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サイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)の違い

サイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)の違い – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

甲状腺ホルモンにはT4とT3の2種類がありますが、それぞれ異なる特性を持っています。「T4は安定だが弱い」「T3は不安定だが強い」という対比を理解することが、甲状腺ホルモンの理解の鍵です。国家試験でも頻出のテーマです!


詳しい解説

T4とT3の基本的な違い

項目 サイロキシン(T4) トリヨードサイロニン(T3)
ヨウ素の数 4つ 3つ
産生部位 甲状腺のみで作られる 主に末梢組織で脱ヨード酵素の働きでT4から作られる
分泌量 T3に比べて20倍分泌 少ない
安定性 T3に比べて安定している T4に比べて不安定
活性 T3に比べて活性は弱い T4に比べて約10倍の強い活性

T4とT3の関係

  • T4は甲状腺から主に分泌される形態
  • T4は血中で安定して存在し、運搬されやすい
  • 末梢組織でT4から脱ヨード酵素によりヨウ素が1つ外れてT3に変換
  • T3が実際に細胞内受容体に結合して作用を発揮

つまり、T4はT3の「プロホルモン」(前駆体)として機能しています。

なぜ2種類あるのか?

  • T4:安定性が高いため、血中を長く循環でき、全身に運搬しやすい
  • T3:活性が高いが不安定なため、必要な場所で必要な時にT4から変換して使用

この仕組みにより、甲状腺ホルモンの作用を効率的にコントロールできます。

覚え方(T2で覚える!)

映画「ターミネーター2」で覚えましょう!

  • T-800(サイロキシンのように):安定して長く活動できる
  • T-1000(トリヨードサイロニンのように):強力だが液体金属で不安定

絶対に覚えるべきポイント

  • T4 = ヨウ素4つ = 安定だが弱い = 甲状腺で産生
  • T3 = ヨウ素3つ = 不安定だが強い = 末梢で変換
  • T4はT3のプロホルモン(前駆体)
  • 甲状腺からは主にT4が分泌(T3の20倍)
  • T3の活性はT4の約10倍

一問一答(5問)

Q1. T4に含まれるヨウ素の数は?

【答え】 A. 4つ

サイロキシン(T4)はヨウ素を4つ含みます。


Q2. T3は主にどこで産生されるか?

【答え】 A. 末梢組織(T4から脱ヨード酵素により変換)

甲状腺からも少量分泌されますが、主に末梢でT4から変換されます。


Q3. T4とT3ではどちらの活性が強いか?

【答え】 A. T3

T3の活性はT4の約10倍です。


Q4. T4とT3ではどちらが安定しているか?

【答え】 A. T4

T4は安定しているため、血中を循環しやすいです。


Q5. 甲状腺から多く分泌されるのはT4とT3のどちらか?

【答え】 A. T4

T4はT3の約20倍分泌されます。


国家試験対策問題(4問)

問題1(選択問題)

T3とT4の比較で正しいのはどれか。

a) T3は甲状腺のみで産生される

b) T4はT3より活性が強い

c) T3はT4より不安定である

d) T4はT3より分泌量が少ない

【解答と解説】 正解:c

T3は活性が強いが不安定です。T4は主に甲状腺で産生され、T3より安定で分泌量が多いですが、活性は弱いです。


問題2(○×問題)

T4はT3のプロホルモン(前駆体)として機能する。

【解答と解説】 正解:○

T4は末梢組織で脱ヨード酵素によりT3に変換されます。T4はT3の前駆体として機能しています。


問題3(選択問題)

甲状腺ホルモンについて正しいのはどれか。

a) T3の活性はT4の約10倍である

b) T4は末梢組織でのみ産生される

c) T3の分泌量はT4の20倍である

d) T4はT3より不安定である

【解答と解説】 正解:a

T3の活性はT4の約10倍です。T4は甲状腺で産生され、T4の分泌量がT3の約20倍で、T4の方が安定です。


問題4(穴埋め問題)

T4は甲状腺から主に分泌され(  )しているが、活性は(  )。T3は主に末梢で産生され(  )だが、活性は(  )。

【解答と解説】 正解:安定、弱い、不安定、強い

T4とT3の特性は対照的です。


まとめ

T4とT3の比較表

項目 T4(サイロキシン) T3(トリヨードサイロニン)
ヨウ素数 4つ 3つ
主な産生部位 甲状腺 末梢組織
分泌量 多い(20倍) 少ない
安定性 安定 不安定
活性 弱い 強い(10倍)
役割 プロホルモン 活性型

T4からT3への変換

甲状腺

↓ T4分泌(安定・弱い活性)

血中を循環

末梢組織

↓ 脱ヨード酵素

T3に変換(不安定・強い活性)

細胞内受容体に結合

生理作用発現

学習チェックリスト

  • [ ] T4とT3のヨウ素数を覚えた
  • [ ] 安定性と活性の違いを理解した
  • [ ] T4がプロホルモンであることを理解した
  • [ ] 末梢での変換機構を説明できる

#解剖学 #内分泌系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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