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膠質浸透圧と水分の移動
血管から血圧により、血液中の水分や電解質、糖やアミノ酸などが染み出て、組織液となり周囲を栄養いたします。しかし、血漿タンパク質は分子量が大きく、血管壁を通過することができません。
すると、血管内の血漿と、血管周囲の組織液を比較した場合、血漿のほうが血漿タンパク質が含まれる分だけ、濃い液体ということになります。
水が移動できる膜を境に、薄い液体と濃い液体が隣り合う場合、濃い液体は薄い液体から水を引き寄せる力が働きます。これを浸透圧といいます。
血漿タンパク質によって生じる浸透圧が膠質浸透圧で、25mmHgあります。
膠質浸透圧のおかげで、一度染み出た血液中の水分が、ふたたび血管内へともどってこれます。
毛細血管の細動脈側では血圧が35mmHgです。よって血圧-膠質浸透圧で35-25=10mmHgが濾過圧となります。
一方、毛細血管の細静脈側では血圧は15mmHgしかありません。膠質浸透圧は変わらず25mmHgなので、15-25= -10mmHg が濾過圧となります。マイナスなので、再吸収の力として働きます。
血管から染み出た液体の90%が毛細血管へと再吸収され、10%がリンパ液として毛細リンパ管に回収されます。
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つむぐ指圧治療室・相模大野|自律神経を整える腹部指圧(按腹)
かずひろ先生は、神奈川県相模原市で「つむぐ指圧治療室」を開業しております。
ご存知でしょうか。指圧は肩こりや腰痛だけではなくて、実は自律神経の調節がとても得意なんです。その秘訣は「腹部指圧」です。江戸時代では「按腹」とも呼ばれていました。お腹には消化器系や泌尿器系といった臓器があるのはもちろんですが、内臓器の働きを調節する自律神経が張り巡らされています。
自律神経という場合には、一般的に「交感神経」と「副交感神経」が有名です。交感神経は心身を緊張状態として闘争や逃走に適した状態とする役割があり、副交感神経は心身をリラックスさせ消化吸収を促し治癒力をたかめてエネルギーを蓄えるように働きます。
これらは臓器の機能を調節する「遠心性」の自律神経ですが、これ以外に「求心性」の自律神経があります。これを内臓求心性神経といい、実は遠心性線維より遥かに多い数があることが知られています。内臓からの求心性神経は常に脳や脊髄に内臓の情報を伝えています。文字通りこころと身体は繋がっています。内臓の調子が悪ければ、イマイチやる気も起きないのは、無理をしないようにという内臓求心性神経からのメッセージかもしれません。
当室の腹部指圧(按腹)では、母指や四指、手掌をもちいてお腹全体をやわらかくし、組織液の循環をよくして内臓の細胞達ひとつひとつの活性化を心に想い、誠心誠意お腹を施術させていただきます。
「腹を割って話をする」「腹を決める」などという諺があるように、お腹は私たちの身体の根本ともなるところです。だからこそ、内臓器に対する深い理解とともに、誠心誠意お腹の臓器たちに敬意を払い腹部指圧をさせていただいております。
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google mapのレビューも4.8/5 と好評価を頂いております。 解剖学講師は情熱的に、そして指圧師では誠心誠意をモットーとしています。ご来店お待ち申し上げております。

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