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つむぐ指圧治療室 相模大野

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男性生殖器(やや左の矢状断)

男性生殖器(やや左の矢状断) – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

男性生殖器を正中よりやや左側から矢状断した断面では、右側の骨盤内臓器をより詳細に観察することができます。この視点から見ることで、精管の走行経路や骨盤内の血管、神経との位置関係を理解することができます。

詳しい解説

骨盤内の臓器配置

前方の構造

  • 膀胱 – 尿を貯留する器官
  • 膀胱静脈叢 – 膀胱周囲の静脈網

後方の構造

  • 直腸 – 大腸の終末部
  • 直腸膨大部 – 直腸の拡張部
  • 尿管 – 腎臓から膀胱へ尿を運ぶ管
  • 精嚢 – 精液の成分を分泌する付属腺

精管の走行

精管は以下の経路をたどります:

  • 精巣上体尾から出発
  • 精索の中を通って上行
  • 鼠径管を通過
  • 腹腔内に入る
  • 膀胱後面を下行
  • 精嚢と合流して射精管となる

骨盤の骨構造

  • 仙骨 – 脊柱の下端、骨盤の後壁を構成
  • 仙骨管 – 仙骨内を通る脊柱管の続き
  • 岬角 – 仙骨の前上縁、骨盤入口の後壁
  • 尾骨 – 仙骨の下端
  • 第5腰椎 – 仙骨の上に位置
  • 腸骨窩 – 腸骨内側の陥凹部

骨盤底の構造

  • 肛門 – 消化管の出口
  • 肛門挙筋 – 骨盤底を形成する主要な筋
  • 肛門尾骨靭帯 – 肛門と尾骨を結ぶ靭帯
  • 外肛門括約筋 – 肛門を閉鎖する随意筋

会陰部の構造

  • 陰嚢 – 精巣を収容する袋
  • 左陰茎脚 – 陰茎海綿体の起始部(坐骨枝に付着)
  • 陰茎体 – 陰茎の本体部分
  • 陰茎亀頭 – 陰茎の先端部

血管系

  • 総腸骨動脈・静脈 – 腹大動脈から分岐し骨盤内臓器を栄養
  • 馬尾 – 脊髄円錐より下の神経根の束
  • 腹膜後隙 – 後腹膜と後腹壁の間の空間

前腹壁の構造

  • 腹膜 – 腹腔を覆う漿膜
  • 腹直筋鞘(前葉・後葉) – 腹直筋を包む筋膜
  • 腹直筋 – 腹壁前面の筋
  • S状結腸間膜 – S状結腸を後腹壁に固定する腸間膜
  • S状結腸 – 下行結腸と直腸の間の部分

筋膜の層構造

  • 浅尿生殖隔膜筋膜 – 会陰部の浅層
  • 深尿生殖隔膜筋膜 – 会陰部の深層
  • 大網 – 胃から垂れ下がる脂肪組織を含む腹膜のひだ

絶対に覚えるべきポイント

  • 精管の走行経路: 精巣上体 → 精索 → 鼠径管 → 腹腔 → 膀胱後面 → 精嚢と合流
  • 骨盤の骨: 仙骨・尾骨と腸骨で骨盤を構成
  • 馬尾: L1-2以下は脊髄ではなく神経根の束(馬尾)
  • 腹膜の関係: 膀胱上面は腹膜に覆われる

一問一答

Q1. 精管は精巣上体のどの部分から始まるか?

【答え】 A. 精巣上体尾

精管は精巣上体尾から始まり、精索の中を通って上行し、鼠径管を経て腹腔内に入ります。

Q2. 男性の骨盤腔で、精管が通過する管は何か?

【答え】 A. 鼠径管

精管は精索の主要構成要素として鼠径管を通過し、腹腔内へ入ります。

Q3. 仙骨の前上縁の突出部を何というか?

【答え】 A. 岬角

岬角は仙骨の前上縁に位置し、骨盤入口の後壁を形成する重要なランドマークです。

Q4. 肛門を閉鎖する随意筋は何か?

【答え】 A. 外肛門括約筋

外肛門括約筋は骨格筋で、陰部神経支配の随意筋です。一方、内肛門括約筋は平滑筋で不随意筋です。

Q5. 骨盤底を形成する主要な筋は何か?

【答え】 A. 肛門挙筋

肛門挙筋は骨盤隔膜の主要な筋で、恥骨尾骨筋・腸骨尾骨筋などから構成されます。

Q6. 陰茎脚は何に付着しているか?

【答え】 A. 坐骨枝

陰茎脚は陰茎海綿体の起始部で、左右の坐骨枝に付着しています。

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

精管の走行について正しいものはどれか。

a) 精巣上体頭から始まる

b) 大腿管を通過する

c) 鼠径管を通過する

d) 膀胱前面を走行する

【解答と解説】 正解:c

精管は精巣上体尾から始まり、鼠径管を通過して腹腔内に入り、膀胱後面を下行します。

問題2(○×問題)

馬尾は脊髄の続きであり、神経細胞体を含む。

【解答と解説】 正解:×

馬尾は脊髄円錐(L1-2レベル)より下の神経根の束であり、神経線維のみで構成されています。神経細胞体は含みません。

問題3(穴埋め問題)

精管は(  )内を通って精索の構成要素として上行し、(  )を通過して腹腔内に入る。

【解答と解説】 正解:陰嚢、鼠径管

精管は陰嚢から精索の中を通り、鼠径管を経由して腹腔に入ります。

問題4(選択問題)

骨盤隔膜を構成する主要な筋はどれか。

a) 大殿筋

b) 肛門挙筋

c) 外肛門括約筋

d) 梨状筋

【解答と解説】 正解:b

肛門挙筋は骨盤隔膜の主要構成要素で、骨盤底を形成します。外肛門括約筋は会陰部の筋であり、骨盤隔膜には含まれません。

まとめ

精管の走行経路

順序 通過する構造
1 精巣上体尾
2 精索内
3 鼠径管
4 腹腔(後腹膜)
5 膀胱後面
6 精嚢と合流

骨盤を構成する骨

特徴
仙骨 5個の仙椎が癒合、骨盤後壁
尾骨 3〜5個の尾椎が癒合
寛骨 腸骨・坐骨・恥骨が癒合

確認チェックリスト

  • [ ] 精管の走行経路を説明できる
  • [ ] 骨盤底を構成する筋を列挙できる
  • [ ] 馬尾の位置と構成を説明できる
  • [ ] 岬角の位置を説明できる

#解剖学 #生殖器系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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