6歳児の乳歯と永久歯 – 完全攻略ガイド
はじめに
6歳頃は乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」です。この時期に最初の永久歯である第1大臼歯(6歳臼歯)が萌出します。乳歯から永久歯への移行過程を理解することは、小児の発達を学ぶ上で重要です。
詳しい解説
混合歯列期とは
6歳頃から12歳頃までの、乳歯と永久歯が混在する時期を混合歯列期といいます。
この時期の特徴:
- 乳歯が脱落し始める
- 永久歯が萌出し始める
- 第1大臼歯が乳歯列の後方に生える
6歳児の口腔内
乳歯(内側に残っている)
- 乳中切歯
- 乳側切歯
- 乳犬歯
- 第1乳臼歯
- 第2乳臼歯
永久歯(外側で待機・萌出)
- 中切歯(萌出準備中)
- 側切歯(萌出準備中)
- 犬歯(萌出準備中)
- 第1小臼歯(萌出準備中)
- 第2小臼歯(萌出準備中)
- 第1大臼歯(萌出開始) ← 6歳臼歯
- 第2大臼歯(形成中)
- 第3大臼歯(形成中)
第1大臼歯(6歳臼歯)の特徴
- 6歳くらいで最初に萌出する永久歯
- 乳歯の後方に生えるため、乳歯の脱落を待たずに萌出
- 永久歯の中で最も長く使う歯の1つ
- 噛み合わせの基準となる重要な歯
乳歯から永久歯への移行
| 乳歯 | → | 永久歯 |
|---|---|---|
| 乳中切歯 | → | 中切歯 |
| 乳側切歯 | → | 側切歯 |
| 乳犬歯 | → | 犬歯 |
| 第1乳臼歯 | → | 第1小臼歯 |
| 第2乳臼歯 | → | 第2小臼歯 |
| (なし) | → | 第1大臼歯 |
| (なし) | → | 第2大臼歯 |
| (なし) | → | 第3大臼歯 |
ポイント: 大臼歯は乳歯の生え変わりではなく、新たに生えてくる歯です。
歯の本数まとめ
| 切歯 | 犬歯 | 小臼歯 | 大臼歯 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 乳歯 | 8 | 4 | 乳臼歯8 | 0 | 20本 |
| 永久歯 | 8 | 4 | 8 | 12 | 32本 |
絶対に覚えるべきポイント
- 6歳頃は混合歯列期
- 第1大臼歯は最初に萌出する永久歯
- 第1大臼歯は乳歯の後方に生える
- 大臼歯は乳歯の生え変わりではない
- 乳歯20本→永久歯32本
一問一答
Q1. 乳歯と永久歯が混在する時期を何といいますか?
【答え】 A. 混合歯列期
6歳頃から12歳頃までの時期です。
Q2. 6歳臼歯とは何ですか?
【答え】 A. 第1大臼歯
6歳頃に萌出する最初の永久歯です。
Q3. 第1大臼歯はどこに生えますか?
【答え】 A. 乳歯列の後方
乳歯の脱落を待たずに萌出します。
Q4. 乳臼歯は何に生え変わりますか?
【答え】 A. 小臼歯
第1乳臼歯→第1小臼歯、第2乳臼歯→第2小臼歯に生え変わります。
Q5. 大臼歯に相当する乳歯はありますか?
【答え】 A. ない
大臼歯は乳歯の生え変わりではなく、新たに生える歯です。
国家試験対策問題
問題1(選択問題)
6歳臼歯について正しいのはどれか。
a) 乳歯の生え変わりである
b) 乳中切歯の後に生える
c) 最初に萌出する永久歯である
d) 第2大臼歯のことである
【解答と解説】 正解:c
6歳臼歯(第1大臼歯)は最初に萌出する永久歯で、乳歯の後方に新たに生えます。乳歯の生え変わりではありません。
問題2(○×問題)
「第1大臼歯は乳歯が脱落した後に萌出する」
【解答と解説】 正解:×
第1大臼歯は乳歯列の後方に生えるため、乳歯の脱落を待たずに萌出します。
問題3(穴埋め問題)
乳歯と永久歯が混在する時期を( )といい、( )歳頃から始まる。
【解答と解説】 正解:混合歯列期・6
この時期に第1大臼歯が萌出し、乳歯の脱落も始まります。
問題4(選択問題)
乳臼歯が生え変わってできる永久歯はどれか。
a) 大臼歯
b) 小臼歯
c) 犬歯
d) 切歯
【解答と解説】 正解:b
乳臼歯は小臼歯に生え変わります。大臼歯は乳歯の生え変わりではなく、新たに萌出する歯です。
まとめ
6歳児の歯 チェックリスト
| チェック | 項目 |
|---|---|
| □ | 混合歯列期 = 乳歯と永久歯の混在期 |
| □ | 第1大臼歯 = 6歳臼歯 = 最初の永久歯 |
| □ | 大臼歯は乳歯の後方に新生 |
| □ | 乳臼歯 → 小臼歯に生え変わり |
乳歯と永久歯の対応
“
乳中切歯 → 中切歯
乳側切歯 → 側切歯
乳犬歯 → 犬歯
第1乳臼歯 → 第1小臼歯
第2乳臼歯 → 第2小臼歯
(なし) → 大臼歯(新規)
“
覚え方のコツ
「6歳で6歳臼歯」
- 第1大臼歯が6歳頃に萌出
「大臼歯は乳歯にない新顔」
- 乳歯の生え変わりではない
#解剖学 #消化器系 #国試対策







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