は結合組織性の頸動脈鞘に包まれ、咽頭と食道の外側に接して縦に走行する。

【解剖学講義 3版 p.606】

【脳の静脈】

脳の静脈は多くは動脈と関係なく走り、表在性静脈と深在性静脈の2種に区別される。表在性静脈は (   ) に注ぐ。

大大脳静脈
中大脳静脈
硬膜静脈洞

(解答) 硬膜静脈洞
脳の静脈は多くは動脈と関係なく走り、表在性静脈と深在性静脈の2種に区別されます。このうち表在性静脈は硬膜静脈洞に注ぎます。

脳の静脈の深在性静脈は (  静脈) に集まり、直静脈洞に注ぐ

大大脳静脈
中大脳静脈
硬膜静脈洞

(解答) 大大脳静脈
脳の静脈の深在性静脈は大大脳静脈に集まり、直静脈洞に注ぎます

硬膜静脈洞のうち、大脳鎌の上縁を通るものを (   静脈洞) という

上矢状静脈洞
下矢状静脈洞
直静脈洞

(解答) 上矢状静脈洞
硬膜静脈洞のうち、大脳鎌の上縁を通るものを上矢状静脈洞という

間脳や大脳核、脈絡叢など脳深部からの静脈は、 (   ) に集まり、左右が合流して大大脳静脈となり、小脳テントと大脳鎌のつなぎ目を通る直静脈洞に注ぐ。

中大脳静脈
静脈洞交会

(解答) 中大脳静脈
間脳や大脳核、脈絡叢など脳深部からの静脈は、中大脳静脈に集まり、左右が合流して大大脳静脈となり、小脳テントと大脳鎌のつなぎ目を通る直静脈洞に注ぎます。

浅側頭静脈と顎静脈が顎関節の後ろで合流し、 (  静脈) となり、内頸静脈に注ぐ

下顎後静脈
外頸静脈

(解答) 下顎後静脈
側頭静脈と顎静脈が顎関節の後ろで合流し、下顎後静脈となり、内頸静脈に注ぎます

眼窩の静脈を集め上眼窩裂を通り海綿静脈洞に注ぐ静脈を (  静脈) という

上眼静脈
下眼静脈

(解答) 上眼静脈
眼窩の静脈を集め上眼窩裂を通り海綿静脈洞に注ぐ静脈を上眼静脈といいます

【頸部の皮静脈】

後頭静脈と後耳介静脈が合流し (  静脈) となり、胸鎖乳突筋の浅層を下行し、鎖骨下静脈に注ぐ

外頸静脈
顔面静脈

(解答) 外頸静脈
後頭静脈と後耳介静脈が合流し外頸静脈となり、胸鎖乳突筋の浅層を下行し、鎖骨下静脈に注ぎます

内頸静脈と鎖骨下静脈が合流し (  静脈) となる

腕頭静脈
腋窩静脈

(解答) 腕頭静脈
内頸静脈と鎖骨下静脈が合流し腕頭静脈となります。

左右の腕頭静脈が合流し (  静脈) となる

上大静脈
奇静脈

(解答) 上大静脈
左右の腕頭静脈が合流し上大静脈となります

上大静脈は (A.  側) に存在するので、左腕頭静脈は右腕頭静脈より (B.  い)

A. 右 B. 長い
A. 左 B. 短い

(解答) A. 右 B. 長い
上大静脈は右側に存在するので、左腕頭静脈は右腕頭静脈より長いです。

【頭頚部のリンパ】

深頸リンパ節を連ねるリンパ管を (   ) という

頸リンパ本幹
鎖骨下リンパ本幹

(解答) 頸リンパ本幹
深頸リンパ節を連ねるリンパ管を頸リンパ本幹といいます。

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    つむぐ指圧治療室・相模大野|自律神経を整える腹部指圧(按腹)

    かずひろ先生は、神奈川県相模原市で「つむぐ指圧治療室」を開業しております。

    ご存知でしょうか。指圧は肩こりや腰痛だけではなくて、実は自律神経の調節がとても得意なんです。その秘訣は「腹部指圧」です。江戸時代では「按腹」とも呼ばれていました。お腹には消化器系や泌尿器系といった臓器があるのはもちろんですが、内臓器の働きを調節する自律神経が張り巡らされています。

    自律神経という場合には、一般的に「交感神経」と「副交感神経」が有名です。交感神経は心身を緊張状態として闘争や逃走に適した状態とする役割があり、副交感神経は心身をリラックスさせ消化吸収を促し治癒力をたかめてエネルギーを蓄えるように働きます。

    これらは臓器の機能を調節する「遠心性」の自律神経ですが、これ以外に「求心性」の自律神経があります。これを内臓求心性神経といい、実は遠心性線維より遥かに多い数があることが知られています。内臓からの求心性神経は常に脳や脊髄に内臓の情報を伝えています。文字通りこころと身体は繋がっています。内臓の調子が悪ければ、イマイチやる気も起きないのは、無理をしないようにという内臓求心性神経からのメッセージかもしれません。

    当室の腹部指圧(按腹)では、母指や四指、手掌をもちいてお腹全体をやわらかくし、組織液の循環をよくして内臓の細胞達ひとつひとつの活性化を心に想い、誠心誠意お腹を施術させていただきます。

    「腹を割って話をする」「腹を決める」などという諺があるように、お腹は私たちの身体の根本ともなるところです。だからこそ、内臓器に対する深い理解とともに、誠心誠意お腹の臓器たちに敬意を払い腹部指圧をさせていただいております。

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    google mapのレビューも4.8/5 と好評価を頂いております。 解剖学講師は情熱的に、そして指圧師では誠心誠意をモットーとしています。ご来店お待ち申し上げております。

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