【一問一答】8.4.1.10 神経系 – 末梢神経系 脳神経 X 迷走神経

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【一問一答】8.4.1.10 神経系 – 末梢神経系 脳神経 X 迷走神経

【迷走神経】

迷走神経は (   性) の脳神経である

純副交感性
運動と副交感の混合性
感覚と運動と副交感の混合性

(解答) 感覚と運動と副交感の混合性
迷走神経は感覚運動副交感の混合性の脳神経です。

迷走神経は (   ) より出る

中脳

延髄

(解答) 延髄
迷走神経は延髄より出ます。IX〜XII延髄

迷走神経は (   ) より頭蓋底を出る

頚静脈孔
大後頭孔
卵円孔

(解答) 頚静脈孔
迷走神経頚静脈孔より頭蓋底を出ます。


(しつこいようですが)頚静脈孔IX,X,XIが通過します。頭蓋底の孔と通過する脳神経は番号でくくって覚えるのが効率良いです。

咽頭下部・喉頭や胸腹部内臓の臓性知覚は (   神経) により伝えられる

舌咽神経
迷走神経
副神経

(解答) 迷走神経
咽頭下部・喉頭や胸腹部内臓の臓性知覚は迷走神経により伝えられます。


【舌咽神経と迷走神経による咽頭支配】
舌咽神経と迷走神経は共同して咽頭の感覚や運動を支配します。おおまかに分類すると、舌咽神経は咽頭上部、迷走神経は咽頭下部と喉頭が支配域となっています。
「舌咽神経」は「舌から咽頭にかけて支配する神経」という意味なので、咽頭でも舌に近い側、つまり咽頭上部であると名前から推測できます。迷走神経は胸腹部内臓に広く分布する神経でもあるので、咽頭でいえば下部であると推測できます。このように理屈付けして覚えていくと忘れにくくなります。

咽頭下部・喉頭や胸腹部内臓の臓性知覚を伝える迷走神経に付属する神経節は (   神経節) である

下神経節
上頚神経節
幹神経節

(解答) 下神経節
下神経節は咽頭下部・喉頭や胸腹部内臓の臓性知覚を孤束核に伝える神経節です。

下神経節は舌咽神経、迷走神経共通の臓性知覚を伝える神経節です。

【舌咽神経と迷走神経の共通点】

  • 臓性知覚 → 下神経節 → 孤束核
    • IX 舌後1/3味覚(SVA) → 下神経節 → 孤束核 (外側部)
    • IX 舌後1/3,鼓室,耳管,咽頭上部の臓性知覚 (GVA) → 下神経節 → 孤束核 (内側部)
    • IX 頚動脈洞・頚動脈小体 (GVA)  → 下神経節 → 孤束核 (内側部)
    • X 喉頭蓋の味覚 (SVA) → 下神経節 → 孤束核 (外側部)
    • X 喉頭蓋, 喉頭, 咽頭下部, 胸腹部臓器の臓性知覚 (GVA)  → 下神経節 → 孤束核 (外側部)
  • 体性知覚 → 上神経節 → 三叉神経脊髄路核
    • IX 耳介後方の小領域の体性知覚 (GSA) → 上神経節 → 三叉神経脊髄路核
    • X 耳介と外耳道の体性知覚 (GSA)  → 上神経節 → 三叉神経脊髄路核
  • 疑核 → 運動
    • IX 疑核 → 茎突咽頭筋, 上部咽頭筋 (SVE)
    • X 疑核 → 喉頭と咽頭下部の筋 (SVE)
耳介や外耳道の一部の感覚も (   ) により伝えられる

舌咽神経
迷走神経

(解答) 迷走神経
耳介外耳道の一部の感覚も迷走神経により伝えられます。耳かきの気持ちよさは実は迷走神経が感じていたんですね。


この耳介や外耳道からの感覚は一般体性求心性 (GSA) の情報で、上神経節を経由して三叉神経脊髄路核に入力します

迷走神経の枝である (A.   ) は右は鎖骨下動脈の下を、左は大動脈弓の下を回り反転して上行し、 (B.   ) に分布する

A. 反回神経  B. 喉頭
A. 翼口蓋神経 B. 鼻粘膜

(解答) A. 反回神経  B. 喉頭
迷走神経の枝である反回神経は右は鎖骨下動脈の下を、左は大動脈弓の下を回り反転して上行し、喉頭に分布します。

発声は (   神経) の働きによる

舌咽神経
迷走神経
舌下神経

(解答) 迷走神経
発声迷走神経の運動成分による働きです。喉頭筋に分布する反回神経は迷走神経の枝であることを忘れないようにしてください。

迷走神経の副交感線維は (   核) より起始する

迷走神経背側核
疑核
孤束核

(解答) 迷走神経背側核
迷走神経の副交感線維は迷走神経背側核 (迷走神経背側運動核) より起始します。

迷走神経の副交感線維は胸腹部内臓に広く分布するが、膀胱・子宮・直腸などの骨盤内臓器の副交感支配は (   神経) による

骨盤神経
下腹神経

(解答) 骨盤神経
迷走神経の副交感線維は胸腹部内臓に広く分布するが、膀胱・子宮・直腸などの骨盤内臓器の副交感支配は骨盤神経によります。(下腹神経は骨盤内臓器に分布する交感神経)

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