扁桃の組織・リンパ小節 – 完全攻略ガイド
はじめに
扁桃は咽頭粘膜に出来たリンパ小節の集団です。口蓋扁桃は重層扁平上皮で覆われ、陰窩の粘膜下に多数のリンパ小節が並んでいます。国家試験でも頻出のテーマです。
詳しい解説
口蓋扁桃の構造
| 構造 | 詳細 |
|---|---|
| 表面 | 重層扁平上皮で覆われる |
| 外観 | デコボコした感じ |
| 陰窩 | 粘膜が陥入したくぼみ |
| リンパ小節 | 陰窩の粘膜下に多数並ぶ |
| 粘液腺 | 深部に存在 |
口蓋扁桃の位置
| 構造 | 位置関係 |
|---|---|
| 口蓋舌弓 | 前方 |
| 口蓋咽頭弓 | 後方 |
| 口蓋扁桃 | 両弓の間(扁桃窩) |
陰窩の役割
| 役割 | 詳細 |
|---|---|
| 表面積拡大 | 抗原と接触する面積を増やす |
| 抗原捕捉 | 細菌や異物を捕捉 |
| 免疫誘導 | 粘膜下のリンパ小節に抗原を提示 |
扁桃での免疫応答
| 過程 | 詳細 |
|---|---|
| 1 | 細菌や異物などの抗原が陰窩に入る |
| 2 | 抗原刺激がリンパ小節に伝わる |
| 3 | リンパ小節でBリンパ球が増生 |
| 4 | 抗体産生が促される |
扁桃の特徴
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 被膜 | 不完全(感染が広がりやすい) |
| 血管 | 豊富(出血しやすい) |
| 分類 | 第二次リンパ性器官 |
絶対に覚えるべきポイント
- 扁桃は重層扁平上皮で覆われ、陰窩が散在
- 陰窩の粘膜下に多数のリンパ小節が並ぶ
- 抗原刺激によりBリンパ球が増生し、抗体産生が促される
- 扁桃の被膜は不完全で感染が広がりやすい
一問一答
Q1. 口蓋扁桃はどのような上皮で覆われていますか?
【答え】 A. 重層扁平上皮
Q2. 陰窩とは何ですか?
【答え】 A. 粘膜が陥入したくぼみ
Q3. 扁桃での免疫応答で増生する細胞は何ですか?
【答え】 A. Bリンパ球
Q4. 扁桃の被膜の特徴は何ですか?
【答え】 A. 不完全(感染が広がりやすい)
Q5. 口蓋扁桃はどこにありますか?
【答え】 A. 口蓋舌弓と口蓋咽頭弓の間(扁桃窩)
国家試験対策問題
問題1(選択問題)
口蓋扁桃について正しいのはどれか。
a. 単層円柱上皮で覆われる
b. 重層扁平上皮で覆われる
c. 被膜が完全である
d. 第一次リンパ性器官である
【解答と解説】 正解:b
口蓋扁桃は重層扁平上皮で覆われ、被膜は不完全です。第二次リンパ性器官です。
問題2(選択問題)
扁桃での免疫応答について正しいのはどれか。
a. T細胞のみが増生する
b. Bリンパ球が増生し抗体産生が促される
c. 赤血球が産生される
d. 免疫応答は行われない
【解答と解説】 正解:b
扁桃では抗原刺激によりリンパ小節でBリンパ球が増生し、抗体産生が促されます。
問題3(選択問題)
扁桃の陰窩の役割でないのはどれか。
a. 表面積の拡大
b. 抗原の捕捉
c. 赤血球の産生
d. 免疫誘導
【解答と解説】 正解:c
陰窩は表面積を拡大し、抗原を捕捉して粘膜下のリンパ小節に免疫誘導を行います。赤血球の産生は骨髄で行われます。
まとめ
扁桃は咽頭粘膜に出来たリンパ小節の集団で、重層扁平上皮で覆われています。陰窩(粘膜が陥入したくぼみ)の粘膜下に多数のリンパ小節が並び、抗原刺激によりBリンパ球が増生して抗体産生が促されます。被膜は不完全で感染が広がりやすい特徴があります。
#解剖学 #循環器系 #国試対策







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