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褐色細胞腫

褐色細胞腫 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

褐色細胞腫は副腎髄質の腫瘍で、カテコールアミンを過剰に分泌することで様々な症状を引き起こします。「5Hの徴候」という覚え方で症状を整理しましょう。国家試験では超頻出のテーマです!


詳しい解説

褐色細胞腫とは

副腎髄質の腫瘍であり、カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)を大量に産生および分泌する。

症状(国試超頻出!)

5Hの徴候

英語 日本語 説明
Hypertension 高血圧 カテコールアミンによる血管収縮
Headache 頭痛 高血圧に伴う
Hyperidrosis 発汗過多 交感神経刺激
Hyperglycemia 高血糖 グリコーゲン分解促進
Hypermetabolism 代謝亢進 基礎代謝率上昇

その他の症状

  • 顔面紅潮
  • 不安・悪心・動悸・振戦・心窩部痛

病態生理

カテコールアミンの過剰な分泌により、交感神経系の刺激状態がみられます。

α₁受容体刺激による症状

  • 血管収縮 → 高血圧

β₁受容体刺激による症状

  • 頻脈・心拍出量の増大 → 高血圧

代謝への影響

カテコールアミンにより、肝臓からの糖放出の増加、末梢でのインスリン抵抗性が生じ、耐糖能異常や糖尿病が生じます。

診断

  • 血中・尿中カテコールアミン測定
  • 血中・尿中メタネフリン測定
  • 画像診断(CT、MRI、MIBGシンチグラフィ)

絶対に覚えるべきポイント

  • 褐色細胞腫 = 副腎髄質の腫瘍 = カテコールアミン過剰
  • 5Hの徴候:Hypertension、Headache、Hyperidrosis、Hyperglycemia、Hypermetabolism
  • 高血圧の機序:α₁受容体(血管収縮)+ β₁受容体(心拍出量増大)
  • 糖尿病を合併することがある

一問一答(5問)

Q1. 褐色細胞腫はどこの腫瘍か?

【答え】 A. 副腎髄質

クロム親和性細胞の腫瘍です。


Q2. 褐色細胞腫で過剰分泌されるホルモンは?

【答え】 A. カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)

交感神経刺激症状が出現します。


Q3. 5Hの徴候を挙げよ。

【答え】 A. 高血圧、頭痛、発汗過多、高血糖、代謝亢進

すべてHで始まる英語で覚えましょう。


Q4. 褐色細胞腫で高血圧が起こる機序は?

【答え】 A. α₁受容体刺激による血管収縮とβ₁受容体刺激による心拍出量増大

カテコールアミンの作用です。


Q5. 褐色細胞腫で糖尿病が起こる理由は?

【答え】 A. カテコールアミンにより肝臓からの糖放出増加と末梢でのインスリン抵抗性が生じるため

耐糖能異常を来します。


国家試験対策問題(4問)

問題1(選択問題)

褐色細胞腫の症状として正しいのはどれか。2つ選べ。

a) 低血圧

b) 高血圧

c) 低血糖

d) 発汗過多

e) 徐脈

【解答と解説】 正解:b、d

褐色細胞腫ではカテコールアミン過剰により高血圧、発汗過多、高血糖、頻脈などが起こります。


問題2(○×問題)

褐色細胞腫では低血糖が起こる。

【解答と解説】 正解:×

褐色細胞腫ではカテコールアミンによりグリコーゲン分解が促進され、高血糖が起こります。


問題3(選択問題)

褐色細胞腫について正しいのはどれか。

a) 副腎皮質の腫瘍である

b) ステロイドホルモンを過剰分泌する

c) 5Hの徴候を呈する

d) 低血圧が特徴である

【解答と解説】 正解:c

褐色細胞腫は副腎髄質の腫瘍で、カテコールアミンを過剰分泌し、5Hの徴候(高血圧、頭痛、発汗過多、高血糖、代謝亢進)を呈します。


問題4(穴埋め問題)

褐色細胞腫は(  )の腫瘍であり、(  )を過剰に分泌する。5Hの徴候には(  )、頭痛、発汗過多、(  )、代謝亢進がある。

【解答と解説】 正解:副腎髄質、カテコールアミン、高血圧、高血糖

褐色細胞腫の基本と5Hの徴候です。


まとめ

5Hの徴候

記号 英語 日本語
H Hypertension 高血圧
H Headache 頭痛
H Hyperidrosis 発汗過多
H Hyperglycemia 高血糖
H Hypermetabolism 代謝亢進

カテコールアミンの作用と症状

カテコールアミン過剰

┌─────────┼─────────┐

↓ ↓ ↓

α₁受容体 β₁受容体 代謝

血管収縮 心拍出量↑ グリコーゲン分解↑

↓ ↓ ↓

高血圧 頻脈 高血糖

学習チェックリスト

  • [ ] 褐色細胞腫の発生部位を覚えた
  • [ ] 5Hの徴候を列挙できる
  • [ ] カテコールアミン過剰の症状を説明できる
  • [ ] 高血圧と高血糖の機序を理解した

#解剖学 #内分泌系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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