MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

消化管の構造まとめ

消化管の構造まとめ – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

消化管の各器官には、それぞれ特徴的な構造があります。粘膜上皮、筋層、外層、付属腺など、各器官の特徴を整理して覚えることが国家試験対策の鍵となります。この記事では、消化管全体の構造を一覧表でまとめ、効率的に学習できるようにしました。

詳しい解説

各器官の特徴一覧

器官 粘膜上皮 筋層と支配神経 外層 付属腺・その他
口腔 重層扁平上皮 横紋筋(三叉神経V)、舌:舌下神経XII 外膜 唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺)
咽頭 鼻部:多列線毛上皮/口部・喉頭部:重層扁平上皮 横紋筋 外膜 咽頭扁桃・耳管扁桃
食道 重層扁平上皮 上部1/3横紋筋・下部2/3平滑筋 外膜 3つの狭窄部(C6, T4-5, T10)
単層円柱上皮 平滑筋3層(内斜・中輪・外縦) 漿膜 胃腺(ペプシノゲン・塩酸)、幽門括約筋
小腸 単層円柱上皮 平滑筋(交感・迷走神経) 漿膜 輪状ヒダ、腸絨毛、パイエル板
大腸 単層円柱上皮 平滑筋 漿膜/外膜 結腸ヒモ、半月ヒダ、腸脂垂
肛門 重層扁平上皮 内肛門括約筋(平滑筋)、外肛門括約筋(横紋筋) 外膜 肛門管

粘膜上皮の分類ポイント

重層扁平上皮の部位(機械的刺激を受ける):

  • 口腔
  • 食道
  • 肛門

単層円柱上皮の部位(吸収・分泌を行う):

  • 小腸
  • 大腸

筋層の特徴

横紋筋(随意筋)の部位:

  • 口腔
  • 咽頭
  • 食道上部1/3
  • 外肛門括約筋

平滑筋(不随意筋)の部位:

  • 食道下部2/3
  • 小腸
  • 大腸
  • 内肛門括約筋

胃の筋層は特殊!

胃の筋層は3層構造(内斜筋・中輪筋・外縦筋)で、他の消化管(2層:内輪筋・外縦筋)と異なります。これは食物を効率的に混ぜ合わせるためです。

絶対に覚えるべきポイント

  • 重層扁平上皮: 口腔・食道・肛門
  • 単層円柱上皮: 胃・小腸・大腸
  • 食道の筋層: 上部1/3横紋筋、下部2/3平滑筋
  • 胃の筋層は3層: 内斜筋・中輪筋・外縦筋
  • 肛門括約筋: 内は平滑筋(不随意)、外は横紋筋(随意)

一問一答

Q1. 食道の筋層は上部と下部で何が異なりますか?

【答え】 A. 上部1/3は横紋筋、下部2/3は平滑筋

嚥下の初期は随意的に行われるため、上部は横紋筋です。

Q2. 胃の筋層は何層ですか?

【答え】 A. 3層(内斜筋・中輪筋・外縦筋)

他の消化管は2層ですが、胃だけは3層構造です。

Q3. 内肛門括約筋は何筋ですか?

【答え】 A. 平滑筋

内肛門括約筋は不随意筋で、外肛門括約筋は横紋筋(随意筋)です。

Q4. 小腸の粘膜にある特徴的な構造を3つ挙げてください。

【答え】 A. 輪状ヒダ、腸絨毛、パイエル板

これらは栄養吸収の表面積を増やし、免疫機能を担います。

Q5. 大腸に特徴的な構造を3つ挙げてください。

【答え】 A. 結腸ヒモ、半月ヒダ、腸脂垂

これらは大腸の外観的特徴です。

Q6. 舌を支配する運動神経は何ですか?

【答え】 A. 舌下神経(XII)

舌筋の運動はすべて舌下神経が支配します。

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

食道について正しいのはどれか。

a) 粘膜上皮は単層円柱上皮である

b) 筋層は全長にわたり平滑筋である

c) 外層は漿膜である

d) 上部1/3の筋層は横紋筋である

【解答と解説】 正解:d

食道の粘膜上皮は重層扁平上皮、筋層は上部1/3が横紋筋・下部2/3が平滑筋、外層は外膜(漿膜ではない)です。

問題2(○×問題)

「胃の筋層は内輪筋と外縦筋の2層である」

【解答と解説】 正解:×

胃の筋層は内斜筋・中輪筋・外縦筋の3層構造です。これは胃が食物を効率的に攪拌するために特殊化した構造です。

問題3(穴埋め問題)

肛門括約筋のうち、(  )括約筋は平滑筋で不随意的に働き、(  )括約筋は横紋筋で随意的に働く。

【解答と解説】 正解:内肛門・外肛門

内肛門括約筋は自律神経支配、外肛門括約筋は陰部神経支配です。

問題4(選択問題)

漿膜で覆われている器官はどれか。

a) 食道

b) 胃

c) 咽頭

d) 肛門

【解答と解説】 正解:b

胃は腹膜(漿膜)で覆われています。食道、咽頭、肛門は外膜で覆われています。

まとめ

消化管の構造 比較チェックリスト

チェック 項目
重層扁平上皮 = 口腔・食道・肛門
単層円柱上皮 = 胃・小腸・大腸
食道筋層 = 上部1/3横紋筋、下部2/3平滑筋
胃の筋層 = 3層(内斜・中輪・外縦)
内肛門括約筋 = 平滑筋(不随意)
外肛門括約筋 = 横紋筋(随意)

覚え方のコツ

筋層の覚え方:

  • 「自分の意思で飲み込み始める」→ 食道上部は横紋筋
  • 「胃は3で混ぜる」→ 胃の筋層は3層
  • 「内は勝手に、外は自分で」→ 肛門括約筋の随意・不随意

#解剖学 #消化器系 #国試対策

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次