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臍動脈索と肝円索(臍ヒダ)

臍動脈索と肝円索(臍ヒダ)- 完全攻略ガイド

目次

はじめに

腹壁内面には胎児循環の遺残構造を覆う臍ヒダがあります。正中臍ヒダ、内側臍ヒダ、外側臍ヒダの3種類があり、それぞれ異なる構造を覆っています。国家試験で超頻出のテーマです。

詳しい解説

3つの臍ヒダ

臍ヒダ 覆う構造 胎児期
正中臍ヒダ 正中臍索(尿膜管の遺残) 尿膜管
内側臍ヒダ 臍動脈索 臍動脈
外側臍ヒダ 下腹壁動静脈 (機能血管)

胎児循環の遺残構造

胎児期 出生後 位置
臍静脈 肝円索 肝鎌状間膜の下縁
静脈管 静脈管索 肝臓内
臍動脈 臍動脈索 内側臍ヒダ内
尿膜管 正中臍索 正中臍ヒダ内

肝円索の位置

項目 詳細
位置 肝鎌状間膜の下縁(遊離縁)
走行 臍→肝臓の臍静脈裂
由来 臍静脈の遺残

臍ヒダの覚え方

「正中・内側・外側」

  • 正中臍ヒダ:正中臍索(尿膜管)
  • 内側臍ヒダ:臍動脈索(臍動脈)
  • 外側臍ヒダ:下腹壁動静脈(現在も機能)

絶対に覚えるべきポイント

  • 肝円索肝鎌状間膜の下縁にある(臍静脈の遺残)
  • 内側臍ヒダ臍動脈索を覆う(臍動脈の遺残)
  • 外側臍ヒダ下腹壁動静脈を覆う(機能している血管)
  • 正中臍ヒダ正中臍索(尿膜管の遺残)を覆う

一問一答

Q1. 内側臍ヒダが覆う構造は何ですか?

【答え】 A. 臍動脈索

Q2. 外側臍ヒダが覆う構造は何ですか?

【答え】 A. 下腹壁動静脈

Q3. 正中臍ヒダが覆う構造は何ですか?

【答え】 A. 正中臍索(尿膜管の遺残)

Q4. 臍動脈索は胎児期の何の遺残ですか?

【答え】 A. 臍動脈

Q5. 3つの臍ヒダのうち、現在も機能している血管を覆うのはどれですか?

【答え】 A. 外側臍ヒダ(下腹壁動静脈を覆う)

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

内側臍ヒダが覆う構造はどれか。

a. 下腹壁動静脈

b. 臍動脈索

c. 正中臍索

d. 肝円索

【解答と解説】 正解:b

内側臍ヒダは臍動脈索(臍動脈の遺残)を覆います。

問題2(選択問題)

外側臍ヒダについて正しいのはどれか。

a. 臍動脈索を覆う

b. 正中臍索を覆う

c. 下腹壁動静脈を覆う

d. 肝円索を覆う

【解答と解説】 正解:c

外側臍ヒダは下腹壁動静脈を覆います。これは現在も機能している血管です。

問題3(選択問題)

臍ヒダと覆う構造の組み合わせで正しいのはどれか。

a. 正中臍ヒダ – 臍動脈索

b. 内側臍ヒダ – 正中臍索

c. 外側臍ヒダ – 下腹壁動静脈

d. 内側臍ヒダ – 下腹壁動静脈

【解答と解説】 正解:c

正中臍ヒダは正中臍索、内側臍ヒダは臍動脈索、外側臍ヒダは下腹壁動静脈を覆います。

問題4(選択問題)

胎児循環の遺残構造について正しいのはどれか。

a. 臍動脈は肝円索となる

b. 臍静脈は臍動脈索となる

c. 尿膜管は正中臍索となる

d. 静脈管は動脈管索となる

【解答と解説】 正解:c

尿膜管は正中臍索となります。臍動脈は臍動脈索、臍静脈は肝円索、静脈管は静脈管索となります。

まとめ

腹壁内面には3つの臍ヒダがあります。正中臍ヒダは正中臍索(尿膜管の遺残)、内側臍ヒダは臍動脈索(臍動脈の遺残)、外側臍ヒダは下腹壁動静脈(機能血管)を覆います。肝円索は臍静脈の遺残で肝鎌状間膜の下縁にあります。

#解剖学 #循環器系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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