Contents
暗記用画像スライダー


橈側皮静脈と尺側皮静脈(上肢の皮静脈)
皮下を走る皮静脈は、動脈に伴行しません。
皮静脈はどこかで深部を走る静脈に合流します。どこで深静脈に合流するかもよく問われます。
上肢では橈側皮静脈と尺側皮静脈、そして肘窩で両者の間を斜めに走る肘正中皮静脈があります。
試験には橈側皮静脈がよく出題されます。橈側なので親指側から始まり、前腕橈側を上行し、上腕では上腕二頭筋外側縁を走ります。
そして、三角筋胸筋溝(鎖骨胸筋三角)より、深部の腋窩静脈へと注ぎます。
一方、尺側皮静脈は尺側なので小指側から始まります。
前腕尺側、上腕筋内側縁を走り、腋窩の下縁付近で、深部の静脈(上腕静脈あるいは腋窩静脈)に注ぎます。
腋窩の前壁は大胸筋、後壁は広背筋です。つまり前かみて大胸筋の下縁を通り過ぎれば腋窩静脈、手前であれば上腕静脈となります。
人間が勝手に、ここは腋窩静脈、こっちは上腕静脈と名前付けしているだけなので、尺側皮静脈さんにとっては、そんなことどうだっていいのです。
で、「○○ あるいは ○○」とかなっていると、問題を出す側からすると出しにくいのです。
だから、上肢の皮静脈に関しては橈側皮静脈のほうが圧倒的に出題されます。
また、肘窩にて橈側皮静脈と尺側皮静脈の間を走る肘正中皮静脈は、採血や静脈内注射によく用いられます。
知識の確認
- ( )は手背静脈叢の橈側より起こり、前腕の橈側、(上腕二頭筋 側縁)を通り、( )より( 静脈)に注ぐ解答
- ( )は手背静脈叢の尺側より起こり、前腕の尺側、(上腕二頭筋 側縁)を通り、( の下縁付近)より深部の静脈( 静脈あるいは 静脈)に注ぐ解答
- 肘窩にて橈側皮静脈と尺側皮静脈の間を走る( )は、採血や静脈内注射によく用いられる。解答
note【徹底的国試対策】解剖学マガジン
zoom解剖学と連動した資料です。こちらは記事タイプなのでモバイルやPCでいつでも学習を進められるように構成しています。
静脈系 問題演習データ(一問一答・国試過去問)プレゼント
プリントダウンロードページです。問題演習データを無料ダウンロードできます。
解説や問題の赤入れ解答は月額制マガジンにて提供しています。
【2-4 (0)】循環器系 − 静脈系 学習プリント|黒澤一弘|note
YouTube 静脈系解説
【徹底的国試対策】解剖学マガジン リンク|note
- かずひろ先生の【徹底的国試対策】解剖学 マガジン(月額1,980円)|note
-
- 【1–1(0)】人体の構成 - 細胞 プリント
- 【1–2(0)】人体の構成 - 組織 プリント
- 【1–2(1)】人体の構成 - 上皮組織 解説
- 【1–2(2)】人体の構成 - 結合組織(解説)
- 【1–2(3)】人体の構成 - 上皮組織 一問一答
- 【1–2(4)】人体の構成 - 結合組織① 線維性結合組織(一問一答)
- 【1–2(5)】人体の構成 - 結合組織② 軟骨組織(一問一答)
- 【1–2(6-1)】人体の構成 - 結合組織③ 骨組織(一問一答)
- 【1–2(6-2)】人体の構成 - 結合組織④ 血液(一問一答)
- 【1–2(7)】人体の構成 - 上皮組織・結合組織 国試過去問
- 【1–2(8)】人体の構成 - 筋組織 解説
- 【1–2(9)】人体の構成 - 神経組織 解説
- 【1–2(10)】人体の構成 - 筋組織 一問一答
- 【1–2(11)】人体の構成 - 神経組織(一問一答)
- 【1–2(12)】人体の構成 - 筋組織・神経組織(国試過去問)
- 【1–3(0)】人体の構成 - 体表構造(皮膚) プリント
- 【1–4(0)】人体の構成 - 人体の方向と区分 プリント
- 【2–1(0)】循環器系 - 血管系概論 プリント
- 【2–2(0)】循環器系 - 心臓 プリント
- 【2–3(0)】循環器系 - 動脈系 プリント
- 【2–4(0)】循環器系 - 静脈系 プリント
- 【2-5(0)】循環器系 - 胎児循環 プリント
- 【2-6(0)】リンパ系 プリント
-
【徹底的国試対策】解剖学マガジン 5つのポイント
① 豊富な図とまとめの表
イメージがつきやすくポイントを暗記するだけでなく、理解できるように作ってあります。
② 徹底的な問題演習
基礎力をまんべんなく養う一問一答。国試対策に直結する国試過去問はあマ指、鍼灸を始め、柔道整復、看護、PT,OTなども収録。
③ スマホにて隙間時間学習
各単元の解説、一問一答、国試過去問解説を図表とともに記事形式で見ることができます。通勤通学などのスキマ時間をつかって効率的学習。
④ こだわりのプリントPDFデータ
勉強の王道は、やはり机に向かって教科書とともに紙ベースで書き込んだり、調べたりしながら学習していくことだと思います。資料プリントのPDFデータは出版用のソフトを用いて、段落がページを跨がないように工夫して作ってあります。タブレットでもいいですが、ぜひ印刷して教科書とともに勉強してください。
⑤ zoom解剖学と連動
全ての内容がzoom解剖学オンライン講座と連動しています。zoom解剖学のアーカイブ動画はYouTubeでご覧いただけます。プリントと教科書とともに、YouTubeでアーカイブ動画を見ながら勉強、ポイントになる箇所に線を引いたり、曖昧な用語を調べたりして学習することで、根本から理解が促されます。
つむぐ指圧治療室・相模大野|自律神経を整える腹部指圧(按腹)
かずひろ先生は、神奈川県相模原市で「つむぐ指圧治療室」を開業しております。
ご存知でしょうか。指圧は肩こりや腰痛だけではなくて、実は自律神経の調節がとても得意なんです。その秘訣は「腹部指圧」です。江戸時代では「按腹」とも呼ばれていました。お腹には消化器系や泌尿器系といった臓器があるのはもちろんですが、内臓器の働きを調節する自律神経が張り巡らされています。
自律神経という場合には、一般的に「交感神経」と「副交感神経」が有名です。交感神経は心身を緊張状態として闘争や逃走に適した状態とする役割があり、副交感神経は心身をリラックスさせ消化吸収を促し治癒力をたかめてエネルギーを蓄えるように働きます。
これらは臓器の機能を調節する「遠心性」の自律神経ですが、これ以外に「求心性」の自律神経があります。これを内臓求心性神経といい、実は遠心性線維より遥かに多い数があることが知られています。内臓からの求心性神経は常に脳や脊髄に内臓の情報を伝えています。文字通りこころと身体は繋がっています。内臓の調子が悪ければ、イマイチやる気も起きないのは、無理をしないようにという内臓求心性神経からのメッセージかもしれません。
当室の腹部指圧(按腹)では、母指や四指、手掌をもちいてお腹全体をやわらかくし、組織液の循環をよくして内臓の細胞達ひとつひとつの活性化を心に想い、誠心誠意お腹を施術させていただきます。
「腹を割って話をする」「腹を決める」などという諺があるように、お腹は私たちの身体の根本ともなるところです。だからこそ、内臓器に対する深い理解とともに、誠心誠意お腹の臓器たちに敬意を払い腹部指圧をさせていただいております。
指圧サブスクリプション制度
指圧が週1回 20%オフで受けることができます
医院ではなかなか相談できない、もしくは時間がなくて聞けないようなちょっとした健康に対する疑問もぜひご相談ください。より良い人生を送るための信頼できる健康請負人として、ぜひご指名ください。
google mapのレビューも4.8/5 と好評価を頂いております。 解剖学講師は情熱的に、そして指圧師では誠心誠意をモットーとしています。ご来店お待ち申し上げております。

コメント