【一問一答】5.2 泌尿器系 – 尿路

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ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。そんな方におすすめです。

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【一問一答】5.2 泌尿器系 – 尿路

【尿管】

尿道は腎臓から膀胱へ尿を運ぶ


×

(解答) ×
尿管は腎臓から膀胱へ尿を運びます。


尿管と尿道のひっかけに注意してください。わかっていても、国家試験の場などで緊張していると見間違えてしまうこともあります。こんなひっかけにひっかかっちゃったらもったいない!

尿管の粘膜は (  上皮) でおおわれる

多列上皮
移行上皮
単層円柱上皮

(解答) 移行上皮
尿管の粘膜は移行上皮でおおわれます

尿管は蠕動運動を行う


×

(解答) ○
尿管は1分間に4~5回の周期的な蠕動運動により尿をしごくように膀胱へ送ります。

尿管は (  ヶ所) の狭窄部位をもつ

2ヶ所
3ヶ所
4ヶ所

(解答) 3ヶ所
尿管は3ヶ所狭窄部位をもちます。

総腸骨動脈との交叉部は尿管の (第  狭窄部位) である

第1狭窄部位
第2狭窄部位
第3狭窄部位

(解答) 第2狭窄部位
総腸骨動脈との交叉部は尿管の第2狭窄部位です。

狭窄部位 場所
第1狭窄部位 腎孟から尿管への移行部
第2狭窄部位 総腸骨動静脈との交叉部
第3狭窄部位 膀胱壁を貫く部

【膀胱】

膀胱は (   ) の後方にある

直腸
恥骨結合

(解答) 恥骨結合
膀胱は恥骨結合のすぐ後方にあります。男性では膀胱-直腸、女性では膀胱-子宮-直腸と並んでいます。

左右の尿管口と内尿道口は (   ) をつくる

尿生殖三角
膀胱三角

(解答) 膀胱三角
左右の尿管口と内尿道口は膀胱三角をつくります。ここは膀胱壁の他の部分と異なり粘膜にヒダがなく膀胱が充満しても伸展しない部分です。

膀胱壁は (   上皮) でおおわれ、膀胱の伸展度に応じて形を変える

多列上皮
移行上皮
重層扁平上皮

(解答) 移行上皮
膀胱壁は移行上皮でおおわれ、膀胱の伸展度に応じて形を変えます。

膀胱の尿道への出口では筋層が輪状に並び (   ) をつくる

尿道括約筋
膀胱括約筋

(解答) 膀胱括約筋
膀胱の尿道への出口 (内尿道口) では筋層が輪状に並び膀胱括約筋をつくります。

膀胱括約筋は別名、 (   ) という

内尿道括約筋
外尿道括約筋

(解答) 内尿道括約筋
膀胱括約筋は別名、内尿道括約筋といいます。

・膀胱括約筋=内尿道括約筋
・尿道括約筋=外尿道括約筋

膀胱括約筋は (  筋) でできる

横紋筋
平滑筋

(解答) 平滑筋
膀胱括約筋平滑筋で構成されます。平滑筋なので自律神経により支配されます。

膀胱括約筋を収縮させる神経は (   神経) である

下腹神経
骨盤神経
陰部神経

(解答) 下腹神経
膀胱括約筋を収縮させる神経は下腹神経です。

膀胱への自律神経の作用は、交感神経で蓄尿副交感神経で排尿です。骨盤内臓器を支配する交感神経は下腹神経で、副交感神経は骨盤神経です。よって下腹神経は蓄尿に働くので膀胱括約筋を収縮させ、排尿筋を弛緩させます。また骨盤神経は排尿に働くので、排尿筋を収縮させます。

支配神経 受容体
下腹神経
(交感神経)
※ T12-L2
排尿筋弛緩 アドレナリンβ受容体
内尿道括約筋収縮 アドレナリンα受容体
骨盤神経
(副交感神経)
※ S2-S4
排尿筋収縮 アセチルコリン ムスカリン受容体
陰部神経
(体性運動神経)
※ S2-S4
外尿道括約筋収縮 アセチルコリン ニコチン受容体

【尿道】

男性の尿道の長さは (   ) である

3cm
6〜8cm
16〜18cm

(解答) 16〜18cm
男性の尿道は女性に比べて長く、16〜18cmある。

男性の尿道は (  部) に分かれる

2部
3部
4部

(解答) 3部
男性の尿道は3部に分かれます

男性の尿道で最初の部は (   部) である

前立腺部
隔膜部
海綿体部

(解答) 前立腺部
男性の尿道は膀胱の内尿道口から始まり、すぐに前立腺を貫き下行し(前立腺部)、続いて骨盤の底をつくる尿生殖隔膜を貫き(隔膜部)、最後に陰茎の内部を走り(海綿体部)、陰茎の先端で外尿道口に開きます。

男性の尿道で最も長い部は (   部) である

前立腺部
隔膜部
海綿体部

(解答) 海綿体部
男性の尿道で最も長い部は海綿体部です。

女性の尿道は真っすぐ走り、長さは (   ) である

3cm
6〜8cm
16〜18cm

(解答) 3cm
女性の尿道は真っすぐ走り、長さは3cmです

尿道が尿生殖隔膜を貫くところには、 (   括約筋) が発達し、排尿の調節を行う

膀胱括約筋
尿道括約筋

(解答) 尿道括約筋
尿道が尿生殖隔膜を貫くところには、 尿道括約筋が発達し、排尿の調節を行います

尿道括約筋は別名、(   ) という

内尿道括約筋
外尿道括約筋

(解答) 外尿道括約筋
尿道括約筋は別名、外尿道括約筋といいます。

尿道括約筋は (   筋) でできる

横紋筋
平滑筋

(解答) 横紋筋
尿道括約筋は横紋筋でできます。

尿道括約筋は (   神経) により支配される

下腹神経
骨盤神経
陰部神経

(解答) 陰部神経
尿道括約筋陰部神経により支配されます。(横紋筋なので随意筋)

名称 筋の種類 支配神経
膀胱括約筋
(内尿道括約筋)
平滑筋 下腹神経により収縮
(交感神経)
尿道括約筋
(外尿道括約筋)
横紋筋 陰部神経により収縮
(体性運動神経)

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    つむぐ指圧治療室・相模大野|自律神経を整える腹部指圧(按腹)

    かずひろ先生は、神奈川県相模原市で「つむぐ指圧治療室」を開業しております。

    ご存知でしょうか。指圧は肩こりや腰痛だけではなくて、実は自律神経の調節がとても得意なんです。その秘訣は「腹部指圧」です。江戸時代では「按腹」とも呼ばれていました。お腹には消化器系や泌尿器系といった臓器があるのはもちろんですが、内臓器の働きを調節する自律神経が張り巡らされています。

    自律神経という場合には、一般的に「交感神経」と「副交感神経」が有名です。交感神経は心身を緊張状態として闘争や逃走に適した状態とする役割があり、副交感神経は心身をリラックスさせ消化吸収を促し治癒力をたかめてエネルギーを蓄えるように働きます。

    これらは臓器の機能を調節する「遠心性」の自律神経ですが、これ以外に「求心性」の自律神経があります。これを内臓求心性神経といい、実は遠心性線維より遥かに多い数があることが知られています。内臓からの求心性神経は常に脳や脊髄に内臓の情報を伝えています。文字通りこころと身体は繋がっています。内臓の調子が悪ければ、イマイチやる気も起きないのは、無理をしないようにという内臓求心性神経からのメッセージかもしれません。

    当室の腹部指圧(按腹)では、母指や四指、手掌をもちいてお腹全体をやわらかくし、組織液の循環をよくして内臓の細胞達ひとつひとつの活性化を心に想い、誠心誠意お腹を施術させていただきます。

    「腹を割って話をする」「腹を決める」などという諺があるように、お腹は私たちの身体の根本ともなるところです。だからこそ、内臓器に対する深い理解とともに、誠心誠意お腹の臓器たちに敬意を払い腹部指圧をさせていただいております。

    つむぐ指圧治療室HPへ

    指圧サブスクリプション制度

    指圧が週1回 20%オフで受けることができます

    医院ではなかなか相談できない、もしくは時間がなくて聞けないようなちょっとした健康に対する疑問もぜひご相談ください。より良い人生を送るための信頼できる健康請負人として、ぜひご指名ください。

    指圧サブスクリプション

    google mapのレビューも4.8/5 と好評価を頂いております。 解剖学講師は情熱的に、そして指圧師では誠心誠意をモットーとしています。ご来店お待ち申し上げております。

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