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つむぐ指圧治療室 相模大野

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肝臓の肉眼解剖学

肝臓の肉眼解剖学 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

肝臓は右葉と左葉に分けられ、肝鎌状間膜で区分されます。下面からは方形葉・尾状葉も観察でき、肝門を通る三つ組(固有肝動脈・門脈・肝管)の理解が重要です。

詳しい解説

肝臓の葉(国試頻出!)

前面からの観察

構造 説明
右葉 大きい
左葉 小さい
肝鎌状間膜 右葉と左葉を分ける
肝円索 肝鎌状間膜の下縁(臍静脈の遺残)
胆嚢底 前面下部

上部後面からの観察

構造 説明
肝冠状間膜 肝臓を横隔膜に固定
左肝三角間膜・右肝三角間膜 冠状間膜の端
尾状葉 後面にある葉
肝静脈・下大静脈 肝臓後面
肝臓裸露野(無漿膜野) 腹膜に覆われない部分

下面からの観察(肝門部)

構造 説明
門脈・固有肝動脈・肝管 肝門を通る三つ組
胆嚢管・胆嚢 胆汁の貯蔵
方形葉 胆嚢と肝円索の間
尾状葉 門脈と下大静脈の間

肝門を通る三つ組

構造 方向
固有肝動脈 入る
門脈 入る
肝管 出る

絶対に覚えるべきポイント

  • 肝鎌状間膜が右葉と左葉を分ける
  • 肝円索は臍静脈の遺残
  • 方形葉は胆嚢と肝円索の間
  • 尾状葉は門脈と下大静脈の間
  • 肝門を通る三つ組: 固有肝動脈・門脈・肝管

一問一答

Q1. 肝臓を右葉と左葉に分ける構造は?

【答え】 A. 肝鎌状間膜

肝臓を前面から見たときの目印です。

Q2. 肝円索は何の遺残ですか?

【答え】 A. 臍静脈

胎生期に臍帯から肝臓に血液を運んでいた血管の遺残です。

Q3. 方形葉はどこにありますか?

【答え】 A. 胆嚢と肝円索の間

肝臓下面で観察できます。

Q4. 尾状葉はどこにありますか?

【答え】 A. 門脈と下大静脈の間

肝臓後面に位置します。

Q5. 肝門を通る三つ組は?

【答え】 A. 固有肝動脈・門脈・肝管

肝静脈は肝門を通りません。

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

肝門を通る構造はどれか。

a) 肝静脈

b) 下大静脈

c) 門脈

d) 総胆管

【解答と解説】 正解:c

肝門を通るのは固有肝動脈・門脈・肝管の三つ組です。肝静脈は肝臓上部後面から下大静脈に注ぎます。

問題2(○×問題)

「肝円索は臍動脈の遺残である」

【解答と解説】 正解:×

肝円索は臍静脈の遺残です。臍動脈の遺残は内側臍ヒダ内の臍動脈索です。

問題3(穴埋め問題)

方形葉は(  )と(  )の間にあり、尾状葉は(  )と(  )の間にある。

【解答と解説】 正解:胆嚢・肝円索・門脈・下大静脈

肝臓下面の構造を覚えましょう。

問題4(選択問題)

肝臓の構造について正しいのはどれか。

a) 肝鎌状間膜は左葉と尾状葉を分ける

b) 方形葉は門脈と下大静脈の間にある

c) 肝静脈は肝門を通る

d) 肝円索は臍静脈の遺残である

【解答と解説】 正解:d

肝円索は胎生期の臍静脈の遺残です。肝鎌状間膜は右葉と左葉を分け、方形葉は胆嚢と肝円索の間にあります。

まとめ

肝臓の葉と構造 チェックリスト

チェック 構造 位置・特徴
右葉 大きい
左葉 小さい
方形葉 胆嚢と肝円索の間
尾状葉 門脈と下大静脈の間

肝門を通る三つ組

チェック 構造 方向
固有肝動脈 入る
門脈 入る
肝管 出る

覚え方のコツ

「肝門は動脈・門脈・肝管、肝静脈は通らない!」
「方形は胆嚢と円索の間、尾状は門脈と下大静脈の間」

#解剖学 #消化器系 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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