問題演習

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【一問一答】8.4.1.8 神経系 – 末梢神経系 脳神経 VIII 内耳神経
【VIII 内耳神経】
内耳神経は ( 性) の脳神経である
純感覚性
感覚と運動の混合性
感覚と副交感の混合性
(解答) 純感覚性
内耳神経は純感覚性の脳神経です。
内耳神経は ( ) から出る
中脳
橋
延髄
(解答) 橋
内耳神経は橋からでます。V〜VIIIが橋から出ます。
内耳神経のうち (A. 神経) は加速度や平衡覚を、 (B. 神経) は聴覚を伝える
A. 蝸牛神経 B. 前庭神経
A. 前庭神経 B. 蝸牛神経
(解答) A. 前庭神経 B. 蝸牛神経
内耳神経は前庭神経と蝸牛神経が合わさったものです。前庭神経は加速度や平衡覚(前庭感覚)を、蝸牛神経は聴覚を伝えます。
前庭神経に付属する神経節を ( 神経節) という
前庭神経節
ラセン神経節
耳神経節
(解答) 前庭神経節
前庭神経に付属する神経節を前庭神経節といいます。
これはアタリマエですね。一応聞いてみただけです。前庭神経も蝸牛神経も「感覚」の神経なので、神経節が付属するということを思い出してほしいです。また感覚の神経節はシナプスの構造はとらず、自律神経の神経節はシナプス構造になっていることも思い出してください。
直進方向の加速度や体の傾きは、球形嚢や卵形嚢にある ( ) により感知され前庭神経に伝えられる
コルチ器
平衡斑
膨大部稜
(解答) 平衡斑
球形嚢と卵形嚢を合わせて前庭といいます。球形嚢は垂直方向の加速度を、卵形嚢は水平方向の加速度と身体の傾きを感知し、前庭神経に伝えます。
前庭 =球形嚢+卵形嚢
前庭器=前庭+半規管
頭部の回転の方向や加速度は、半規管の ( ) により感知され前庭神経に伝えられる
コルチ器
平衡斑
膨大部稜
(解答) 膨大部稜
頭部の回転の方向や加速度は、半規管の膨大部稜により感知され前庭神経に伝えられます。
蝸牛神経に付属する神経節を ( 神経節) という
耳神経節
ラセン神経節
翼口蓋神経節
(解答) ラセン神経節
蝸牛神経に付属する神経節をラセン神経節といいます。
蝸牛とはカタツムリのこと。蝸牛の渦巻きに沿って小さな神経節が並ぶのでラセン神経節といいます。
聴覚情報は蝸牛管の ( ) により感知され蝸牛神経に伝えられる
コルチ器
平衡斑
膨大部稜
(解答) コルチ器
聴覚情報は蝸牛管のコルチ器 (ラセン器) により感知され蝸牛神経に伝えられます。
次の問題
- 【一問一答】8. 神経系
- 8.1.1 神経系概論
- 8.2.1 中枢神経系 – 脊髄
- 8.2.2 中枢神経系 – 延髄と橋
- 8.2.3 中枢神経系 – 中脳
- 8.2.4 中枢神経系 – 小脳
- 8.2.5 中枢神経系 – 間脳
- 8.2.6.1 中枢神経系 – 大脳皮質
- 8.2.6.2 中枢神経系 – 大脳基底核・大脳白質
- 8.2.7 神経系 – 脳室系・髄膜・脳脊髄液
- 8.3.2 神経系 – 下行性伝導路:錐体路 (皮質脊髄路)
- 8.3.3.1 神経系 – 上行性伝導路 (1) 脊髄視床路
- 8.3.3.2 神経系 – 上行性伝導路 (2) 後索-内側毛帯路
- 8.3.3.3 神経系 – 上行性伝導路 (3) 脊髄小脳路
- 8.3.3.4 神経系 – 上行性伝導路 (4) 視覚伝導路
- 8.3.3.5 神経系 – 上行性伝導路 (5) 聴覚伝導路、平衡覚伝導路
- 8.3.3.6 神経系 – 上行性伝導路 (6) 味覚と嗅覚の伝導路
- 8.4.1.1 神経系 – 末梢神経系 脳神経 I 嗅神経
- 8.4.1.2 神経系 – 末梢神経系 脳神経 II 視神経
- 8.4.1.3 神経系 – 末梢神経系 脳神経 III 動眼神経
- 8.4.1.4 神経系 – 末梢神経系 脳神経 IV 滑車神経
- 8.4.1.5 神経系 – 末梢神経系 脳神経 V 三叉神経
- 8.4.1.6 神経系 – 末梢神経系 脳神経 VI 外転神経
- 8.4.1.7 神経系 – 末梢神経系 脳神経 VII 顔面神経
- 8.4.1.8 神経系 – 末梢神経系 脳神経 VIII 内耳神経
- 8.4.1.9 神経系 – 末梢神経系 脳神経 IX 舌咽神経
- 8.4.1.10 神経系 – 末梢神経系 脳神経 X 迷走神経
- 8.4.1.11 神経系 – 末梢神経系 脳神経 XI 副神経
- 8.4.1.12 神経系 – 末梢神経系 脳神経 XII 舌下神経
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