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つむぐ指圧治療室 相模大野

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C線維について正しいのはどれか

問題

C線維について正しいのはどれか。

  1. 伝導速度が速い。
  2. 跳躍伝導をする。
  3. 自律神経節後線維でもある。
  4. 温度覚は伝えない。

解答: 3(自律神経節後線維でもある。)

解説

  1. 誤り。C線維は無髄で最も細い神経線維であるため、伝導速度は最も遅く0.5〜2m/sである。
  1. 誤り。跳躍伝導は髄鞘(ランビエ絞輪)を持つ有髄線維に特有の伝導様式であり、無髄のC線維では起こらない。C線維は連続伝導で興奮が伝わる。
  1. 正しい。C線維は無髄の細い神経線維であり、自律神経(交感神経・副交感神経)の節後線維としても機能する。また求心性線維としては鈍い痛み(二次痛・深部痛覚)や温度覚を伝える。さらに交感神経節後線維として効果器への遠心性伝達にも関与する。つまりC線維は求心性(感覚)と遠心性(自律神経節後線維)の両方の役割を持つ。
  1. 誤り。C線維は温度覚(特に温覚)や鈍い持続性の痛覚を伝える重要な求心性線維である。

ポイント

C線維は無髄の最も細い神経線維であり、感覚性(温痛覚)と自律神経節後線維の2つの役割を持つ。

  • 覚え方のコツ: 「C線維=無髄=遅い=鈍痛+温度覚+自律神経節後線維」と特徴を一気に覚える。
  • 関連知識: 問579(無髄神経線維が伝える情報)でもC線維の感覚性の役割が出題されている。自律神経の節前線維は有髄のB線維、節後線維は無髄のC線維であることも重要である。
  • よくある間違い: C線維を「感覚神経のみ」と思い込みやすいが、自律神経節後線維としての遠心性の役割も持つ。
  • 教科書では「c.興奮の伝導」の範囲に該当する。
神経線維 髄鞘 伝導速度 役割
Aα(Ia) 有髄(太い) 70〜120m/s 骨格筋の運動、筋紡錘求心
Aδ(III) 有髄(細い) 5〜30m/s 鋭い痛み(一次痛)、温度覚
B 有髄(細い) 3〜15m/s 自律神経節前線維
C(IV) 無髄 0.5〜2m/s 鈍痛、温度覚、自律神経節後線維

表: 神経線維の分類と役割

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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