MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

リソソーム

中心小体 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

中心小体は細胞分裂において重要な役割を果たす細胞小器官です。染色体を両極に引き寄せる紡錘糸の起点となり、正確な細胞分裂を可能にしています。今回は中心小体の構造と細胞分裂における役割について詳しく解説します。

詳しい解説

中心小体とは

中心小体は、直交した2つ1組がセットとなり、中心体として働く細胞小器官です。微小管(チューブリン)から構成される円筒状の構造をしています。

中心小体の構造

  • 2つの中心小体が直交して配置
  • 中心体:2つの中心小体とその周囲の構造の総称
  • 微小管で構成される(9組の三連微小管が円筒状に配列)

細胞分裂における中心小体の役割

中心小体は細胞分裂時に以下の重要な役割を果たします。

  • 複製:分裂に先立ち、中心小体は複製を作る
  • 両極への移動:複製された中心小体が細胞の両極に移動
  • 紡錘糸の形成:紡錘糸(微小管)の起点となる
  • 染色体の移動:染色体に紡錘糸を付着させ、両極に引き寄せる

細胞分裂(有糸分裂)の各期と中心小体

前期

  • 中心小体が複製を作る
  • 中心小体が二分して両極に移動
  • 染色質が凝集して染色体となる

中期

  • 核膜が消失
  • 染色体が赤道面に整列
  • 染色体に紡錘糸が付着

後期

  • 各染色体が2個(姉妹染色分体)に分割
  • 中心小体に引き寄せられ両極に移動

終期

  • 両極に分かれた染色体は染色質の状態に戻る
  • 核膜に包まれる
  • 細胞体がくびれて2個の娘細胞となる

中心小体と線毛・鞭毛

中心小体は線毛鞭毛の形成にも関与します。線毛の基部にある基底小体は中心小体と同様の構造を持っています。

絶対に覚えるべきポイント

  • 中心小体:直交した2つ1組、中心体を構成
  • 役割:細胞分裂時に紡錘糸を形成し、染色体を引き寄せる
  • 前期:中心小体が複製・両極移動、染色質→染色体
  • 中期:核膜消失、染色体が赤道面に整列
  • 後期:染色体が両極に移動
  • 終期:核膜形成、細胞質分裂

一問一答

Q1. 中心小体はいくつで1セットになりますか?

【答え】 A. 2つ(直交した2つ1組)

2つの中心小体が直交して配置され、中心体として働きます。

Q2. 中心小体の主な役割は何ですか?

【答え】 A. 細胞分裂時に紡錘糸を形成し、染色体を引き寄せる

紡錘糸の起点となり、染色体を正確に両極に分配します。

Q3. 細胞分裂の前期に起こることを2つ挙げてください。

【答え】 A. 中心小体の複製と両極への移動、染色質から染色体への凝集

分裂の準備として、中心小体が増え、DNAが染色体として見えるようになります。

Q4. 細胞分裂の中期に染色体はどこに位置しますか?

【答え】 A. 赤道面(細胞の中央)

染色体が細胞の中央に一列に並び、紡錘糸が付着します。

Q5. 細胞分裂の後期に何が起こりますか?

【答え】 A. 染色体が2つに分かれ、両極に移動する

姉妹染色分体が分離し、紡錘糸によって両極に引き寄せられます。

Q6. 細胞分裂の終期に何が起こりますか?

【答え】 A. 核膜が再形成され、細胞質が分裂して2つの娘細胞となる

染色体は再び染色質の状態に戻り、核膜に包まれます。

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

細胞分裂時に紡錘糸を形成する起点となる細胞小器官はどれか。

a. 核小体

b. 中心小体

c. リボソーム

d. ゴルジ装置

【解答と解説】 正解:b

中心小体は細胞分裂時に紡錘糸(微小管)の起点となり、染色体を両極に引き寄せる役割を果たします。

問題2(選択問題)

細胞分裂の中期について正しいのはどれか。

a. 中心小体が複製される

b. 染色体が赤道面に整列する

c. 染色体が両極に移動する

d. 核膜が再形成される

【解答と解説】 正解:b

中期では核膜が消失し、染色体が赤道面(細胞の中央)に整列します。紡錘糸が染色体の動原体に付着します。

問題3(○×問題)

中心小体は3つ1組で中心体を構成する。

【解答と解説】 正解:×

中心小体は直交した2つ1組で中心体を構成します。

問題4(選択問題)

細胞分裂の各期の順序として正しいのはどれか。

a. 中期→前期→後期→終期

b. 前期→後期→中期→終期

c. 前期→中期→後期→終期

d. 終期→前期→中期→後期

【解答と解説】 正解:c

細胞分裂(有糸分裂)は前期→中期→後期→終期の順に進行します。

問題5(穴埋め問題)

細胞分裂の(   )期に、核膜が消失し染色体が赤道面に整列する。

【解答と解説】 正解:中

中期(メタフェーズ)では染色体が細胞の中央(赤道面)に一列に並びます。

まとめ

細胞分裂の各期

時期 中心小体の動き 染色体・核の変化
前期 複製、両極へ移動 染色質→染色体
中期 紡錘糸形成 核膜消失、赤道面に整列
後期 染色体を引き寄せる 両極に移動
終期 核膜再形成、細胞質分裂

中心小体のポイント

項目 内容
構造 直交した2つ1組
構成 微小管(チューブリン)
機能 紡錘糸の起点
役割 染色体を両極に引き寄せる

覚え方のポイント

細胞分裂は「前・中・後・終」の順。「前期は準備(複製・凝集)」「中期は整列(赤道面)」「後期は分離(両極移動)」「終期は完成(核膜再形成・分裂)」と各期の特徴を覚えましょう。

#解剖学 #細胞 #国試対策

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次