副鼻腔・鼻涙管と耳管の開口部位

note 解剖学マガジン

ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。そんな方におすすめです。

かずひろ先生の解剖学マガジンのポイント
1 とにかく図が豊富
2 解説、一問一答、国試過去問で効率良く学べる
3 ポイントは表形式でまとめられ、覚えるポイントが明確
4 オンライン講座と連動。アーカイブ動画で何度でも学習できる

解剖学マガジン|note

 

副鼻腔の開口部位のポイントは
「基本的に副鼻腔の開口部位は中鼻道。よって中鼻道以外に開口するものを覚えれば良い。」
蝶形骨洞:鼻腔の後上方
後篩骨洞:上鼻道
それ以外の副鼻腔:中鼻道

また関連知識として
鼻涙管:下鼻道
耳管:咽頭鼻部
も抑えておく。

名称開口部位
蝶形骨洞鼻腔の後上方(蝶篩陥凹)
篩骨洞後篩骨洞上鼻道
中篩骨洞中鼻道(篩骨胞表面)
前篩骨洞中鼻道(半月裂孔)
前頭洞中鼻道(半月裂孔)
上顎洞中鼻道(半月裂孔)
鼻涙管下鼻道
耳管咽頭鼻部
副鼻腔

頭蓋骨の中の空洞で、鼻腔と交通しているものを副鼻腔という。前頭洞上顎洞篩骨洞蝶形骨洞からなる。前の3者は中鼻道に開口する(篩骨洞の後部は上鼻道に開口する)。蝶形骨洞は鼻腔の後上方に開く。副鼻腔の内面は鼻粘膜の続きにおおわれ、しばしば鼻腔の炎症が波及して副鼻腔炎を起こす。副鼻腔は鼻腔への出口が狭いので、膿(うみ)の排出が困難でしばしば蓄膿症となる。蓄膿症の治療として洞洗が行われるが、副鼻腔の鼻腔開口部から洗浄器が差し込まれてその中が洗われる。(p.63 副鼻腔)

鼻涙管

涙は内眼角(目がしら)のほうへと流れて集まり、上下の涙点から涙小管に吸収される。涙小管は鼻根部にある涙嚢に開き、涙嚢の下端に続く鼻涙管により下鼻道に注ぐ。涙は、こうして絶えず少しずつ鼻腔に流れ込んでいる。(p.152 涙器)

耳管

咽頭は鼻部・口部・喉頭部の3部に分けられる。鼻部の天井の粘膜は表面に凹凸が見られ、咽頭扁桃というリンパ組織がある。鼻部の左右の側壁には耳管の開口部があり鼓室に通じている。通常は閉じられているが、物を飲み込むときに、この管が開き鼓室の気圧と外気圧の違いが調整される。耳管の開口部を取り巻き耳管扁桃が見られる。(p.76 咽頭の区分)

note 解剖学マガジン

ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。そんな方におすすめです。

かずひろ先生の解剖学マガジンのポイント
1 とにかく図が豊富
2 解説、一問一答、国試過去問で効率良く学べる
3 ポイントは表形式でまとめられ、覚えるポイントが明確
4 オンライン講座と連動。アーカイブ動画で何度でも学習できる

解剖学マガジン|note

 

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

スポンサードリンク
PAGE TOP