鼻腔・鼻道の構造と冠状断 – 完全攻略ガイド
はじめに
鼻腔の立体構造を理解するには、冠状断(前額断)での観察が非常に有効です。CTやMRIでも冠状断の画像が出題されることがあり、3次元的な構造把握は国試対策として重要です。この記事では、鼻腔・鼻道の構造を冠状断の視点から詳しく解説します。
詳しい解説
鼻甲介と鼻道の関係
各鼻甲介の下には対応する鼻道が形成されます。
| 鼻甲介 | 鼻道 |
|---|---|
| 上鼻甲介の下 | 上鼻道 |
| 中鼻甲介の下 | 中鼻道 |
| 下鼻甲介の下 | 下鼻道 |
冠状断で見える構造
冠状断(前額断)では以下の構造が観察できます。
副鼻腔
- 篩骨洞(篩骨蜂巣)- 篩骨内の小空洞群
- 上顎洞 – 最大の副鼻腔
鼻腔の構造
- 鼻中隔 – 鼻腔を左右に分ける
- 総鼻道 – 鼻甲介の内側の空間
鼻甲介
- 上鼻甲介・中鼻甲介・下鼻甲介
開口部の位置
| 開口部 | 位置 |
|---|---|
| 外鼻孔 | 前方(外界への開口) |
| 後鼻孔 | 後方(咽頭に通じる) |
冠状断の臨床的意義
冠状断のCT画像は以下の診断に有用です。
- 副鼻腔炎の評価
- 鼻中隔弯曲の確認
- 腫瘍の位置把握
絶対に覚えるべきポイント
- 各鼻甲介の下に対応する鼻道がある
- 総鼻道は鼻甲介の内側の空間
- 篩骨洞と上顎洞は冠状断でよく見える
- 外鼻孔は前方、後鼻孔は後方
- 冠状断のCT画像は国試で出題される
一問一答
Q1. 中鼻甲介の下にある空間を何というか?
【答え】 A. 中鼻道
各鼻甲介の下に対応する鼻道が形成されます。
Q2. 鼻甲介の内側の空間を何というか?
【答え】 A. 総鼻道
鼻中隔と鼻甲介の間の空間です。
Q3. 外鼻孔と後鼻孔の位置関係を述べよ。
【答え】 A. 外鼻孔は前方、後鼻孔は後方
外鼻孔は外界に、後鼻孔は咽頭に開口します。
Q4. 最大の副鼻腔は何か?
【答え】 A. 上顎洞
冠状断で左右対称に大きく見えます。
Q5. 篩骨内にある小空洞群を何というか?
【答え】 A. 篩骨洞(篩骨蜂巣)
蜂の巣状に多数の小空洞があります。
国家試験対策問題
問題1(選択問題)
鼻甲介の内側にある空間はどれか。
a. 上鼻道
b. 中鼻道
c. 下鼻道
d. 総鼻道
【解答と解説】 正解:d
総鼻道は鼻中隔と鼻甲介の間の空間です。上・中・下鼻道は各鼻甲介の下にある空間です。
問題2(○×問題)
後鼻孔は外界に開口する。
【解答と解説】 正解:×
外界に開口するのは外鼻孔です。後鼻孔は咽頭に開口します。
問題3(選択問題)
冠状断で観察しやすい副鼻腔の組み合わせで正しいのはどれか。
a. 篩骨洞と蝶形骨洞
b. 篩骨洞と上顎洞
c. 前頭洞と蝶形骨洞
d. 前頭洞と上顎洞
【解答と解説】 正解:b
冠状断では篩骨洞と上顎洞がよく観察できます。
問題4(穴埋め問題)
鼻腔は前方の( )から後方の後鼻孔まで続く空間である。
【解答と解説】 正解:外鼻孔
外鼻孔から吸入された空気は、鼻腔を通って後鼻孔から咽頭に入ります。
まとめ
鼻腔構造チェックリスト
- [ ] 鼻甲介と鼻道の対応関係を覚えた
- [ ] 総鼻道の位置を理解した
- [ ] 冠状断で見える構造を覚えた
- [ ] 外鼻孔と後鼻孔の位置を覚えた
鼻道まとめ表
| 空間 | 位置 |
|---|---|
| 上鼻道 | 上鼻甲介の下 |
| 中鼻道 | 中鼻甲介の下 |
| 下鼻道 | 下鼻甲介の下 |
| 総鼻道 | 鼻甲介の内側 |
#解剖学 #呼吸器系 #国試対策







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