【一問一答】8.4.1.7 神経系 – 末梢神経系 脳神経 VII 顔面神経

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【一問一答】8.4.1.7 神経系 – 末梢神経系 脳神経 VII 顔面神経

【VII 顔面神経】

顔面神経は (   性) の脳神経である

純運動性
感覚と副交感の混合性
感覚と運動と副交感の混合性

(解答) 感覚と運動と副交感の混合性
顔面神経感覚運動副交感の混合性の脳神経です。


脳神経のうち、副交感神経を含むものはIII, VII, IX, X (ミナトク)
そのうち、III だけ運動・副交感の2種類、VII, IX, Xは感覚・運動・副交感の三役そろい踏み。

顔面神経は (   ) より出入りする

中脳

延髄

(解答) 橋
顔面神経より出入りします。橋からでる脳神経はV〜VIII。番号でくくって覚えるとラクです。

橋を出た顔面神経は内耳神経とともに (   ) に入る

上眼窩裂
茎乳突孔
内耳孔

(解答) 内耳孔
橋を出た顔面神経は内耳神経とともに内耳孔に入ります。

内耳道の奥で顔面神経は (   ) に入る

茎乳突孔
顔面神経管

(解答) 顔面神経管
内耳道の奥で顔面神経は顔面神経管に入ります。

顔面神経の運動性線維は (   核) より始まる

孤束核
顔面神経核
上唾液核

(解答) 顔面神経核
顔面神経の運動性線維は顔面神経核より始まります。

顔面神経の運動性線維は (   筋) を支配する

咀嚼筋
表情筋

(解答) 表情筋
顔面神経の運動性線維は表情筋を支配します。

顔面神経の感覚性線維は (    の  覚) を伝える

顔面部の触圧覚
舌前2/3の触圧覚
舌前2/3の味覚

(解答) 舌前2/3の味覚
顔面神経の感覚性線維は舌前2/3の味覚を伝えます。

顔面神経の感覚神経に付属する神経節は (   神経節) である

顎下神経節
翼口蓋神経節
膝神経節

(解答) 膝神経節
顔面神経の感覚神経に付属する神経節は膝神経節です。舌前2/3からの味覚を伝える感覚神経に付属する神経節です。


これはちゃんと勉強しないと、まさか味を伝える神経節が「膝神経節」とはわからないですよね。

味覚情報は (   核) に入力する

孤束核
疑核
上唾液核

(解答) 孤束核
味覚情報は孤束核に入力します。


舌前2/3からの味覚は顔面神経、舌後1/3からの味覚は舌咽神経により伝えられますが、どちらの神経からの味覚情報も孤束核に入力します。孤束核は延髄にあります。

顔面神経の副交感線維は (   核) より始まる

顔面神経核
上唾液核
下唾液核

(解答) 上唾液核
顔面神経の副交感線維は上唾液核より始まります。


上唾液核があるなら、下唾液核も当然あります。
唾液腺の支配神経を考えてみると、顎下腺・舌下腺は顔面神経、耳下腺は舌咽神経支配です。顔面神経はVII、舌咽神経はIX。脳神経は脳の上位より出入りする順に番号が付けられているので、VII 顔面神経のほうが当然上位になります。(V〜VIII 橋、IX〜XII 延髄)。よって上唾液核は顔面神経の副交感、下唾液核は舌咽神経の副交感の起始核となります。

上唾液核からの副交感性節前線維と膝神経節に由来する味覚性線維を合わせた神経を (   神経) という

鼓索神経
大錐体神経
中間神経

(解答) 中間神経
上唾液核からの副交感性節前線維と膝神経節に由来する味覚性線維を合わせた神経を中間神経といいます。


顔面神経は感覚・運動・副交感の3種の成分による混合性神経ですが、顔面神経核由来の運動性線維を狭義の顔面神経といいます。上唾液核由来の副交感性線維と孤束核に入力する膝神経節由来の味覚線維を合わせたものは中間神経と言われます。(顔面神経の出たばっかりの所で、感覚と副交感を合わせたもの)

広義の顔面神経 = 狭義の顔面神経 (SVE) + 中間神経 (SVA,GVE)
中間神経 = 大錐体神経 (GVE) + 鼓索神経 (SVA,GVE)

顔面神経の副交感は (  つ) のルートに分かれる

2つ
3つ

(解答) 2つ
顔面神経の副交感は2つのルートに分かれます。このあたりが顔面神経を理解するためのポイントとなってきます。

顔面神経の副交感成分を伝える神経で、涙腺・鼻腺を支配するものを (   神経) という

鼓索神経
大錐体神経
小錐体神経

(解答) 大錐体神経
顔面神経の副交感成分を伝える神経で、涙腺・鼻腺を支配するものを大錐体神経といいます。


小錐体神経は舌咽神経の副交感線維で耳神経節を経由し耳下腺に向かう神経です。

顔面神経の副交感成分を伝える神経で、顎下腺・舌下腺を支配するものを (   神経) という

小錐体神経
鼓索神経
下歯槽神経

(解答) 鼓索神経
顔面神経の副交感成分を伝える神経で、顎下腺・舌下腺を支配するものを鼓索神経といいます。鼓索神経は顎下腺・舌下腺の副交感線維と、舌前2/3からの味覚線維が合わさった神経です。

顔面神経管の中で、最初に分岐する枝は (   神経) である

鼓索神経
アブミ骨筋神経
大錐体神経

(解答) 大錐体神経
大錐体神経は、顔面神経管の中で最初に分岐する枝です。

涙腺・鼻腺を支配する大錐体神経は (   神経節) で節後線維に接続する

毛様体神経節
翼口蓋神経節
顎下神経節
耳神経節

(解答) 翼口蓋神経節
涙腺・鼻腺を支配する大錐体神経は翼口蓋神経節で節後線維に接続します。

※ 脳神経 III, VII, IX の副交感性神経節は特に重要です。
動眼神経 III → 毛様体神経節 → 瞳孔括約筋・毛様体筋
顔面神経 VII → 翼口蓋神経節 → 涙腺・鼻腺
顔面神経 VII → 顎下神経節 → 顎下腺・舌下腺
舌咽神経 IX → 耳神経節 → 耳下腺

顔面神経管の中で、2番目にだす枝は (   神経) である

アブミ骨筋神経
鼓索神経
後耳介神経

(解答) アブミ骨筋神経
顔面神経管の中で、大錐体神経に続いて、2番目にだす枝はアブミ骨筋神経です。過大な音刺激に曝された際に、アブミ骨の動きを制限して内耳に過剰な振動を伝わらないようにさせます。(音量のリミッター装置)
よって、アブミ骨筋神経の麻痺により、大きな音がそのまま響いてしまう聴覚過敏となります。

顔面神経の中で、3番目にだす枝は (   神経) である

大錐体神経
アブミ骨筋神経
鼓索神経

(解答) 鼓索神経
顔面神経の中で、3番目にだす枝は鼓索神経です。

鼓索神経の働きは (     ) である

舌前2/3の味覚と顎下腺・舌下腺の分泌
顎下腺・舌下腺の分泌と表情筋の運動
舌前2/3の味覚と表情筋の運動

(解答) 舌前2/3の味覚と顎下腺・舌下腺の分泌
鼓索神経の働きは舌前2/3の味覚唾液 (顎下腺・舌下腺) の分泌です。


梅干しをたべて酸っぱいと感じて、唾液が出るのは鼓索神経の働きです。コサックダンスをしながら梅干しを食べるイメージです。

鼓索神経に含まれる顎下腺・舌下腺を支配する副交感性線維は (   神経節) で節後線維に接続する

毛様体神経節
翼口蓋神経節
顎下神経節
耳神経節

(解答) 顎下神経節
鼓索神経に含まれる顎下腺・舌下腺を支配する副交感性線維は顎下神経節で節後線維に接続します。

※ (何度もいいますが) 脳神経 III, VII, IX の副交感性神経節は特に重要です。
動眼神経 III → 毛様体神経節 → 瞳孔括約筋・毛様体筋
顔面神経 VII → 翼口蓋神経節 → 涙腺・鼻腺
顔面神経 VII → 顎下神経節 → 顎下腺・舌下腺
舌咽神経 IX → 耳神経節 → 耳下腺

顔面神経は (   ) より顔面部の皮下にでて表情筋を支配する

内耳孔
頚静脈孔
茎乳突孔

(解答) 茎乳突孔
顔面神経は茎乳突孔より顔面部の皮下にでて表情筋を支配します。


顔面神経管を走行する途中で、大錐体神経と鼓索神経を分岐することで感覚性線維と副交感性線維が全て枝分かれします。よって茎乳突孔から顔面部の皮下にでる成分はすべて運動性線維のみです。

茎乳突孔を出た顔面神経は (   腺) を貫き、表情筋に分布する

顎下腺
舌下腺
耳下腺

(解答) 耳下腺
茎乳突孔を出た顔面神経耳下腺を貫き、表情筋に分布します。


顔面神経は耳下腺を貫きますが、耳下腺の分泌には一切関与していません。耳下腺の分泌を促すのは舌咽神経です。くれぐれも混同しないようにしてください。

茎乳突孔を出た後に分岐する後耳介神経は (A.  舌骨筋) や (B. 顎二腹筋 腹) を支配する

A. 茎突舌骨筋 B. 顎二腹筋後腹
A. 顎舌骨筋  B. 顎二腹筋前腹

(解答) A. 茎突舌骨筋 B. 顎二腹筋後腹
茎乳突孔を出た後に分岐する後耳介神経は茎突舌骨筋顎二腹筋後腹を支配します。

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