MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

ドーパミン神経系の走行

ドーパミン神経系の走行 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

ドーパミン神経系は運動機能と報酬系に関与する重要な神経系です。A9系(黒質-線条体系)は運動調節を、A10系(中脳腹側被蓋野-辺縁系)は報酬系を担い、パーキンソン病や統合失調症との関連から国家試験で超頻出です。

詳しい解説

ドーパミン神経系の概要

項目 詳細
主な機能 運動機能、報酬系
神経伝達物質 ドーパミン
主要な系統 A9系、A10系

A9系:黒質-線条体系

項目 詳細
起始 黒質緻密部(中脳)
投射先 線条体(被殻・尾状核)
機能 運動機能調節
障害時 パーキンソン病(運動障害)

A10系:中脳腹側被蓋野-辺縁系

項目 詳細
起始 中脳腹側被蓋野(VTA)
投射先 側坐核、腹側被蓋野、前頭前野
機能 報酬系(選択した行動の優位性を学習・記憶)
関連疾患 依存症、統合失調症

ドーパミン系と関連疾患

疾患 関連経路 病態
パーキンソン病 A9系(黒質-線条体) 黒質のドパミンニューロン変性
統合失調症 A10系(中脳辺縁系) ドーパミン過剰(陽性症状)
薬物依存 A10系(報酬系) 報酬系の異常活動

A9系とA10系の比較

項目 A9系 A10系
起始 黒質 中脳腹側被蓋野(VTA)
投射先 線条体 辺縁系(側坐核など)
機能 運動調節 報酬系
障害 パーキンソン病 統合失調症、依存症

絶対に覚えるべきポイント

  • A9系=黒質→線条体=運動調節
  • A10系=腹側被蓋野→辺縁系=報酬系
  • パーキンソン病=A9系(黒質)の障害
  • 統合失調症=A10系(中脳辺縁系)のドーパミン過剰
  • 側坐核は報酬系の中心

一問一答

Q1. A9系の起始と投射先は?

【答え】 A. 黒質から線条体(被殻・尾状核)

A9系は運動機能調節を担う経路で、パーキンソン病と関連します。

Q2. A10系の起始と投射先は?

【答え】 A. 中脳腹側被蓋野(VTA)から辺縁系(側坐核など)

A10系は報酬系を担い、依存症や統合失調症と関連します。

Q3. パーキンソン病で障害されるドーパミン系は?

【答え】 A. A9系(黒質-線条体系)

黒質緻密部のドパミンニューロンが変性し、運動障害が出現します。

Q4. 統合失調症と関連するドーパミン系は?

【答え】 A. A10系(中脳辺縁系)

ドーパミン過剰が陽性症状(幻覚、妄想)の原因と考えられています。

Q5. 報酬系の中心となる構造は?

【答え】 A. 側坐核

側坐核は報酬処理の中心であり、快楽や動機付けに関与します。

Q6. A10系の障害で生じうる疾患を2つ挙げよ。

【答え】 A. 統合失調症、薬物依存

A10系は報酬系を担うため、その異常は精神疾患や依存症と関連します。

国家試験対策問題

問題1

パーキンソン病で障害される経路はどれか。

a. A10系(中脳辺縁系)

b. A9系(黒質-線条体系)

c. 錐体路

d. 後索-内側毛帯路

e. 脊髄視床路

【解答と解説】 正解:b

パーキンソン病はA9系(黒質-線条体系)の黒質緻密部ドパミンニューロンが変性し、線条体へのドパミン入力が低下して運動障害が生じます。

問題2

ドーパミン神経系について正しいのはどれか。

a. A9系は報酬系を担う

b. A10系は運動調節を担う

c. 黒質は中脳腹側被蓋野にある

d. 側坐核はA10系の投射先である

e. パーキンソン病はA10系の障害

【解答と解説】 正解:d

側坐核はA10系(中脳辺縁系)の投射先で、報酬系の中心です。A9系が運動調節、A10系が報酬系を担います。

問題3

中脳腹側被蓋野(VTA)から投射を受ける構造として正しいのはどれか。

a. 線条体

b. 黒質

c. 側坐核

d. 小脳

e. 淡蒼球

【解答と解説】 正解:c

中脳腹側被蓋野(VTA)はA10系の起始であり、側坐核、腹側被蓋野、前頭前野に投射して報酬系を形成します。

問題4

統合失調症の病態として正しいのはどれか。

a. A9系のドパミン低下

b. A10系のドパミン過剰

c. 黒質の変性

d. 線条体のドパミン低下

e. 小脳の障害

【解答と解説】 正解:b

統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想)はA10系(中脳辺縁系)のドーパミン過剰と関連し、抗精神病薬はドーパミン受容体を遮断します。

まとめ

ドーパミン神経系はA9系とA10系の2つに大別されます。A9系は黒質から線条体に投射して運動調節を担い、その障害がパーキンソン病です。A10系は中脳腹側被蓋野から辺縁系(側坐核など)に投射して報酬系を担い、その異常が統合失調症や薬物依存と関連します。「A9=運動、A10=報酬」と覚えましょう。

#神経学 #神経系 #ドーパミン

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次