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傍糸球体装置

傍糸球体装置 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

傍糸球体装置は糸球体濾過量(GFR)を調節する重要な構造です。緻密斑と傍糸球体細胞の役割、レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系との関係は国家試験で超頻出のテーマです。この記事では、傍糸球体装置について詳しく解説します。

詳しい解説

傍糸球体装置とは

濾過量を監視し、自己調節するための構造です。

構成要素 位置 機能
緻密斑 遠位尿細管壁にある 尿量のセンサー
傍糸球体細胞 輸入細動脈壁に存在 レニンを分泌
腎交感神経 傍糸球体細胞に分布 分泌調節

糸球体濾過量の自己調節機構

濾過量が低下した場合

  • 緻密斑で感知
  • 傍糸球体細胞がレニン分泌
  • 血中アンギオテンシン増加(血管収縮・血圧上昇)
  • アルドステロン分泌促進(Na+・水再吸収促進)
  • 糸球体濾過量増加

濾過量が上昇した場合

  • 緻密斑で感知
  • 輸入細動脈収縮
  • 糸球体濾過量低下

自己調節の範囲

平均血圧が70〜180mmHgぐらいまでの範囲では、糸球体濾過量(GFR)はほぼ一定に保たれます。

レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系(RAA系)

レニン分泌をきっかけとして以下の反応が起こります:

  • アンギオテンシノーゲン → アンギオテンシンI(レニンによる)
  • アンギオテンシンI → アンギオテンシンII(ACEによる)
  • アンギオテンシンII → 血管収縮 + アルドステロン分泌
  • アルドステロン → 集合管でNa+・水の再吸収促進

絶対に覚えるべきポイント

  • 傍糸球体装置はGFRの自動調節機構
  • 緻密斑:遠位尿細管にある尿量センサー
  • 傍糸球体細胞:輸入細動脈壁でレニンを分泌
  • レニン分泌 → RAA系活性化 → 血圧上昇・体液量増加
  • 自己調節範囲:平均血圧70〜180mmHg

一問一答(6問)

Q1. 傍糸球体装置で尿量を感知する構造は何か?

【答え】 A. 緻密斑

緻密斑は遠位尿細管壁にあり、尿量のセンサーとして機能します。

Q2. 傍糸球体細胞が分泌するホルモンは何か?

【答え】 A. レニン

傍糸球体細胞は輸入細動脈壁に存在し、レニンを分泌します。

Q3. 傍糸球体細胞はどこに存在するか?

【答え】 A. 輸入細動脈壁

傍糸球体細胞は輸入細動脈壁に存在します。

Q4. GFRの自己調節が働く血圧範囲は?

【答え】 A. 70〜180mmHg

この範囲内であれば、GFRはほぼ一定に保たれます。

Q5. 濾過量低下時にレニン分泌が促進されると何が起こるか?

【答え】 A. 血圧上昇・体液量増加

RAA系が活性化され、血管収縮とNa+・水の再吸収が促進されます。

Q6. アルドステロンが作用する部位はどこか?

【答え】 A. 集合管

アルドステロンは集合管でNa+と水の再吸収を促進します。

国家試験対策問題(4問)

問題1(選択問題)

傍糸球体装置の構成要素として正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 足細胞
  • 緻密斑
  • 近位尿細管
  • 傍糸球体細胞
  • ボウマン嚢

【解答と解説】 正解:2、4

傍糸球体装置は緻密斑、傍糸球体細胞、メサンギウム細胞などで構成されます。

問題2(○×問題)

傍糸球体細胞は輸出細動脈壁に存在する。

【解答と解説】 正解:×

傍糸球体細胞は輸入細動脈壁に存在します。

問題3(選択問題)

糸球体濾過量の自己調節が働く平均血圧の範囲として正しいのはどれか。

  • 50〜100mmHg
  • 70〜180mmHg
  • 100〜200mmHg
  • 120〜220mmHg

【解答と解説】 正解:2

平均血圧70〜180mmHgの範囲内で自己調節が働き、GFRはほぼ一定に保たれます。

問題4(穴埋め問題)

(  )は遠位尿細管壁に存在し、尿量を感知する。濾過量低下時には(  )細胞が(  )を分泌する。

【解答と解説】 正解:緻密斑、傍糸球体、レニン

緻密斑が尿量を感知し、傍糸球体細胞がレニンを分泌してGFRを調節します。

まとめ

傍糸球体装置チェックリスト

  • [ ] 緻密斑の位置と機能を覚えた
  • [ ] 傍糸球体細胞の位置と機能を覚えた
  • [ ] RAA系の流れを理解した
  • [ ] 自己調節の範囲を覚えた

傍糸球体装置まとめ表

構成要素 位置 機能
緻密斑 遠位尿細管壁 尿量センサー
傍糸球体細胞 輸入細動脈壁 レニン分泌
効果 GFR調節

#解剖学 #泌尿器系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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