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視床下部ホルモン

視床下部ホルモン – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

視床下部は内分泌系の「司令塔」とも呼ばれ、下垂体前葉ホルモンの分泌を調節する重要な役割を担っています。放出ホルモンと抑制ホルモンの関係を理解することは、内分泌学の基礎となります。国家試験では超頻出のテーマです!


詳しい解説

視床下部と下垂体前葉の関係

視床下部から分泌されるホルモンは、下垂体門脈を通じて下垂体前葉に運ばれ、下垂体前葉ホルモンの分泌を調節します。

視床下部ホルモンには:

  • 放出ホルモン(Releasing Hormone: RH):下垂体前葉ホルモンの分泌を促進
  • 抑制ホルモン(Inhibiting Hormone: IH):下垂体前葉ホルモンの分泌を抑制

視床下部ホルモンと下垂体前葉ホルモンの対応

下垂体前葉ホルモン 放出ホルモン 抑制ホルモン
成長ホルモン(GH) GRH(成長ホルモン放出ホルモン) GIH(成長ホルモン抑制ホルモン)=ソマトスタチン
プロラクチン(PRL) PRH(プロラクチン放出ホルモン) PIH(プロラクチン抑制ホルモン)=ドーパミン
甲状腺刺激ホルモン(TSH) TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH) CRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)
卵胞刺激ホルモン(FSH) GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)
黄体形成ホルモン(LH) GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)

重要ポイント

  • GHとPRLのみ放出ホルモンと抑制ホルモンの両方がある
  • FSHとLHは同じGnRHによって調節される
  • TSH、ACTH、FSH、LHには抑制ホルモンがない

略語一覧

略語 正式名称
GH growth hormone(成長ホルモン)
GRH growth hormone releasing hormone
GIH growth hormone release inhibiting hormone
PRL prolactin(プロラクチン)
PRH prolactin-releasing hormone
PIH prolactin-release inhibiting hormone
TSH thyroid stimulating hormone(甲状腺刺激ホルモン)
TRH thyrotropin releasing hormone
ACTH adrenocorticotropic hormone(副腎皮質刺激ホルモン)
CRH corticotropin releasing hormone
FSH follicle stimulating hormone(卵胞刺激ホルモン)
LH luteinizing hormone(黄体形成ホルモン)
GnRH gonadotropin releasing hormone(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)

絶対に覚えるべきポイント

  • 視床下部ホルモン = 放出ホルモン(RH)+ 抑制ホルモン(IH)
  • GHとPRLのみ放出・抑制の両方がある
  • FSHとLHは同じGnRHで調節される
  • GIH = ソマトスタチン
  • PIH = ドーパミン

一問一答(6問)

Q1. 成長ホルモンの分泌を促進する視床下部ホルモンは何か?

【答え】 A. GRH(成長ホルモン放出ホルモン)

GRHはgrowth hormone releasing hormoneの略です。


Q2. 成長ホルモン抑制ホルモン(GIH)の別名は何か?

【答え】 A. ソマトスタチン

ソマトスタチンは成長ホルモンだけでなく、多くのホルモン分泌を抑制します。


Q3. FSHとLHの分泌を調節する視床下部ホルモンは何か?

【答え】 A. GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)

FSHとLHは同じGnRHによって調節されます。


Q4. プロラクチン抑制ホルモン(PIH)の本態は何か?

【答え】 A. ドーパミン

ドーパミンはプロラクチンの分泌を抑制します。


Q5. ACTHの分泌を促進する視床下部ホルモンは何か?

【答え】 A. CRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)

CRHはcorticotropin releasing hormoneの略です。


Q6. 放出ホルモンと抑制ホルモンの両方が存在する下垂体前葉ホルモンを2つ挙げよ。

【答え】 A. 成長ホルモン(GH)とプロラクチン(PRL)

この2つのみ、放出と抑制の両方のホルモンで調節されています。


国家試験対策問題(4問)

問題1(選択問題)

視床下部ホルモンについて正しいのはどれか。

a) TSHは視床下部ホルモンである

b) GnRHはFSHのみを調節する

c) ソマトスタチンは成長ホルモンの分泌を抑制する

d) 全ての下垂体前葉ホルモンに抑制ホルモンがある

【解答と解説】 正解:c

ソマトスタチン(GIH)は成長ホルモン抑制ホルモンです。TSHは下垂体前葉ホルモン、GnRHはFSHとLHの両方を調節、抑制ホルモンがあるのはGHとPRLのみです。


問題2(○×問題)

FSHとLHは異なる視床下部ホルモンによって調節される。

【解答と解説】 正解:×

FSHとLHはどちらも同じGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)によって調節されます。


問題3(選択問題)

視床下部ホルモンと下垂体前葉ホルモンの組み合わせで正しいのはどれか。

a) TRH – ACTH

b) CRH – TSH

c) GnRH – LH

d) GRH – PRL

【解答と解説】 正解:c

TRHはTSH、CRHはACTH、GnRHはFSH・LH、GRHはGHを調節します。


問題4(穴埋め問題)

プロラクチンの分泌は(  )によって促進され、(  )によって抑制される。

【解答と解説】 正解:PRH(プロラクチン放出ホルモン)、PIH(プロラクチン抑制ホルモン)またはドーパミン

PRLは放出ホルモンと抑制ホルモンの両方で調節されます。


まとめ

視床下部ホルモンの対応表

下垂体前葉ホルモン 放出ホルモン 抑制ホルモン
GH GRH GIH(ソマトスタチン)
PRL PRH PIH(ドーパミン)
TSH TRH なし
ACTH CRH なし
FSH・LH GnRH なし

学習チェックリスト

  • [ ] 各下垂体前葉ホルモンに対応する放出ホルモンを言える
  • [ ] GHとPRLのみ抑制ホルモンがあることを覚えた
  • [ ] FSHとLHが同じGnRHで調節されることを理解した
  • [ ] 主要な略語を覚えた

#解剖学 #内分泌系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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