MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

細胞間の情報伝達

細胞間の情報伝達 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

私たちの体の中では、約37兆個もの細胞が絶えずコミュニケーションを取り合っています。この「細胞間の情報伝達」は、内分泌系を理解する上での最も基本的な概念です。国家試験でも頻出のテーマなので、しっかりマスターしましょう!


詳しい解説

分泌タイプ(国試頻出!)

細胞間の情報伝達は、大きく分けて分泌タイプ接触タイプの2つに分類されます。

1. 神経型(シナプス型)

神経細胞と神経細胞(もしくは筋細胞)の間での情報伝達です。神経伝達物質がシナプスを介して情報を伝えます。非常に速い伝達が特徴です。

2. 内分泌型(エンドクリン)

血管を介して遠く離れた標的細胞に作用する物質がホルモンです。全身に作用を及ぼすことができるのが特徴で、内分泌系の主役となる伝達様式です。

3. 自己分泌型(オートクリン)

分泌した細胞自身に作用する様式です。自分で出した物質が自分に効くイメージです。

4. 傍分泌型(パラクリン)

近くの細胞に影響を及ぼす様式です。神経伝達物質とホルモンを除く情報伝達物質をまとめて「オータコイド」または「局所的メディエーター」と呼びます。

接触タイプ

1. 膜結合型(ギャップジャンクション)

隣り合った細胞間で直接接触して情報を伝達します。心筋細胞の興奮伝導などで重要です。

2. 細胞接触型(ジャクスタクライン)

物質を分泌するのではなく、膜に結合したシグナル分子で情報を伝達します。免疫細胞の認識などで重要な役割を果たします。


絶対に覚えるべきポイント

  • 内分泌型(エンドクリン) = ホルモンによる遠隔作用
  • 傍分泌型(パラクリン) = 局所的メディエーターによる近傍作用
  • 自己分泌型(オートクリン) = 自分自身への作用
  • 神経型(シナプス型) = 神経伝達物質による素早い伝達
  • オータコイド = 局所的メディエーター(同じ意味)

一問一答(5問)

Q1. 血管を介して遠く離れた標的細胞に作用する物質を何というか?

【答え】 A. ホルモン

ホルモンは内分泌型(エンドクリン)の情報伝達様式で、全身に作用を及ぼすことができます。


Q2. 分泌した細胞自身に作用する情報伝達様式を何というか?

【答え】 A. 自己分泌型(オートクリン)

「オート」は「自己」という意味です。自分で出した物質が自分に効く様式です。


Q3. 神経伝達物質とホルモンを除く情報伝達物質の総称を2つ答えよ。

【答え】 A. オータコイド、局所的メディエーター

どちらも同じ意味で、傍分泌型や自己分泌型で働く物質を指します。


Q4. 隣り合った細胞間で直接接触して情報を伝達する様式を何というか?

【答え】 A. 膜結合型(ギャップジャンクション)

心筋細胞の興奮伝導など、迅速な細胞間連絡に重要です。


Q5. 近くの細胞に影響を及ぼす分泌様式を何というか?

【答え】 A. 傍分泌型(パラクリン)

「パラ」は「傍ら」という意味です。近傍の細胞に作用します。


国家試験対策問題(3問)

問題1(選択問題)

内分泌型の情報伝達について正しいのはどれか。

a) シナプスを介して情報を伝達する

b) 近傍の細胞のみに作用する

c) 血管を介して全身に作用できる

d) 細胞膜同士の直接接触で伝達する

【解答と解説】 正解:c

内分泌型(エンドクリン)はホルモンによる伝達様式で、血管を介して遠く離れた標的細胞に作用できます。aは神経型、bは傍分泌型、dは膜結合型の説明です。


問題2(○×問題)

オータコイドと局所的メディエーターは異なる物質群を指す。

【解答と解説】 正解:×

オータコイドと局所的メディエーターは同じ意味で、神経伝達物質とホルモンを除く情報伝達物質の総称です。


問題3(穴埋め問題)

細胞間の情報伝達様式のうち、分泌した物質が自分自身に作用するものを(  )型といい、近くの細胞に作用するものを(  )型という。

【解答と解説】 正解:自己分泌(オートクリン)、傍分泌(パラクリン)

自己分泌型は「Auto(自己)+ crine(分泌)」、傍分泌型は「Para(傍ら)+ crine(分泌)」が語源です。


まとめ

情報伝達様式の比較表

分泌タイプ 作用範囲 伝達物質
神経型(シナプス型) シナプス間 神経伝達物質
内分泌型(エンドクリン) 全身(遠隔) ホルモン
傍分泌型(パラクリン) 近傍細胞 局所的メディエーター
自己分泌型(オートクリン) 自己 局所的メディエーター

学習チェックリスト

  • [ ] 4つの分泌タイプを説明できる
  • [ ] 内分泌型とホルモンの関係を理解している
  • [ ] オータコイドと局所的メディエーターが同義であることを覚えた
  • [ ] 接触タイプの2種類を区別できる

#解剖学 #内分泌系 #国試対策

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次