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テストステロン

テストステロン – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

テストステロンは男性ホルモンの代表格で、精巣のライディッヒ細胞から分泌されます。精子形成、二次性徴、筋肉の発達など多彩な作用を持ち、男性の体を形作る上で不可欠なホルモンです。国家試験でも頻出のテーマです!


詳しい解説

テストステロンの分泌調節

視床下部 → GnRH → 下垂体前葉 → LH/FSH → 精巣

ホルモン 作用部位 作用
LH ライディッヒ細胞 テストステロン分泌
FSH セルトリ細胞 精子形成

テストステロンの5つの生理作用

1. 精子形成促進

セルトリ細胞に作用して精子形成を促進します。FSHとの協調作用が重要です。

2. 男性内生殖器の発育促進・機能維持

前立腺・精嚢の発育促進と機能維持に関与します。

3. 男性の第二次性徴の発現

  • 外生殖器の発育
  • 体毛の成長(髭、体毛)
  • 甲状軟骨の突出(のど仏)
  • 声変り(声の低音化)

4. タンパク同化作用

筋肉や骨基質の蛋白質合成を促進します。これが「タンパク同化作用」で、筋肉を増大させます。

5. 性欲亢進

性欲を高める作用があります。

負のフィードバック

テストステロンは視床下部・下垂体前葉に負のフィードバックをかけ、GnRH・LH・FSHの分泌を抑制します。これによりテストステロンの血中濃度が一定に保たれます。

アナボリックステロイドとは

  • アナボリック = 「同化」(体を作る方向)
  • カタボリック = 「異化」(体を壊す方向)

ドーピング薬物として知られるアナボリックステロイドは、タンパク同化作用をもつステロイドホルモンの総称で、テストステロンや合成アンドロゲンが含まれます。


絶対に覚えるべきポイント

  • テストステロンはライディッヒ細胞から分泌
  • LHがライディッヒ細胞に作用してテストステロン分泌
  • 5つの作用:精子形成、内生殖器発育、二次性徴、タンパク同化、性欲亢進
  • 負のフィードバックでGnRH・LH・FSHを抑制
  • アナボリック = 同化

一問一答(6問)

Q1. テストステロンを分泌する細胞は何か?

【答え】 A. ライディッヒ細胞

精巣のライディッヒ細胞(間質細胞)からテストステロンが分泌されます。


Q2. ライディッヒ細胞にテストステロン分泌を促すホルモンは何か?

【答え】 A. LH(黄体形成ホルモン)

LHがライディッヒ細胞に作用してテストステロン分泌を促進します。


Q3. テストステロンの「タンパク同化作用」とは何か?

【答え】 A. 筋肉や骨基質の蛋白質合成を促進する作用

この作用がドーピングで問題となるアナボリックステロイドの効果です。


Q4. テストステロンが促す男性の二次性徴を3つ挙げよ。

【答え】 A. 体毛の成長、声変り、甲状軟骨の突出(のど仏)など

外生殖器の発育も含まれます。


Q5. テストステロンは視床下部・下垂体に対してどのような作用をするか?

【答え】 A. 負のフィードバック(GnRH・LH・FSHの分泌を抑制)

これによりテストステロン濃度が一定に保たれます。


Q6. FSHは精巣のどの細胞に作用するか?

【答え】 A. セルトリ細胞

FSHはセルトリ細胞に作用して精子形成を促進します。


国家試験対策問題(4問)

問題1(選択問題)

テストステロンの作用として正しいのはどれか。2つ選べ。

a) 乳腺の発達促進

b) 精子形成促進

c) 骨端軟骨の閉鎖促進

d) 筋肉の蛋白質合成促進

e) 排卵促進

【解答と解説】 正解:b、d

テストステロンは精子形成を促進し、タンパク同化作用により筋肉の蛋白質合成を促進します。


問題2(○×問題)

FSHはライディッヒ細胞に作用してテストステロン分泌を促進する。

【解答と解説】 正解:×

ライディッヒ細胞に作用するのはLHです。FSHはセルトリ細胞に作用して精子形成を促進します。


問題3(選択問題)

テストステロンの分泌調節について正しいのはどれか。

a) TSHによって分泌が促進される

b) 視床下部に正のフィードバックをかける

c) GnRHによって分泌が促進される

d) エストロゲンによって分泌が促進される

【解答と解説】 正解:c

GnRH → LH → テストステロンという経路で分泌が調節されます。テストステロンは視床下部・下垂体に負のフィードバックをかけます。


問題4(穴埋め問題)

テストステロンは精巣の(  )細胞から分泌され、(  )ホルモンであるLHによって分泌が促進される。筋肉や骨基質の蛋白質合成を促進する作用を(  )作用という。

【解答と解説】 正解:ライディッヒ、LH(黄体形成)、タンパク同化

テストステロンの分泌調節と作用の基本です。


まとめ

テストステロンの分泌調節

視床下部

↓ GnRH

下垂体前葉

↓ LH ↓ FSH

ライディッヒ細胞 セルトリ細胞

↓ ↓

テストステロン 精子形成

負のフィードバック

(視床下部・下垂体)

テストステロンの作用まとめ

作用 内容
精子形成促進 セルトリ細胞に作用
内生殖器発育 前立腺・精嚢の発育・維持
二次性徴 体毛、声変り、のど仏など
タンパク同化 筋肉・骨の蛋白合成促進
性欲亢進 性欲を高める

学習チェックリスト

  • [ ] ライディッヒ細胞とセルトリ細胞の役割を区別できる
  • [ ] LHとFSHの作用部位を覚えた
  • [ ] テストステロンの5つの作用を説明できる
  • [ ] 負のフィードバックを理解した

#解剖学 #内分泌系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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