関節の構造(関節軟骨・関節包・関節腔)

note 解剖学マガジン

ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。そんな方におすすめです。

かずひろ先生の解剖学マガジンのポイント
1 とにかく図が豊富
2 解説、一問一答、国試過去問で効率良く学べる
3 ポイントは表形式でまとめられ、覚えるポイントが明確
4 オンライン講座と連動。アーカイブ動画で何度でも学習できる

解剖学マガジン|note

 

膝痛などに代表される関節の痛み。原因は一律ではないので、対処法もひとつではありません。より効率的な施術やセルフメンテナンスなどを目的として、ここでは「関節の構造」についてみてみます。

関節の構造

関節は2つ以上の骨を連結するものです。関節は関節包に包まれ、向かい合う骨の部分は関節軟骨に被われています。

関節腔の内部は滑液で満たされています。

関節軟骨

関節内で向かい合う骨同士の表面をおおう軟骨。弾力性のある軟骨で被われていることで、関節は滑らかに動くことができます。

※ 変形性関節症では、何らかの原因で関節軟骨がすり減り、軟骨下の骨板が露出してきます。その部分に荷重が加わり続けることで、肥厚硬化や骨壊死が出現し、荷重の加わらない部分では骨軟骨の増殖により骨棘が形成されます。

関節包

関節部分で2つ以上の骨を包む膜。内側の滑膜と外側の線維膜よりなる。関節包に囲まれた関節内の空洞を関節腔と言います。

滑膜

滑液という関節内を満たす液体を分泌する膜。関節包の内側で、関節腔に面しています。

滑液はヒアルロン酸や蛋白質などを含み、粘り気があり、関節の動きを滑らかにする潤滑油の働きをしています。 また、関節軟骨自体には血管が分布していないので、滑液を通して栄養分を補給したり老廃物を排出しています。

※ 関節の炎症などにより、滑液の分泌が異常に高まった状態が、いわゆる「関節に水がたまる」状態です。

線維膜

骨膜の続きで、関節方の外側をなします。膠原線維(コラーゲン)が非常に豊富で丈夫な膜です。関節の丈夫さを作り出します。

関節痛について

関節の痛みなどが有ると、歩いたり運動したりなど身体を動かす機会が減ってしまいがちです。ですが必要以上の安静は、筋力を低下させてしまい、さらに身体を動かさなくなるという悪循環となってしまいます。

お医者様で処方される薬物療法とともに、適度な運動を行なうことが大切です。その結果、筋力を取り戻し、骨も丈夫になり、結果として軟骨も保護される期待がもてます。

指圧療法では筋や筋膜にアプローチすることにより、身体の痛みを低減させ、また筋骨格のバランスを整えることで、動きやすい身体の状態を作り出すお手伝いをできます。また随時、適切な関節運動なども取り入れて関節の動きを良くしたり、関節液(滑液)の循環を良くすることも目的とします。

つむぐ指圧治療室』では、個々の症状やライフスタイルに合わせて適切な施術とセルフメンテナンスのアドバイスをいたしますので、どうぞご相談ください。

【無料】解剖生理メルマガやってます

  • 厳選した国試過去問を毎日お昼におとどけ
  • 答えだけでなく、画像付きで解説!問題を解く考え方も
  • 勉強法のアドバイスやおすすめの参考書の紹介
  • オンライン講座のお知らせ

解剖生理メールマガジン
登録フォーム

以下にお名前とアドレスを入れていただきますと、登録できます。登録解除もいつでもできるので、お気軽にお試しください。

    取得中もしくはお持ちの資格

    We respect your privacy. Unsubscribe at anytime.

    note 解剖学マガジン

    ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。そんな方におすすめです。

    かずひろ先生の解剖学マガジンのポイント

    1 とにかく図が豊富
    2 解説、一問一答、国試過去問で効率良く学べる
    3 ポイントは表形式でまとめられ、覚えるポイントが明確
    4 オンライン講座と連動。アーカイブ動画で何度でも学習できる

    解剖学マガジン|note

     

    つむぐ指圧治療室・相模大野|筋膜リリースも取り入れた効果的施術

    かずひろ先生は、神奈川県相模原市で「つむぐ指圧治療室」を開業しております。

    指圧のターゲットは筋肉だけではありません。皮膚、結合組織、筋膜、そして筋肉。骨(骨膜)や、血管、神経にアプローチすることも多々あります。

    机上の解剖学だけでは面白くありません。私は手技療法家の立場から解剖学を追求し、それを施術へと活かし、そしてまた解剖学の講義へとそれを活かしていくことをライフワークとしています。環のように巡らし、痛みや不調で悩んでいる方々の助けとなり、そして医療従事者を目指す方々の力にもなれたら、こんな嬉しいことはありません。

    つむぐ指圧治療室HPへ

    指圧サブスクリプション制度

    指圧が週1回 20%オフで受けることができます

    医院ではなかなか相談できない、もしくは時間がなくて聞けないようなちょっとした健康に対する疑問もぜひご相談ください。より良い人生を送るための信頼できる健康請負人として、ぜひご指名ください。

    指圧サブスクリプション

    google mapのレビューも4.8/5 と好評価を頂いております。 解剖学講師は情熱的に、そして指圧師では誠心誠意をモットーとしています。ご来店お待ち申し上げております。

    google map|つむぐ指圧治療室

    友だち追加つむぐ指圧治療室

    note 解剖学マガジン

    ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。そんな方におすすめです。

    かずひろ先生の解剖学マガジンのポイント
    1 とにかく図が豊富
    2 解説、一問一答、国試過去問で効率良く学べる
    3 ポイントは表形式でまとめられ、覚えるポイントが明確
    4 オンライン講座と連動。アーカイブ動画で何度でも学習できる

    解剖学マガジン|note

     

    最近の記事

    • 関連記事
    • おすすめ記事
    • 特集記事

    コメント

    この記事へのコメントはありません。

    スポンサードリンク
    PAGE TOP