鎖骨下動脈・腋窩動脈の走行と筋

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暗記用画像スライダー(真ん中の線を左右に動かせます)

こちらは鎖骨下動脈〜腋窩動脈の走行です。鎖骨下動脈は上肢の動脈の本幹であるとともに、頸部(脳)・肩・胸部に枝を送ります。

斜角筋隙を貫通する前で椎骨動脈を出したのち、内胸動脈甲状頸動脈肋頸動脈を順番に分枝します。第1肋骨より外側で鎖骨下動脈はそのまま腋窩動脈に移行します。

鎖骨下動脈の枝は「ツナコロッケ」という超有名なゴロがあります。

第1番目の枝はツナコロッケの「ツ」椎骨動脈です。椎骨動脈は斜角筋隙を貫通する前で分岐し、この図では見えませんが、第6頸椎より上位の横突孔を上行し、大後頭孔より頭蓋腔へ入ります。頭蓋腔内にはいった椎骨動脈は、延髄と橋の境界近辺で左右が合わさり、脳底動脈となります。

2番目に分岐する枝はツナコロッケの「ナ」内胸動脈です。これは胸骨と肋骨を接続する肋軟骨部の後面を下行していきます。各肋間で、前肋間枝をだし肋間部を前から後ろへと栄養して、側胸部にて肋間動脈と吻合します。

その後、内胸動脈はさらに下行し、心膜横隔動脈や筋横隔動脈を分岐した後、腹壁へと達すると、上腹壁動脈となります。上腹壁動脈は臍の高さにて、外腸骨動脈の枝である下腹壁動脈と吻合します。

3番目の枝はツナコロッケの「コ」、甲状頚動脈です。これはすぐに下甲状腺動脈、上行頚動脈、頚横動脈、肩甲上動脈の4枝に分かれます。

この中では下甲状腺動脈がよく試験にだされます。下甲状腺動脈が鎖骨下動脈系であるのに対し、上甲状腺動脈は外頚動脈の枝であることに注意です。

また、頚横動脈は僧帽筋は、肩甲上動脈は棘上筋を栄養した後に、肩甲頚を回り棘下窩に肺って、腋窩動脈の枝の肩甲回旋動脈と吻合します。

鎖骨下動脈の4番目の枝はツナコロッケの「ロッケ」肋頚動脈です。 こちらは深頚動脈と最上肋間動脈へと分岐します。

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    かずひろ先生は、神奈川県相模原市で「つむぐ指圧治療室」を開業しております。 現在、スタッフは私と妻の二人で行なっています。二人とも厚生労働大臣認定の国家資格をもったあん摩マッサージ指圧師です。個人店だからこそできる、きめ細かなアドバイス。誠心誠意の指圧治療でみなさまのこころと身体の健康に貢献していきます。

    オンラインでは解剖学講師。そしてオフラインでは指圧師。 解剖学と同じくらい、指圧のひと押しにこだわっています。体重を載せるのではなく、下半身からの抗重力筋の連動動作により、足部・膝関節・股関節・背部〜肘関節にかけてのほんの少しの伸展を積み重ね反作用にて押圧いたします(反作用圧法)。この圧法の利点は、ごく軽い圧から強い圧まで正確なコントロールを保って押圧できること、そして上下に貫通するベクトルの中で押圧を行なうので、正確な垂直圧となることです。 (昨年までは反作用圧法セミナーを毎月開催していたのですが、コロナの影響で技術セミナーは自粛しております。2人集めてもらえればオンデマンドで技術セミナーを開催できますので、ご相談ください)

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