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骨粗鬆症と骨軟化症

骨粗鬆症と骨軟化症 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

骨基質は類骨(有機質)と石灰化骨(無機質)から構成されています。骨粗鬆症は骨量が減少する疾患、骨軟化症は石灰化障害により類骨の比が増加する疾患です。今回はこれらの違いについて詳しく解説します。

詳しい解説

骨基質の成分

成分 特徴 割合
類骨 有機質(コラーゲン) 25%
石灰化骨 無機質(アパタイト) 75%

骨粗鬆症と骨軟化症の比較

疾患 骨量 類骨と石灰化骨の比 原因
骨粗鬆症 減少 正常 加齢、閉経後など
骨軟化症 正常 類骨の比が増加 ビタミンD欠乏(石灰化障害)

骨粗鬆症

  • 骨と類骨の比は正常
  • 骨量が減少
  • 骨折しやすくなる
  • 加齢、閉経後のエストロゲン低下などが原因

骨軟化症

  • 骨量は減少していない
  • 類骨の比が増加(石灰化障害)
  • ビタミンD欠乏などが原因
  • 小児ではくる病と呼ばれる

絶対に覚えるべきポイント

  • 骨粗鬆症骨量減少(比は正常)
  • 骨軟化症類骨の比が増加(石灰化障害)
  • 骨軟化症の原因:ビタミンD欠乏
  • 小児の骨軟化症=くる病

一問一答

Q1. 骨粗鬆症の特徴は何ですか?

【答え】 A. 骨量が減少する(比は正常)

骨折しやすくなります。

Q2. 骨軟化症の特徴は何ですか?

【答え】 A. 類骨の比が増加する(石灰化障害)

骨量は正常です。

Q3. 骨軟化症の原因として多いのは何ですか?

【答え】 A. ビタミンD欠乏

石灰化障害を引き起こします。

Q4. 小児の骨軟化症は何と呼ばれますか?

【答え】 A. くる病

成長期の骨に影響を与えます。

Q5. 骨基質の約75%を占める成分は何ですか?

【答え】 A. 石灰化骨(アパタイト)

無機質で骨の硬さをつくります。

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

骨粗鬆症について正しいのはどれか。

a. 類骨の比が増加する

b. 骨量が減少する

c. ビタミンD欠乏が原因である

d. 骨量は正常である

【解答と解説】 正解:b

骨粗鬆症は骨と類骨の比は正常だが、骨量が減少する疾患です。

問題2(選択問題)

骨軟化症について正しいのはどれか。

a. 骨量が減少する

b. 比は正常である

c. 石灰化障害が原因である

d. 加齢が主な原因である

【解答と解説】 正解:c

骨軟化症はビタミンD欠乏などによる石灰化障害が原因で、類骨の比が増加します。

問題3(選択問題)

ビタミンD欠乏による小児の骨疾患はどれか。

a. 骨粗鬆症

b. 骨軟化症

c. くる病

d. 変形性関節症

【解答と解説】 正解:c

ビタミンD欠乏による小児の骨疾患はくる病と呼ばれます。成人では骨軟化症です。

問題4(選択問題)

骨粗鬆症と骨軟化症の違いとして正しいのはどれか。

a. 骨粗鬆症は類骨の比が増加する

b. 骨軟化症は骨量が減少する

c. 骨粗鬆症は骨量が減少し、骨軟化症は類骨の比が増加する

d. どちらも同じ病態である

【解答と解説】 正解:c

骨粗鬆症は骨量減少(比は正常)、骨軟化症は類骨の比が増加(石灰化障害)という違いがあります。

まとめ

骨粗鬆症と骨軟化症の比較

項目 骨粗鬆症 骨軟化症
骨量 減少 正常
類骨と石灰化骨の比 正常 類骨が増加
原因 加齢、閉経後など ビタミンD欠乏
小児の名称 くる病

骨基質の成分

成分 性質 割合
類骨 有機質 約25%
石灰化骨 無機質 約75%

覚え方のコツ

「骨粗鬆症=骨量減少、骨軟化症=石灰化障害」と覚えましょう。

  • 骨粗鬆症:骨が「粗く、鬆(す)が入る」→ 骨量減少
  • 骨軟化症:骨が「軟らかくなる」→ 石灰化障害

#解剖学 #組織学 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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