胎盤の形成2 栄養膜から突起を出て絨毛膜が形成 – 完全攻略ガイド
はじめに
受精後16日頃になると、栄養膜から突起が伸び、絨毛膜が形成されます。絨毛は一次絨毛から二次絨毛、三次絨毛へと発達し、胎盤の形成が進みます。この記事では、胎盤形成の第二段階である絨毛膜の形成について詳しく解説します。
詳しい解説
受精後16日の構造
この時期には以下の構造が形成されています:
| 構造 | 特徴 |
|---|---|
| 基底脱落膜 | 胎盤となる部分の脱落膜 |
| 二次絨毛 | 栄養膜から突起が伸びた構造 |
| 絨毛間腔 | 絨毛の間の空間 |
| 絨毛膜(有毛部) | 胎盤となる部分 |
| 羊膜 | 胚子を直接包む膜 |
| 羊膜腔 | 羊膜内の空間 |
| 付着茎 | 後に臍帯となる |
| 二次卵黄嚢 | 栄養供給に関与 |
| 体外胚腔 | 胚外中胚葉内の空間 |
| 絨毛膜(無毛部) | 絨毛が退化する部分 |
| 被包脱落膜 | 胚子を覆う脱落膜 |
胚盤葉の層構造
| 層 | 特徴 |
|---|---|
| 胚盤葉上層 | 外胚葉に発達 |
| 胚盤葉下層 | 内胚葉に発達 |
| 胚外臓側中胚葉 | 卵黄嚢や羊膜を覆う |
| 胚外壁側中胚葉 | 絨毛膜を覆う |
絨毛の発達段階
| 段階 | 構造 | 特徴 |
|---|---|---|
| 一次絨毛 | 突起ができる | 栄養膜のみ |
| 二次絨毛 | 内腔に中胚葉が進入 | 中胚葉が入る |
| 三次絨毛 | 胎児の毛細血管が内部表面に進入 | 血管が形成される |
脱落膜の分類
| 脱落膜の種類 | 位置 |
|---|---|
| 基底脱落膜 | 胎盤となる部分 |
| 被包脱落膜 | 胚子を覆う部分 |
| 壁側脱落膜 | 子宮壁側の部分 |
絨毛膜の有毛部と無毛部
| 部位 | 特徴 | 運命 |
|---|---|---|
| 有毛部(絨毛膜有毛部) | 絨毛が発達 | 胎盤となる |
| 無毛部(絨毛膜無毛部) | 絨毛が退化 | 卵膜の一部となる |
絶対に覚えるべきポイント
- 受精後16日頃: 絨毛膜が形成
- 一次→二次→三次絨毛: 絨毛の発達段階
- 有毛部: 胎盤となる
- 無毛部: 絨毛が退化
- 基底脱落膜: 胎盤の母体側
一問一答
Q1. 絨毛膜が形成されるのは受精後何日頃か?
【答え】 A. 受精後16日頃
栄養膜から突起が伸び、絨毛膜が形成されます。
Q2. 絨毛の発達段階を順に述べよ。
【答え】 A. 一次絨毛→二次絨毛→三次絨毛
栄養膜のみ→中胚葉進入→血管形成の順に発達します。
Q3. 絨毛膜の有毛部は何になるか?
【答え】 A. 胎盤
有毛部は絨毛が発達し、胎盤の胎児側を形成します。
Q4. 胎盤となる部分の脱落膜を何というか?
【答え】 A. 基底脱落膜
基底脱落膜は胎盤の母体側を構成します。
Q5. 胚子を覆う脱落膜を何というか?
【答え】 A. 被包脱落膜
被包脱落膜は後に壁側脱落膜と癒合します。
Q6. 付着茎は何になるか?
【答え】 A. 臍帯
付着茎は発達して臍帯となります。
国家試験対策問題
問題1(選択問題)
三次絨毛の特徴として正しいものはどれか。
a) 栄養膜のみからなる
b) 中胚葉が進入している
c) 胎児の毛細血管が形成されている
d) 絨毛が退化している
【解答と解説】 正解:c
三次絨毛では胎児の毛細血管が内部に進入し、物質交換が可能になります。
問題2(○×問題)
絨毛膜の無毛部は胎盤となる。
【解答と解説】 正解:×
胎盤となるのは有毛部です。無毛部は絨毛が退化し、卵膜の一部となります。
問題3(穴埋め問題)
絨毛は( )絨毛から( )絨毛、( )絨毛へと発達する。
【解答と解説】 正解:一次、二次、三次
絨毛の発達段階を覚えましょう。
問題4(選択問題)
基底脱落膜について正しいものはどれか。
a) 胚子を覆う
b) 胎盤の母体側を構成する
c) 子宮壁側に位置する
d) 絨毛膜無毛部と接する
【解答と解説】 正解:b
基底脱落膜は胎盤の母体側を構成し、絨毛膜有毛部と接しています。
まとめ
絨毛の発達段階
| 段階 | 特徴 |
|---|---|
| 一次絨毛 | 栄養膜のみ |
| 二次絨毛 | 中胚葉が進入 |
| 三次絨毛 | 血管が形成 |
脱落膜の分類
| 種類 | 位置・特徴 |
|---|---|
| 基底脱落膜 | 胎盤となる |
| 被包脱落膜 | 胚子を覆う |
| 壁側脱落膜 | 子宮壁側 |
確認チェックリスト
- [ ] 絨毛膜形成の時期を答えられる
- [ ] 絨毛の発達段階を説明できる
- [ ] 有毛部と無毛部の違いを述べられる
- [ ] 脱落膜の分類を答えられる
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