【解剖学 国試演習】1-1 人体の構成 – 細胞

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ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。そんな方におすすめです。

かずひろ先生の解剖学マガジンのポイント
1 とにかく図が豊富
2 解説、一問一答、国試過去問で効率良く学べる
3 ポイントは表形式でまとめられ、覚えるポイントが明確
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(あマ指-1996-16)
問題1-1 細胞について、正しい記述はどれか

1.細胞は分化することによって増殖する。 分裂
分裂:数が増える / 分化:性質が変化

2.染色体は細胞質に含まれる。

3.生殖細胞は減数分裂を行う。

4.すべての細胞は、1個の核を持つ。
赤血球・血小板 → 無核
骨格筋細胞・破骨細胞 → 多核

(解答 3)

※ 現在では、海馬の神経細胞は出生後も分裂・増殖することがわかっていますが、国家試験的には神経細胞は分裂しないと考えます。

(あマ指-1997-16)
問題1-2 正しい記述はどれか

1.平滑筋細胞は多核細胞である。骨格筋細胞

2.染色体は核に含まれる。

3.神経細胞は分裂・増殖する分裂・増殖しない

4.白血球は核をもたない。赤血球

(解答 2)

(あマ指-1999-16)
問題1-3 成熟過程で核を失う細胞はどれか。

1.神経細胞

2.卵細胞

3.赤血球 ○ 赤芽球より脱核して赤血球となる

4.リンパ球

(解答 3)

無核の細胞 → 赤血球と血小板
多核の細胞 → 骨格筋細胞と破骨細胞

(鍼灸-1996-15)
問題1-4 ヒトの染色体について、正しい記述はどれか。

1.常染色体の数は46個である。44個

2.性染色体の数は2個である。 

3.精子は、24個の染色体を持つ。23個

4.精子は、X染色体を2個持つ。XまたはY染色体のどちらか

(解答 2)

常染色体:22対44本
性染色体:1対2本
男性:XY / 女性:XX

(鍼灸-2007-15)
問題1-5 受精卵が両親からほぼ同量ずつ受けとるのはどれか

1.リボソーム

2.小胞体

3.ミトコンドリア

4.染色体 ○ 精子23本、卵子23本 → 受精卵46本

(解答 4)

受精卵の細胞小器官は卵子由来
※ミトコンドリアは独自のDNAをもち、母方のミトコンドリアを受け継ぎます。だから、ミトコンドリアのDNAを解析すると、人類の起源をたどっていけます。(ミトコンドリア・イブ)

(鍼灸-2000-15)
問題1-6 細胞について誤っている組合せはどれか。

1.核 ーーーー ミトコンドリア × 染色質(染色体)

2.細胞質 ーー 細胞小器官

3.卵子 ーーー X染色体

4.生殖細胞 ー 減数分裂

(解答 1)

核の中には遺伝情報を蓄えるDNAが治められています。DNAはタンパク質と結合し、染色質となります。染色質が凝集しコンパクトになったものが染色体です。

(鍼灸-2003-16)
問題1-7 有糸分裂で各々の染色体から分かれた2個の娘染色体が両極に移動する時期はどれか。

1.前期

2.中期

3.後期 

4.終期

(解答 3)

M 期
前期 ・染色質が凝集し染色体となる
・中心小体が二分して両極に移動
4n
中期 ・核膜は消失し, 染色体が細胞の赤道面に配列
・各染色体に紡錘糸が付着
4n
後期 ・各染色体は2個に分裂し, 両極に移動 4n
終期 ・両極に分かれた染色体は, 再び染色質の状態になり核膜に包まれる
・細胞体がくびれて2個の娘細胞となる
2n

 

(鍼灸-2000-15)
問題1-8 細胞の有糸分裂において、染色体が赤道面に配列するのはいつか。

1.前期

2.中期 

3.後期

4.終期

(解答 2)

細胞分裂期の問題は「中期」を覚えるのがコツです。中期だから染色体が真ん中に並ぶ。染色体が並ぶためには核膜があっては邪魔。中期が分かれば、前か後ろかは簡単にわかります。

(柔整-1996-30)
問題1-9 細胞のエネルギー産生に関与するのはどれか

1.中心小体 細胞分裂時に両極に分かれ染色体を引き寄せる中心となる

2.ミトコンドリア 

3.小胞体
粗面小胞体:リボソーム付き。タンパク質を合成する
滑面小胞体:リボソーム無し。カルシウムイオン貯蔵(筋)、グリコーゲン合成(肝)、ステロイドホルモン合成(副腎)など

4.ゴルジ装置 粗面小胞体で合成された蛋白質を加工する

(解答 2)

ミトコンドリアはかつて 酸素を用いてエネルギーを産生する能力をもつ別の生物でした。それが動きは鈍いけど大きくて栄養を沢山もつ細胞と共生することで、生物は進化しました。

(柔整-1997-23)
問題1-10 蛋白質の合成に関与するのはどれか。

1.ライソソーム 加水分解酵素をもつ(細胞内消化)

2.中心小体 細胞分裂時に両極に分かれ染色体を引き寄せる中心となる

3.ミトコンドリア ATP合成(内呼吸)

4.リボソーム ○ mRNAの情報に従い、タンパク質を合成(翻訳)

(解答 4)

リボソームの働きはタンパク質の合成。だからリボソーム付きの粗面小胞体の働きもタンパク質の合成。
翻訳はリボソームがタンパク質を作ること。
そのタンパク質が機能を発揮するところまで含めて遺伝子発現といいます。

(柔整-1998-21)
問題1-11 細胞内消化に関係するのはどれか。

1.ライソソーム ○ 加水分解酵素をもつ(細胞内消化)

2.中心小体 細胞分裂時に両極に分かれ染色体を引き寄せる中心となる

3.ゴルジ装置 粗面小胞体で合成されたタンパク質を加工する(翻訳後修飾)

4.粗面小胞体 リボソームが付着。タンパク質を合成する(翻訳)

(解答 1)

マクロファージや好中球などは貪食した異物を分解するために、細胞内に沢山のライソソームを蓄えています。

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    つむぐ指圧治療室・相模大野|「つむぐ」は換気性バツグン。完全予約制

    かずひろ先生は、神奈川県相模原市で「つむぐ指圧治療室」を開業しております。 受け手のひとつひとつの細胞、組織、器官、筋や皮膚。人体の構造を深く知り、そして「からだ」に敬意を払い真心をこめて施術させていただいております。

    身体は物ではありません。強く押せばいいのではありませんし、何処を押せばいいというわけでもありません。細胞や組織との対話に近い物であると私は考えています。常に勉強はかかさず、そして実際にクライアントさまに施術を行なう際には、直感を大切に。マインドフルに指圧をさせていただいております。

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