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つむぐ指圧治療室 相模大野

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ATPに含まれるのはどれか

問題

ATPに含まれるのはどれか。

  1. アクチン
  2. チミン
  3. デオキシリボース
  4. リン酸

解答: 4(リン酸)

解説

  1. 誤り。アクチンは筋の細いフィラメントを構成する収縮タンパク質であり、ATPの構成成分ではない。
  1. 誤り。チミンはDNAを構成する4種の塩基の一つ(ピリミジン塩基)であり、ATPの塩基はアデニン(プリン塩基)である。RNAではチミンの代わりにウラシルが用いられる。
  1. 誤り。デオキシリボースはDNAの構成糖(五炭糖)である。ATPに含まれる糖はリボースであり、デオキシリボースではない。ATPはRNAのヌクレオチドと同じ糖を持つ。
  1. 正しい。ATP(アデノシン三リン酸)はアデニン(塩基)+リボース(五炭糖)+3つのリン酸基から構成される。リン酸基間の結合は高エネルギーリン酸結合であり、この結合が切れる際に大きなエネルギーが放出される。ATPは「生体のエネルギー通貨」と呼ばれ、筋収縮をはじめとするあらゆる細胞活動の直接的エネルギー源である。

ポイント

ATPの構成成分は「アデニン+リボース+リン酸×3」であり、チミンやデオキシリボースはDNAの構成成分であってATPには含まれないことが最重要である。

  • 覚え方のコツ: 「ATP=アデノシン三リン酸→アデノシン(アデニン+リボース)+リン酸3つ」と名前そのものが構造を示している。「DNA=デオキシリボース+チミン」「ATP=リボース+アデニン」と区別する。
  • 関連知識: ATPの構造はRNA(リボ核酸)のアデニンヌクレオチドにリン酸が2つ追加された形であり、生化学の基本として各章で繰り返し問われる。
  • よくある間違い: ATPの糖をデオキシリボースと誤解するケース。ATPの糖は「リボース」であり、「デオキシリボース」はDNA特有の糖である。
  • 教科書では「a.筋収縮のエネルギー代謝」の範囲に該当する。
成分 ATP DNA
塩基 アデニン アデニン、グアニン、シトシン、チミン
リボース デオキシリボース
リン酸 3つ(高エネルギー結合) 1つ(骨格構造)

表: ATPとDNAの構成成分の比較

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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