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ホムンクルス(体部位局在性)

ホムンクルス(体部位局在性) – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

ペンフィールドのホムンクルス(小人)は、大脳皮質の運動野と感覚野における体部位局在を視覚的に表したものです。顔や手、舌など細かい制御が必要な部位ほど広い皮質領域を占めるため、ホムンクルスは歪んだ人形のような姿になります。この概念を理解することは、神経系の局在診断に不可欠です。

詳しい解説

ホムンクルスの配列

大脳皮質の運動野・感覚野では、体の各部位が以下の順序で配列されています。

位置 支配部位
内上方(大脳縦裂側) 下肢
体幹
上肢
外下方

感覚野と運動野

位置 ブロードマン 機能
一次運動野 中心前回 4野 随意運動の制御
一次感覚野 中心後回 1, 2, 3野 体性感覚の処理

両者とも同じ体部位局在パターンを示します。

ホムンクルスの特徴

特徴 詳細
顔・手・舌が大きい 細かい運動制御や精緻な感覚が必要な部位ほど広い皮質領域を占める
体幹・下肢は小さい 粗大な運動を担う部位は狭い皮質領域
上下逆転 下肢が上方(大脳縦裂側)、顔が下方に配置
倒立した姿 体が逆さまに配列されている

感覚ホムンクルスと運動ホムンクルス

項目 感覚ホムンクルス 運動ホムンクルス
位置 中心後回(感覚野) 中心前回(運動野)
特徴 感覚の精度が高い部位が大きい 細かい運動制御が必要な部位が大きい
共通点 両者とも手・顔・舌の領域が大きい

中心傍小葉

中心前回と中心後回は内側面にも延長しており、この部分を中心傍小葉といいます。ここには下肢領域が存在し、中心傍小葉の損傷では対側下肢の運動・感覚障害が生じます。

絶対に覚えるべきポイント

  • 大脳縦裂から外側へ「下肢→体幹→上肢→顔→舌
  • 顔・手・舌の領域が大きい
  • 感覚野=中心後回、運動野=中心前回
  • 上下が逆転(下肢が上方、顔が下方)
  • 中心傍小葉に下肢領域がある

一問一答

Q1. ホムンクルスで最も大きな領域を占めるのはどこか?

【答え】 A. 顔、手、舌

細かい運動制御や精緻な感覚が必要な部位ほど広い皮質領域を占めます。

Q2. 一次運動野における下肢領域の位置はどこか?

【答え】 A. 内上方(大脳縦裂側)

下肢領域は大脳縦裂に面する内側面(中心傍小葉)に存在します。

Q3. 一次感覚野はどこに位置するか?

【答え】 A. 中心後回(ブロードマン1, 2, 3野)

一次感覚野は中心溝の後方、頭頂葉に位置します。

Q4. ホムンクルスの配列の覚え方は?

【答え】 A. 内上方から外下方へ「下肢→体幹→上肢→顔→舌」

大脳縦裂側から外側溝に向かって順に配列されています。

Q5. なぜ手や顔の領域は大きいのか?

【答え】 A. 細かい運動制御や精緻な感覚が必要だから

皮質領域の広さは、その部位の機能的重要性を反映しています。

Q6. 中心傍小葉にはどの部位の領域があるか?

【答え】 A. 下肢

中心傍小葉は中心前回・中心後回の内側延長で、下肢領域が存在します。

国家試験対策問題

問題1

ペンフィールドのホムンクルスについて正しいのはどれか。

a. 下肢領域は外下方に位置する

b. 顔領域は内上方に位置する

c. 手と顔の領域は小さい

d. 下肢領域は内上方に位置する

e. 体幹領域が最も大きい

【解答と解説】 正解:d

ホムンクルスでは下肢領域が内上方(大脳縦裂側)、顔・舌領域が外下方に位置します。手と顔の領域は大きいです。

問題2

一次運動野と一次感覚野について正しいのはどれか。

a. 両者とも頭頂葉に位置する

b. 一次運動野は中心後回に位置する

c. 一次感覚野は中心前回に位置する

d. 両者の体部位局在パターンは異なる

e. 両者とも同様の体部位局在パターンを示す

【解答と解説】 正解:e

一次運動野(中心前回)と一次感覚野(中心後回)は、ともに「下肢→体幹→上肢→顔→舌」という同様の体部位局在パターンを示します。

問題3

中心傍小葉について正しいのはどれか。

a. 後頭葉に位置する

b. 上肢領域が存在する

c. 大脳外側面に位置する

d. 下肢領域が存在する

e. 顔領域が存在する

【解答と解説】 正解:d

中心傍小葉は中心前回・中心後回の内側面への延長で、下肢領域が存在します。

問題4

ホムンクルスで体幹の領域が小さい理由として正しいのはどれか。

a. 体幹の神経支配が少ないから

b. 体幹の運動は粗大であるから

c. 体幹は感覚がないから

d. 体幹は運動しないから

e. 体幹の血流が少ないから

【解答と解説】 正解:b

体幹は粗大な運動を担うため、細かい制御が必要な手や顔に比べて狭い皮質領域で十分です。

まとめ

ペンフィールドのホムンクルスは、運動野・感覚野における体部位局在を示します。内上方(大脳縦裂側)から外下方へ「下肢→体幹→上肢→顔→舌」と配列し、細かい制御が必要な手・顔・舌の領域が大きいのが特徴です。中心傍小葉には下肢領域が存在します。

#解剖学 #神経系 #大脳

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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