III型アレルギー(免疫複合型・アルサス型)【画像+プチ解説】

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III型アレルギー(免疫複合型・アルサス型)

III型アレルギーは、抗原と抗体が複数結びついて塊となった免疫複合体抗原抗体複合体)が組織に沈着。補体が活性化され炎症が引き起こされ、好中球の遊走などを伴い、組織が障害されていきます。

免疫複合型アルサス型とも言われます。

疾患例

  • 血清病
    抗血清などの異種タンパク投与後に生じる免疫複合体病。発熱・皮疹・リンパ節腫脹・関節痛が四徴とされます。抗原暴露から1週間ほ ど経て抗体が産生される頃に出現します。
  • ループス腎炎
  • 急性糸球体腎炎
    抗原過剰の状態で形成された免疫複合体は可溶性なので、貪食細胞に捕縛されにくく、また補体活性化能力が低いため補体を介した分解を受けにくい性質があります。そのため複合体は血中を循環し続けてやがては腎糸球体の基底膜に沈着して腎炎を発症します。

病態生理

免疫複合体は、補体を活性化します。活性化された補体は、細胞膜を破壊し、肥満細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質を放出させて血管透過性を亢進します。これによって血漿成分の滲出、白血球の浸潤がもたらされ、血液凝固系が活性化されて線維素の析出が生じます。こうして免疫複合体の沈着する組織に炎症性の組織障害が生じます。

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