【一問一答】1.2.2 人体の構成 – 結合組織 (1) 線維性結合組織

【一問一答】1. 人体の構成

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【一問一答】1.2.2 人体の構成 – 結合組織 (1) 線維性結合組織

【結合組織とは】

結合組織は全身の器官・組織・細胞の間の隙間を埋め結合する。○×

(解答) ○
結合組織は全身に広く分布し、器官・組織・細胞の間にできるすき間を埋め、結合します。

結合組織は骨や軟骨のように身体を支える支柱の働きをする組織も含まれ、支持組織とも言われる。○×

(解答) ○
結合組織には骨や軟骨も含まれ、体を支持する働きをもつので支持組織とも言われます。

結合組織は、細胞はまばらで、細胞と細胞の間に(   )が豊富に存在するのが特徴である。

(解答) 細胞間基質
結合組織は、細胞はまばらで、細胞と細胞の間に細胞間基質が豊富に存在するのが特徴です。一方、上皮組織は細胞と細胞が密接しているので細胞間基質はごく少量です。上皮組織と結合組織の違いをはっきりと理解しておいてください。

血液も結合組織に含まれる。○×

(解答) ○
血液は赤血球・白血球・血小板が細胞成分で、血漿を細胞間基質と考え、結合組織に分類されます。

結合組織は線維性結合組織、軟骨組織、骨組織、血液の4種に分けられる。○×

(解答) ○
結合組織は基質の性質により、線維性結合組織、軟骨組織、骨組織、血液に分けらます。

「結合組織」という言葉には、狭義と広義のふたつの意味があり、狭義の結合組織は「線維性結合組織」のことを指します。一般に結合組織と言った場合は、この狭義の「線維性結合組織」のことを指すことが多いです。

しかし、人体の組織を上皮組織、筋組織、神経組織および結合組織の4つに大別した場合は、その一群として線維性結合組織に軟骨組織、骨組織、血液およびリンパ組織を含めて広義の結合組織として扱います。

【線維性結合組織】

コンドロイチンが豊富な結合組織を密性結合組織という。○×

(解答) ×
線維性結合組織は膠原線維(コラーゲン)の密度や配列により密性結合組織と疎性結合組織に分けられます。
細胞間質は線維と基質に分けられます。線維はコラーゲンやエラスチンで、基質はコンドロイチンやプロテオグリカンなどです。
線維が豊富な結合組織が密性結合組織なので、この問題では「コラーゲンが豊富な結合組織を密性結合組織という・・・○」となります。コラーゲンとコンドロイチンを間違えないようにしてください。

腱や靱帯は(  性結合組織)である。

(解答) 密性結合組織
腱や靱帯は膠原線維の量が豊富な密性結合組織です。非常に丈夫で引っ張りに強い組織です。

真皮は(  性結合組織)である。

(解答) 密性結合組織
真皮は丈夫な密性結合組織です。ベルトやお財布など革製品の「革」は牛などの真皮の部分です。膠原線維が豊富な非常に丈夫な部位です。

皮下組織は(  性結合組織)である。

(解答) 疎性結合組織
皮膚は表皮(角化重層扁平上皮)、真皮(密性結合組織)、皮下組織(疎性結合組織)です。皮下組織は脂肪細胞が豊富で皮下脂肪層をつくります。真皮と筋肉の間を緩やかにつないでいます。(だから滑らかに動けます。真皮と筋肉がぴっちりくっついていたら動けません)

眼球では(  膜)が密性結合組織である。

(解答) 強膜
眼球壁の外層、後ろ5/6を占める強膜は密性結合組織でできた丈夫な部位です。密性結合組織は場所が限られているので、よく問題でだされます。『靱帯・腱・真皮・眼球の強膜の4点セットが密性結合組織』覚えておいてください。

線維性結合組織をつくる線維には膠原線維、細網線維、神経線維の3種類がある。○×

(解答) ×
線維性結合組織をつくる線維には膠原線維、細網線維、弾性線維の3種類です。神経線維は神経組織なので結合組織ではありません。

【結合組織の線維成分】

膠原線維の主成分は(  )である。

(解答) コラーゲン
膠原線維は煮ると膠を生じることから命名されました。主成分はコラーゲンタンパクで、人体を構成するタンパク質総量の1/3にものぼるといいます。膠原線維の太さは2~12μmで、それらが集まると白い独特の輝きを持ち、引っ張る力に対して強い力を発揮するのが特徴です。
プロテオグリカンも結合組織の細胞間質に存在しますが、こちらはタンパク質と多糖の結合した物質で、線維ではなく基質に分類されるものです。よく健康食品で言われるコンドロイチン硫酸などはプロテオグリカンの一種です。

細網線維は網の目構造の線維に多数の(   )が存在して生体防御に重要な働きをする。

(解答) マクロファージ
細網線維は、線維そのものは膠原線維と同じですが、リンパ節、脾臓、骨髄など細網内皮系と言われる生体防御に重要な部位に存在します。網の目構造の線維に多数のマクロファージなどの免疫系の細胞が待ちかまえていて、網の目にひっかかった異物などを除去する働きがあります。リンパ節の働きなどはまさにリンパ液の濾過装置として、細網線維にひっかかった異物の処理を行っています。

弾性線維の主成分は(  )である。

(解答) エラスチン
膠原線維がコラーゲン、弾性線維はエラスチンです。膠原線維があまり伸びずに引っ張る力に非常に強いのに対し、弾性線維はゴムのように弾力性に富み、引っ張ると2倍ほどに伸びます。人体で主要な線維といえば膠原線維で至るところに存在しますが、弾性線維は特殊な線維として存在する場所が限られています。限られた所に存在するものは試験で良く出題されますので、確実におぼえてください。

弾性線維が豊富な血管は(   )である。

(解答) 大動脈
大動脈の中膜は弾性線維が非常に豊富で、弾性動脈と言われます。動脈が枝分かれし、中程度の動脈の中膜は平滑筋が主体となり筋性動脈となります。

エラスチンが豊富な軟骨は(  軟骨)である。

(解答) 弾性軟骨
弾性線維 (エラスチン) が豊富な軟骨は弾性軟骨です。弾力性に富むのが特徴で、喉頭蓋軟骨と耳介軟骨が弾性軟骨でできています。

弾性線維が豊富な靱帯は(  靱帯)である。

(解答) 黄色靭帯
黄色靭帯は上下の椎弓間 (脊柱管の後面) を連絡する靱帯で、弾性線維が豊富な靱帯です。通常の靱帯は白ですが、弾性線維が淡い黄色を示すので、弾性線維が豊富な黄色靭帯は黄色く見えます。

【結合組織の細胞成分】

線維芽細胞は(   )を産生する。

(解答) 膠原線維
線維芽細胞は膠原線維を産生する細胞です。活動を停止した状態では線維細胞とよばれます。

大食細胞は(   )とも呼ばれ食作用により異物を取り込み処理する。

(解答) マクロファージ
大食細胞はマクロファージとも呼ばれ、食作用により異物を取り込み、処理します。マクロファージの細胞質には多数のリソソームが含まれ、取り入れた異物を加水分解します。そして処理した異物の種類をリンパ球に伝える抗原提示という重要な働きがあります。T細胞がマクロファージより抗原提示を受けることによりサイトカインを放出し、周囲の免疫細胞を活性化させ抗体産生などの免疫応答が起こります。
血液中では単球として全身を回っていて、働き場所を見つけると、マクロファージとなって血管の外に出て、生体防御の第一線で活躍します。

肥満細胞が分泌する(   )は毛細血管を拡張し、その透過性を高める。

(解答) ヒスタミン
肥満細胞が分泌するヒスタミンは毛細血管を拡張し、その透過性を高めます。「血管透過性亢進」と呼ばれる作用で、毛細血管から液体 (血漿) が染み出てきやすくなります。花粉症で鼻水が出て困るというのは、肥満細胞が分泌するヒスタミンのせいです。

肥満細胞は細胞膜表面に(   )の受容体を持っていて、I型アレルギー (即時型)のを引き起こす。

(解答) 免疫グロブリンE (IgE)
肥満細胞は細胞膜表面に免疫グロブリンE (IgE) の受容体を持っています。肥満細胞にIgE抗体が結合し、それにさらに花粉などの抗原が結合することにより、肥満細胞の細胞質に貯えられていた分泌顆粒からヒスタミンなどの化学伝達物質 (ケミカルメディエーター) が放出されます。この作用により喘息、花粉症、じんま疹などのI型アレルギー (即時型) が引き起こされます。

形質細胞はBリンパ球から分化した細胞で(  )を産生する。

(解答) 抗体
形質細胞はB細胞(Bリンパ球)から分化した細胞です。細胞質は粗面小胞体が発達していて活発なタンパク合成が行われていることを示しています。マクロファージからの抗原提示により抗原の情報を得たヘルパーT細胞は、B細胞を形質細胞に分化させ、抗体産生を促します。
抗体はγグロブリンや免疫グロブリンとも言われます。
(抗体は働きによる名称です。グロブリンは血漿タンパクの一つで、グロブリンを電気泳動するとα、β、γに分かれます。抗体はγ分画のグロブリンであるのでγグロブリン。免疫に関するグロブリンだから免疫グロブリンとも言われます。)

脂肪細胞は細胞の中に大量の(  )を貯えている。

(解答) 中性脂肪
脂肪細胞が中性脂肪を貯えているのは、あたりまえのことですが、「肥満細胞は中性脂肪を貯えている」などというヒッカケ問題にひっかからないように注意してください。

肥満細胞は細胞の中に大量の中性脂肪を貯えている。○×

(解答) ×
肥満細胞は決して脂肪を蓄えている細胞ではありません。肥満細胞はヒスタミンを蓄えています。

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【一問一答】1.2.2 人体の構成 – 結合組織 (2) 軟骨組織

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