鼻腔の内側壁と咽頭・喉頭

note 解剖学マガジン

ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。そんな方におすすめです。

かずひろ先生の解剖学マガジンのポイント
1 とにかく図が豊富
2 解説、一問一答、国試過去問で効率良く学べる
3 ポイントは表形式でまとめられ、覚えるポイントが明確
4 オンライン講座と連動。アーカイブ動画で何度でも学習できる

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こちらは正中よりやや左側の矢状面より、左の鼻腔の内側壁をみた図です。

    • 鼻中隔:鼻腔の内側壁。鼻腔を左右に仕切る
    • 外鼻孔:鼻腔の入り口
    • 後鼻孔:鼻腔の出口、咽頭に続く
    • 副鼻腔:鼻腔の周囲にある空洞
      • 前頭洞:中鼻道に開口
      • 蝶形骨洞:鼻腔の後上方に開口
    • 口蓋:鼻腔と口腔を仕切る
      • 硬口蓋:上顎骨+口蓋骨
      •  軟口蓋:粘膜と筋肉
    • 口腔前庭:歯列弓と頬の間
    • 固有口腔:歯列弓の後ろ(固有=ほんとうのという意味)
    • オトガイ舌筋
  • 頚部前面
    • 舌骨:顔面頭蓋の骨に分類されるが、他の頭蓋骨とはまったく分離独立している。他の骨と関節をつくらない。
    • 中舌骨甲状靭帯(正中甲状舌骨靭帯):甲状舌骨膜の正中で肥厚している部位。弾性線維を豊富にもつ。
    • 甲状腺峡部:甲状腺の正中の狭くなっている部位
  • 喉頭
    • 甲状軟骨:喉頭にて喉頭隆起(のど仏)をつくる軟骨
    • 仮声帯(前庭ヒダ):声帯ヒダの上方にあるヒダ。仮声帯と声帯ヒダの間を喉頭室という
    • 声帯:内側の声帯靭帯と外側の声帯筋よりなる。披裂軟骨前面から甲状軟骨後面にかけて張っている
    • (披裂軟骨)声帯突起:披裂軟骨の前端で声帯が付着する部位
    • 輪状軟骨:喉頭の土台をなす指輪型の軟骨
  • 咽頭
    • 咽頭鼻部:咽頭のうち鼻腔の後ろ
      • 耳管咽頭口:耳管が開口する部位
      • 咽頭扁桃:咽頭円蓋の後壁にひとつ存在。
        咽頭扁桃が肥大したものがアデノイド
      • 耳管扁桃:耳管咽頭口の周囲に対をなして存在
    • 咽頭口部:咽頭のうち、口腔の後ろ
      • 口蓋扁桃:口峡の側壁に対をなして存在
      • 舌扁桃:舌根部の広く広がる
      • 口蓋咽頭弓:口蓋咽頭筋の与えるヒダ。口蓋舌弓と口蓋咽頭弓の間を扁桃窩といい、口蓋扁桃がおさまる。
    • 咽頭喉頭部:咽頭のうち、喉頭の後ろ
      • 喉頭蓋:嚥下の際に喉頭口を閉じる。喉頭蓋軟骨は弾性軟骨。
      • 小角結節:披裂軟骨の上方に載る小角軟骨によりつくられる膨らみ
      • 横披裂筋:左右の披裂軟骨を引き寄せ声門を閉じる
  • 頚部の下部
    • 気管
    • 食道
  • 骨と骨の部位
    • トルコ鞍:蝶形骨体の上面にあり、中央の凹みは下垂体窩という。
    • 環椎:第1頚椎。椎体がない
      (第1頚椎の椎体は発生の段階で分離し、第2頚椎の歯突起となる)
    • 歯突起:第2頚椎(軸椎)の椎体より上方にとびでる突起。環椎と環軸関節を形成

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1・2年生の方は、解剖生理の根本理解、3年生は国試×臨床力の向上をめざしてがんばってください!

【3-2 (1)】呼吸器系 – 咽頭・喉頭 解説|黒澤一弘|note

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