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内分泌疾患まとめ

内分泌疾患まとめ – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

内分泌疾患は「ホルモンの過剰(機能亢進)」と「ホルモンの不足(機能低下)」に分けて理解すると整理しやすいです。各ホルモンの亢進症と低下症を対比して覚えることが国家試験対策のポイントです!


詳しい解説

内分泌疾患一覧(国試超頻出!)

甲状腺(サイロキシン)

機能亢進症 機能低下症
バセドウ病 粘液水腫(成人)、クレチン病(幼児)
眼球突出、甲状腺腫、頻脈(メルセブルグの三徴) 寒がり、発汗減少、皮膚の乾燥
体温上昇(微熱)、発汗、体重減少 徐脈、血圧低下
TSH低下、血圧上昇、振戦 粘液水腫(局所的なむくみ)
周期性四肢麻痺

副腎皮質(アルドステロン)

機能亢進症 機能低下症
原発性アルドステロン症(コン症候群) アジソン病
高血圧、低カリウム血症 原発性副腎皮質機能低下症
代謝性アルカローシス、筋力低下 アルドステロン・コルチゾール・副腎アンドロゲンがすべて不足
周期性四肢麻痺

副腎皮質(コルチゾル)

機能亢進症 機能低下症
クッシング症候群 アジソン病
中心性肥満、満月様顔貌、野牛肩 低血圧、低血糖、易疲労
皮膚線条、筋萎縮、易感染 色素沈着(血中ACTH増加による)
骨粗鬆症、糖尿病

副腎髄質(カテコールアミン)

機能亢進症 機能低下症
褐色細胞腫
副腎髄質の腫瘍でカテコールアミンの過剰分泌
高血圧、動悸、過血糖

下垂体前葉(成長ホルモン)

機能亢進症 機能低下症
巨人症(骨端軟骨閉鎖前) 下垂体性低身長症
先端巨大症(骨端軟骨閉鎖後) GHの分泌不足により発育低下
蛋白合成亢進、耐糖能低下、血糖上昇 (均整の整った低身長)

下垂体後葉(バソプレッシン)

機能亢進症 機能低下症
SIADH(ADH不適切分泌症候群) 尿崩症
渇き、多尿、多飲、希釈された尿を大量に排出

上皮小体(パラソルモン)

機能亢進症 機能低下症
副甲状腺機能亢進症 テタニー
パラソルモンの過剰分泌により高カルシウム血症 パラソルモンの作用不全により低カルシウム血症
骨の弱体化により骨折、腎結石 大脳基底核に異所性石灰化

絶対に覚えるべきポイント

  • バセドウ病 vs 粘液水腫(甲状腺亢進 vs 低下)
  • クッシング症候群 vs アジソン病(コルチゾル亢進 vs 低下)
  • 巨人症/先端巨大症 vs 下垂体性低身長症(GH亢進 vs 低下)
  • 褐色細胞腫 = カテコールアミン過剰 = 高血圧
  • 尿崩症 = バソプレッシン不足 = 多尿
  • アジソン病の色素沈着 = ACTH増加による

一問一答(6問)

Q1. 甲状腺機能亢進症の代表的疾患は?

【答え】 A. バセドウ病

メルセブルグの三徴(眼球突出、甲状腺腫、頻脈)が特徴です。


Q2. 副腎皮質機能低下により色素沈着が起こる理由は?

【答え】 A. コルチゾル低下により負のフィードバックが解除され、ACTHが増加するため

ACTHの前駆体からMSH(メラニン細胞刺激ホルモン)も増加します。


Q3. 骨端線閉鎖後の成長ホルモン過剰で起こる疾患は?

【答え】 A. 先端巨大症(末端肥大症)

骨端線閉鎖前は巨人症になります。


Q4. バソプレッシン不足で起こる疾患は?

【答え】 A. 尿崩症

水の再吸収ができなくなり、大量の薄い尿が出ます。


Q5. 褐色細胞腫で過剰分泌されるホルモンは?

【答え】 A. カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)

高血圧、動悸、高血糖が特徴です。


Q6. 低カルシウム血症で起こる症状は?

【答え】 A. テタニー

末梢神経の興奮性が亢進し、筋の過剰な収縮が起こります。


国家試験対策問題(4問)

問題1(選択問題)

クッシング症候群の症状として正しいのはどれか。2つ選べ。

a) 低血糖

b) 中心性肥満

c) 色素沈着

d) 満月様顔貌

e) 低血圧

【解答と解説】 正解:b、d

クッシング症候群(コルチゾル過剰)では中心性肥満、満月様顔貌、野牛肩などが特徴です。色素沈着はアジソン病の症状です。


問題2(○×問題)

アジソン病では血中ACTHが低下する。

【解答と解説】 正解:×

アジソン病ではコルチゾルが低下し、負のフィードバックが解除されるため、ACTHは増加します。これが色素沈着の原因です。


問題3(選択問題)

内分泌疾患と症状の組み合わせで正しいのはどれか。

a) バセドウ病 – 徐脈

b) 褐色細胞腫 – 低血圧

c) 尿崩症 – 多尿

d) 粘液水腫 – 体重減少

【解答と解説】 正解:c

尿崩症ではバソプレッシン不足により多尿となります。バセドウ病は頻脈、褐色細胞腫は高血圧、粘液水腫は体重増加が特徴です。


問題4(穴埋め問題)

成長ホルモンの過剰により、骨端線閉鎖前では(  )が、閉鎖後では(  )が起こる。

【解答と解説】 正解:巨人症、先端巨大症

骨端線の状態により症状が異なります。


まとめ

内分泌疾患対比表

器官 機能亢進症 機能低下症
甲状腺 バセドウ病 粘液水腫/クレチン病
副腎皮質(コルチゾル) クッシング症候群 アジソン病
副腎皮質(アルドステロン) 原発性アルドステロン症 アジソン病
副腎髄質 褐色細胞腫
下垂体前葉(GH) 巨人症/先端巨大症 下垂体性低身長症
下垂体後葉(ADH) SIADH 尿崩症
上皮小体 副甲状腺機能亢進症 テタニー

学習チェックリスト

  • [ ] 各ホルモンの亢進症と低下症を対比できる
  • [ ] 主要な疾患の特徴的症状を覚えた
  • [ ] アジソン病の色素沈着の機序を説明できる
  • [ ] 巨人症と先端巨大症の違いを説明できる

#解剖学 #内分泌系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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