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胃の構造

胃の構造 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

胃は消化管の中で最も膨らんだ器官で、食物を一時的に貯蔵し、消化を行います。胃の区分(胃底・胃体・幽門部)と各部位の脊椎高位は国家試験で超頻出です。特に「噴門はT11左側、幽門はL1右側」は必ず覚えましょう。

詳しい解説

胃の区分

部位 位置 特徴
胃底 噴門より上方 横隔膜に接する、ガスが溜まりやすい
胃体 胃の中央部 胃の主要部分
幽門部 胃の下部 幽門洞と幽門管からなる

胃の各部位

部位 説明
噴門 食道との接続部
幽門 十二指腸との接続部
大弯 胃の外側(左側〜下部)の大きなカーブ
小弯 胃の内側(右側)の小さなカーブ
角切痕 小弯にあるくぼみ、胃潰瘍の好発部位

脊椎高位(超重要!)

部位 脊椎高位 位置
噴門 T11 左側
幽門 L1 右側

胃の位置関係

  • 胃は横隔膜の下、左上腹部に位置
  • 上方は横隔膜、左は脾臓、右は肝臓に接する
  • 大網が大弯から垂れ下がる
  • 小網が小弯から肝臓へ向かう

胃底について

「底」という名前ですが、実際は胃の最上部です。

  • 横隔膜に接する
  • 食後にガスが溜まる部分
  • X線検査で胃泡として見える

絶対に覚えるべきポイント

  • 噴門はT11左側
  • 幽門はL1右側
  • 胃底は噴門より上方(「底」だけど上にある)
  • 角切痕は小弯側、胃潰瘍の好発部位
  • 胃の区分: 胃底・胃体・幽門部

一問一答

Q1. 噴門の脊椎高位と位置は?

【答え】 A. T11、左側

食道との接続部です。

Q2. 幽門の脊椎高位と位置は?

【答え】 A. L1、右側

十二指腸との接続部です。

Q3. 胃底はどこにありますか?

【答え】 A. 噴門より上方

名前は「底」ですが、実際は胃の最上部です。

Q4. 角切痕はどこにありますか?

【答え】 A. 小弯側

胃体と幽門部の境界で、胃潰瘍の好発部位です。

Q5. 胃の大弯と小弯はどちら側にありますか?

【答え】 A. 大弯は左側〜下部、小弯は右側

大弯には大網、小弯には小網が付着します。

Q6. 幽門部は何から構成されますか?

【答え】 A. 幽門洞と幽門管

胃の出口部分です。

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

胃について正しいのはどれか。

a) 噴門はL1に位置する

b) 幽門はT11に位置する

c) 胃底は噴門より下方にある

d) 角切痕は小弯側にある

【解答と解説】 正解:d

噴門はT11、幽門はL1に位置します。胃底は噴門より上方にあります。角切痕は小弯側で、胃潰瘍の好発部位です。

問題2(○×問題)

「胃底は胃の下部に位置する」

【解答と解説】 正解:×

胃底は噴門より上方に位置します。「底」という名前に惑わされないようにしましょう。

問題3(穴埋め問題)

噴門は(  )の高さで体の(  )側に、幽門は(  )の高さで体の(  )側に位置する。

【解答と解説】 正解:T11・左・L1・右

この位置関係は国試で必ず出題されます。

問題4(選択問題)

胃の区分について正しいのはどれか。

a) 胃底は胃体より下にある

b) 幽門部は噴門に近い

c) 胃体は胃の中央部である

d) 角切痕は大弯側にある

【解答と解説】 正解:c

胃体は胃の中央部を占めます。胃底は最上部、幽門部は最下部、角切痕は小弯側です。

問題5(選択問題)

胃潰瘍の好発部位はどれか。

a) 胃底

b) 噴門

c) 角切痕

d) 大弯

【解答と解説】 正解:c

角切痕は小弯側にあり、胃の可動性が変化する部位で機械的ストレスがかかりやすいため、胃潰瘍の好発部位となります。

まとめ

胃の構造 チェックリスト

チェック 項目
噴門 = T11左側
幽門 = L1右側
胃底 = 噴門より上方
角切痕 = 小弯側
幽門部 = 幽門洞 + 幽門管

胃の区分

【胃底】← 噴門より上方(横隔膜に接する)

【胃体】← 胃の中央部

【幽門部】← 幽門洞 + 幽門管

覚え方のコツ

「噴門はT11左側、幽門はL1右側!」

  • 噴門(入口)→ T11
  • 幽門(出口)→ L1

「底は上、角は小弯」

#解剖学 #消化器系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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