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成長ホルモン(GH)

成長ホルモン(GH) – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

成長ホルモン(GH)は、その名の通り成長を促進するホルモンですが、実は成長期が終わった後も重要な働きをしています。骨の成長だけでなく、血糖値や脂肪代謝にも関与する多彩な作用を持つホルモンです。国家試験では超頻出のテーマです!


詳しい解説

成長ホルモンの分泌調節

視床下部 → GRH(促進)/ GIH(抑制)→ 下垂体前葉 → GH → 肝臓 → IGF-I(インスリン様成長因子1)

成長ホルモンは直接作用するほか、肝臓でIGF-I(インスリン様成長因子)を介して間接的にも作用します。

成長ホルモンの4大作用

1. 骨端での軟骨形成促進

骨端軟骨はGHとIGF-Iの両方の受容体を持っています。GHによる成長促進作用は、IGF-Iとの相互作用により行われます。これが「身長が伸びる」メカニズムです。

2. タンパク質合成の促進

GHはタンパク質の合成を促進させる作用があります。これにより成長期が終了した後でも、GHは傷ついた組織を修復させる重要な働きをします。

3. 血糖値の上昇

GHは肝臓でのグリコーゲン分解を促進させ、血糖値を上昇させます。このため、GHは血糖を上げるホルモンの一つに数えられます。

4. 脂肪酸の遊離

GHは中性脂肪を分解させる作用をもちます。これにより血中の遊離脂肪酸が増加し、グルコースに代わるエネルギー源として末梢組織での利用が促進されます。

ホルモンの日内変動

  • 成長ホルモンは睡眠中に分泌される → 「寝る子は育つ」の根拠
  • 成長ホルモンは組織修復にも大切 → 夜更かしが続くと肌があれる原因

絶対に覚えるべきポイント

  • GHはIGF-I(インスリン様成長因子)と協調して作用
  • GHの4大作用:骨成長、タンパク合成、血糖上昇、脂肪分解
  • GHは睡眠中に分泌される
  • 成長期後も組織修復に重要
  • GHは血糖を上げるホルモン(インスリンとは逆)

一問一答(6問)

Q1. 成長ホルモンの分泌を促進する視床下部ホルモンは何か?

【答え】 A. GRH(成長ホルモン放出ホルモン)

GRHは成長ホルモンの分泌を促進し、GIH(ソマトスタチン)は抑制します。


Q2. 成長ホルモンの作用を仲介する肝臓から分泌される因子は何か?

【答え】 A. IGF-I(インスリン様成長因子1)

GHは直接作用とIGF-Iを介した間接作用の両方があります。


Q3. 成長ホルモンは血糖値を上げるか下げるか?

【答え】 A. 上げる

GHは肝臓でのグリコーゲン分解を促進し、血糖値を上昇させます。


Q4. 成長ホルモンはいつ最も分泌されるか?

【答え】 A. 睡眠中

「寝る子は育つ」と言われる理由です。


Q5. 成長ホルモンが脂肪を分解すると何が増加するか?

【答え】 A. 血中遊離脂肪酸

遊離脂肪酸はグルコースに代わるエネルギー源として利用されます。


Q6. 成長期終了後も成長ホルモンが必要な理由は何か?

【答え】 A. 傷ついた組織の修復のため

タンパク質合成を促進し、組織修復に関与します。


国家試験対策問題(4問)

問題1(選択問題)

成長ホルモンの作用として正しいのはどれか。2つ選べ。

a) 血糖値を低下させる

b) タンパク質合成を促進する

c) 脂肪合成を促進する

d) 骨端軟骨の形成を促進する

e) グリコーゲン合成を促進する

【解答と解説】 正解:b、d

GHはタンパク質合成と骨端軟骨形成を促進します。血糖値は上昇させ、脂肪は分解します。


問題2(○×問題)

成長ホルモンは血糖値を低下させる。

【解答と解説】 正解:×

成長ホルモンは肝臓でのグリコーゲン分解を促進し、血糖値を上昇させます。


問題3(選択問題)

成長ホルモンの分泌について正しいのはどれか。

a) 日中に最も分泌される

b) 食後に最も分泌される

c) 睡眠中に最も分泌される

d) 運動後には分泌されない

【解答と解説】 正解:c

成長ホルモンは睡眠中に分泌量が増加します。「寝る子は育つ」の根拠です。


問題4(穴埋め問題)

成長ホルモンは肝臓から(  )の分泌を促進し、協調して(  )軟骨の形成を促進する。また、血糖値を(  )させる作用もある。

【解答と解説】 正解:IGF-I(インスリン様成長因子)、骨端、上昇

GHとIGF-Iの協調作用は重要です。


まとめ

成長ホルモンの作用一覧

作用 詳細
骨端軟骨形成促進 IGF-Iと協調して骨の成長を促進
タンパク質合成促進 組織の成長・修復に関与
血糖値上昇 グリコーゲン分解促進
脂肪分解促進 遊離脂肪酸をエネルギー源として供給

成長ホルモンの日内変動グラフのポイント

  • 睡眠中にピーク
  • 早朝にコルチゾールがピーク
  • メラトニンは夜間にピーク

学習チェックリスト

  • [ ] GHの4大作用を説明できる
  • [ ] IGF-Iとの関係を理解した
  • [ ] 日内変動について説明できる
  • [ ] 血糖を上げるホルモンとして覚えた

#解剖学 #内分泌系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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