MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

殿部と大腿後側の動脈

殿部と大腿後側の動脈 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

殿部の動脈は内腸骨動脈から分岐し、梨状筋を基準に上孔と下孔を通過します。上殿動脈・神経は梨状筋上孔を、下殿動脈・神経は梨状筋下孔を通過するという関係は国家試験で最頻出のポイントです。大腿後側は貫通動脈によって栄養されます。

詳しい解説

殿部の動脈

殿部の動脈は内腸骨動脈から分岐します。

動脈 起始 通過部位
上殿動脈 内腸骨動脈 梨状筋上孔
下殿動脈 内腸骨動脈 梨状筋下孔
内陰部動脈 内腸骨動脈 梨状筋下孔

梨状筋上孔を通過する構造

  • 上殿動脈
  • 上殿神経

上殿神経は中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋を支配します。

梨状筋下孔を通過する構造

  • 下殿動脈
  • 下殿神経
  • 内陰部動脈
  • 陰部神経
  • 坐骨神経
  • 後大腿皮神経

下殿神経は大殿筋を支配します。

大腿後側の動脈

大腿後側は貫通動脈によって栄養されます。

動脈 詳細
第1貫通動脈 大腿後側上部
第2貫通動脈 大腿後側中部
第3貫通動脈 大腿後側下部

大腿動脈の枝(復習)

詳細
浅腸骨回旋動脈 腸骨稜に沿う
外陰部動脈 外陰部
内側大腿回旋動脈 大腿骨頭を栄養
外側大腿回旋動脈 大腿外側
大腿貫通動脈 大腿後側

膝窩動脈の枝

詳細
外側上膝動脈 膝関節動脈網
内側上膝動脈 膝関節動脈網
外側下膝動脈 膝関節動脈網
内側下膝動脈 膝関節動脈網

殿部・大腿後側の神経

神経 詳細
上殿神経 梨状筋上孔を通過
下殿神経 梨状筋下孔を通過
陰部神経 梨状筋下孔を通過
後大腿皮神経 大腿後側の皮膚感覚
坐骨神経 大腿後側の主要神経

絶対に覚えるべきポイント

  • 上殿動脈・神経: 梨状筋上孔を通過
  • 下殿動脈・神経: 梨状筋下孔を通過
  • 貫通動脈: 大腿後側(ハムストリングス)を栄養
  • 上殿神経→中殿筋・小殿筋、下殿神経→大殿筋

一問一答

Q1. 上殿動脈が通過する孔は?

【答え】 A. 梨状筋上孔

上殿動脈は上殿神経と共に梨状筋上孔を通過します。

Q2. 下殿動脈が通過する孔は?

【答え】 A. 梨状筋下孔

下殿動脈は下殿神経、坐骨神経などと共に梨状筋下孔を通過します。

Q3. 上殿神経が支配する筋は?

【答え】 A. 中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋

上殿神経は股関節の外転に関与する筋群を支配します。

Q4. 下殿神経が支配する筋は?

【答え】 A. 大殿筋

下殿神経は大殿筋のみを支配し、股関節の伸展に関与します。

Q5. 殿部の動脈の起始は?

【答え】 A. 内腸骨動脈

上殿動脈、下殿動脈、内陰部動脈は全て内腸骨動脈から分岐します。

Q6. 大腿後側を栄養する動脈は?

【答え】 A. 貫通動脈(第1〜3)

貫通動脈は大腿深動脈から分岐し、大腿後側のハムストリングスを栄養します。

Q7. 梨状筋下孔を通過する最大の神経は?

【答え】 A. 坐骨神経

坐骨神経は人体最大の神経で、梨状筋下孔を通過して大腿後側を下行します。

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

梨状筋上孔を通過する構造はどれか。2つ選べ。

a. 坐骨神経

b. 上殿動脈

c. 下殿神経

d. 上殿神経

e. 陰部神経

【解答と解説】 正解:b、d

梨状筋上孔を通過するのは上殿動脈と上殿神経です。坐骨神経、下殿神経、陰部神経は梨状筋下孔を通過します。

問題2(選択問題)

梨状筋下孔を通過する構造として正しいものはどれか。2つ選べ。

a. 上殿動脈

b. 上殿神経

c. 下殿動脈

d. 坐骨神経

e. 大腿神経

【解答と解説】 正解:c、d

梨状筋下孔を通過するのは、下殿動脈、下殿神経、内陰部動脈、陰部神経、坐骨神経、後大腿皮神経です。大腿神経は筋裂孔を通過します。

問題3(選択問題)

上殿神経が支配する筋はどれか。

a. 大殿筋

b. 中殿筋

c. 大腿二頭筋

d. 梨状筋

e. 腸腰筋

【解答と解説】 正解:b

上殿神経は中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋を支配します。大殿筋は下殿神経が支配します。

問題4(選択問題)

殿部の動脈の起始として正しいものはどれか。

a. 外腸骨動脈

b. 内腸骨動脈

c. 大腿動脈

d. 大腿深動脈

e. 総腸骨動脈

【解答と解説】 正解:b

上殿動脈、下殿動脈、内陰部動脈は全て内腸骨動脈から分岐します。内腸骨動脈は骨盤内臓器と殿部への血液供給を担当します。

問題5(選択問題)

大腿後側の筋群(ハムストリングス)を栄養する動脈はどれか。

a. 大腿動脈

b. 膝窩動脈

c. 貫通動脈

d. 下殿動脈

e. 上殿動脈

【解答と解説】 正解:c

貫通動脈(第1〜3)は大腿深動脈から分岐し、広筋内転筋板を貫いて大腿後側のハムストリングスを栄養します。

まとめ

殿部と大腿後側の動脈で最も重要なのは、梨状筋上孔と梨状筋下孔を通過する構造の違いです。上殿動脈・神経は梨状筋上孔を、下殿動脈・神経は梨状筋下孔を通過します。殿部の動脈は内腸骨動脈から分岐し、大腿後側は貫通動脈によって栄養されます。

#解剖学 #循環器系 #国試対策

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次