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更年期のホルモン変化

更年期のホルモン変化 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

更年期は女性の体に大きな変化が起こる時期です。卵巣機能の低下に伴うホルモンバランスの変化が、様々な症状を引き起こします。エストロゲン、FSH、LHの変動パターンを理解することは、更年期症状の理解につながります。国家試験でも頻出のテーマです!


詳しい解説

更年期とは

閉経前後の10年間を「更年期」といいます。一般的に45〜55歳頃に相当します。

ホルモンの変化

ホルモン 変化 理由
エストラジオール(E2) 顕著に低下 卵巣機能の低下
エストロン(E1) 緩やかに低下 末梢脂肪組織でアンドロステンジオンから変換されて産生
FSH 上昇 エストロゲン低下による負のフィードバック解除
LH 上昇 エストロゲン低下による負のフィードバック解除

なぜFSH・LHが上昇するのか?

  • 卵巣機能低下 → エストロゲン分泌低下
  • エストロゲンによる負のフィードバックが解除
  • 視床下部・下垂体が「もっとホルモンを出せ」と指令
  • FSH・LHの分泌が増加

しかし、卵巣は反応できないため、エストロゲンは低いまま、FSH・LHだけが高い状態になります。

エストラジオールとエストロンの違い

  • エストラジオール(E2):主に卵巣から分泌 → 卵巣機能低下で顕著に減少
  • エストロン(E1):主に末梢脂肪組織で産生 → 閉経後も濃度減少が穏やか

更年期の主な症状

エストロゲン低下とFSH・LH上昇によるホルモンバランスの乱れが、様々な症状を引き起こします。

血管運動神経症状

  • 顔面紅潮(ホットフラッシュ)
  • 発汗

精神神経症状

  • 不眠
  • イライラ
  • 気分の落ち込み

長期的な影響

エストロゲンには骨を保護する作用があるため、長期的には骨粗鬆症のリスクが増加します。


絶対に覚えるべきポイント

  • 更年期 = 閉経前後の10年間
  • エストラジオール(E2)低下 + FSH・LH上昇
  • FSH・LH上昇の理由 = 負のフィードバック解除
  • エストロンは脂肪組織で産生されるため減少が緩やか
  • 長期的影響:骨粗鬆症

一問一答(5問)

Q1. 更年期とは何か?

【答え】 A. 閉経前後の10年間

一般的に45〜55歳頃に相当します。


Q2. 更年期にFSH・LHが上昇する理由は?

【答え】 A. エストロゲン低下による負のフィードバック解除

エストロゲンが低下すると、視床下部・下垂体への抑制が解除されます。


Q3. 閉経後もエストロンの減少が穏やかな理由は?

【答え】 A. 末梢脂肪組織で産生されるため

エストロンは卵巣以外でも産生されるため、閉経後も一定量が維持されます。


Q4. 更年期の代表的な血管運動神経症状を2つ挙げよ。

【答え】 A. 顔面紅潮(ホットフラッシュ)と発汗

自律神経の乱れによる症状です。


Q5. 更年期以降、長期的に増加するリスクのある疾患は?

【答え】 A. 骨粗鬆症

エストロゲンの骨保護作用が失われるためです。


国家試験対策問題(4問)

問題1(選択問題)

更年期のホルモン変化として正しいのはどれか。

a) エストラジオールが上昇する

b) FSHが低下する

c) LHが上昇する

d) プロゲステロンが上昇する

【解答と解説】 正解:c

更年期にはエストラジオールが低下し、負のフィードバック解除によりFSH・LHが上昇します。


問題2(○×問題)

更年期にFSH・LHが上昇するのは、下垂体機能が亢進するためである。

【解答と解説】 正解:×

FSH・LHの上昇は、エストロゲン低下による負のフィードバック解除が原因です。下垂体自体の機能亢進ではありません。


問題3(選択問題)

更年期の症状として正しいのはどれか。2つ選べ。

a) 顔面紅潮

b) 徐脈

c) 体重増加

d) 発汗

e) 多毛

【解答と解説】 正解:a、d

顔面紅潮(ホットフラッシュ)と発汗は更年期の代表的な血管運動神経症状です。


問題4(穴埋め問題)

更年期には卵巣機能の低下により(  )が低下し、負のフィードバックが解除されることで(  )と(  )が上昇する。

【解答と解説】 正解:エストラジオール(エストロゲン)、FSH、LH

この変化パターンは更年期の特徴的なホルモン変化です。


まとめ

更年期のホルモン変化

ホルモン 変化 理由
エストラジオール(E2) 顕著に低下 卵巣機能低下
エストロン(E1) 緩やかに低下 脂肪組織で産生継続
FSH 上昇 負のフィードバック解除
LH 上昇 負のフィードバック解除

ホルモン変化のメカニズム

卵巣機能低下

エストロゲン分泌低下

負のフィードバック解除

FSH・LH分泌上昇

(卵巣は反応できず)

ホルモンアンバランス

更年期症状

学習チェックリスト

  • [ ] 更年期の定義を覚えた
  • [ ] ホルモン変化のパターンを説明できる
  • [ ] FSH・LH上昇の理由を理解した
  • [ ] 主な更年期症状を挙げられる

#解剖学 #内分泌系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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