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下垂体ホルモン まとめ

下垂体ホルモン まとめ – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

下垂体は「ホルモンの司令塔」とも呼ばれ、多くの重要なホルモンを分泌しています。各ホルモンの作用だけでなく、分泌異常による疾患まで理解することが国家試験では求められます。この記事で下垂体ホルモンを完全にマスターしましょう!


詳しい解説

下垂体前葉ホルモン

1. 成長ホルモン(GH)

項目 内容
作用 骨の成長、蛋白質の同化促進
分泌不足 小人症(下垂体性低身長症)
分泌過剰 巨人症(成長期)、末端肥大症(成人)

2. プロラクチン(PRL)

項目 内容
作用 乳腺に作用し乳汁産生
分泌不足 母乳不足
分泌過剰 高プロラクチン血症(無月経、乳汁分泌)

3. 甲状腺刺激ホルモン(TSH)

項目 内容
作用 甲状腺ホルモンの分泌促進
分泌不足 甲状腺機能低下症
分泌過剰 甲状腺機能亢進症

4. 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)

項目 内容
作用 副腎皮質ホルモンの分泌促進(特に糖質コルチコイド)
分泌不足 アジソン病(副腎皮質機能不全)
分泌過剰 クッシング病(ACTH産生下垂体腺腫)

5. 卵胞刺激ホルモン(FSH)

項目 内容
女性での作用 卵胞の発育促進、LHと協調してエストロゲンの分泌促進
男性での作用 精子形成の促進
分泌不足 性機能低下

6. 黄体形成ホルモン(LH)

項目 内容
女性での作用 排卵誘発、黄体形成促進
男性での作用 ライディッヒ細胞に作用しテストステロンの分泌促進

下垂体後葉ホルモン

7. バソプレッシン(ADH)

項目 内容
作用 腎集合管に作用し、水の再吸収促進
分泌不足 尿崩症(多尿、口渇)

8. オキシトシン(OT)

項目 内容
作用 子宮収縮、射乳反射

絶対に覚えるべきポイント

  • 下垂体前葉ホルモン:GH、PRL、TSH、ACTH、FSH、LH(6種類)
  • 下垂体後葉ホルモン:バソプレッシン、オキシトシン(2種類)
  • GH過剰:成長期 = 巨人症、成人 = 末端肥大症
  • ACTH過剰:クッシング病
  • バソプレッシン不足:尿崩症
  • 分泌異常の疾患名は頻出!

一問一答(7問)

Q1. 下垂体前葉から分泌されるホルモンは何種類か?

【答え】 A. 6種類

GH、PRL、TSH、ACTH、FSH、LHの6種類です。


Q2. 成人で成長ホルモンが過剰分泌されると何という疾患になるか?

【答え】 A. 末端肥大症(先端巨大症)

骨端線が閉鎖した後なので、身長は伸びず、手足や顔の先端部が肥大します。


Q3. バソプレッシンの分泌不足で起こる疾患は何か?

【答え】 A. 尿崩症

水の再吸収ができなくなり、大量の薄い尿が出ます。


Q4. ACTH産生下垂体腺腫による疾患を何というか?

【答え】 A. クッシング病

ACTHの過剰分泌によりコルチゾルが過剰になります。


Q5. LHは男性では何細胞に作用するか?

【答え】 A. ライディッヒ細胞

ライディッヒ細胞からテストステロンの分泌を促進します。


Q6. オキシトシンの作用を2つ挙げよ。

【答え】 A. 子宮収縮と射乳反射

分娩時の子宮収縮と授乳時の射乳に関与します。


Q7. プロラクチンの過剰分泌で起こる症状を2つ挙げよ。

【答え】 A. 無月経と乳汁分泌

高プロラクチン血症では、排卵が抑制され無月経になります。


国家試験対策問題(4問)

問題1(選択問題)

下垂体後葉ホルモンはどれか。2つ選べ。

a) 成長ホルモン

b) プロラクチン

c) バソプレッシン

d) オキシトシン

e) ACTH

【解答と解説】 正解:c、d

下垂体後葉ホルモンはバソプレッシンとオキシトシンの2種類です。他は全て下垂体前葉ホルモンです。


問題2(○×問題)

成長期に成長ホルモンが過剰分泌されると末端肥大症になる。

【解答と解説】 正解:×

成長期の過剰分泌は巨人症になります。末端肥大症は成人(骨端線閉鎖後)での過剰分泌です。


問題3(選択問題)

クッシング病の原因となる下垂体ホルモンはどれか。

a) GH

b) PRL

c) TSH

d) ACTH

e) LH

【解答と解説】 正解:d

クッシング病はACTH産生下垂体腺腫によるACTHの過剰分泌が原因です。


問題4(穴埋め問題)

バソプレッシンは腎臓の(  )に作用し、(  )の再吸収を促進する。分泌が不足すると(  )が起こる。

【解答と解説】 正解:集合管、水、尿崩症

バソプレッシンは抗利尿ホルモン(ADH)とも呼ばれ、水の再吸収を促進します。


まとめ

下垂体ホルモン一覧表

部位 ホルモン 主な作用 分泌異常
前葉 GH 骨成長、蛋白同化 不足:小人症 / 過剰:巨人症・末端肥大症
PRL 乳汁産生 過剰:高プロラクチン血症
TSH 甲状腺ホルモン分泌促進 機能亢進・低下
ACTH 副腎皮質ホルモン分泌促進 過剰:クッシング病
FSH 卵胞発育、精子形成 性機能低下
LH 排卵、テストステロン分泌 性機能低下
後葉 バソプレッシン 水再吸収促進 不足:尿崩症
オキシトシン 子宮収縮、射乳

学習チェックリスト

  • [ ] 前葉6種類、後葉2種類のホルモンを列挙できる
  • [ ] 各ホルモンの主な作用を説明できる
  • [ ] 分泌異常による疾患名を覚えた
  • [ ] 巨人症と末端肥大症の違いを説明できる

#解剖学 #内分泌系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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