集合リンパ小節(パイエル板)- 完全攻略ガイド
はじめに
パイエル板(集合リンパ小節)は回腸下部に存在するリンパ小節の集合体です。腸管免疫において重要な役割を担い、M細胞が腸管内の抗原を取り込みます。国家試験で超頻出のテーマです。
詳しい解説
腸管のリンパ小節
| 名称 | 位置 | 特徴 |
|---|---|---|
| 孤立リンパ小節 | 小腸全域 | 1個ずつ散在 |
| 集合リンパ小節(パイエル板) | 回腸下部 | 約20個のリンパ小節が集合 |
パイエル板の構造
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 構成 | 約20個のリンパ小節が集合 |
| 位置 | 回腸の腸間膜付着部の反対側 |
| 表面 | M細胞(抗原取り込み細胞)で覆われる |
パイエル板の機能
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| 腸管免疫 | 腸管からの病原体侵入を防ぐ |
| 抗原取り込み | M細胞が腸管内の抗原を取り込む |
| 免疫応答 | 取り込んだ抗原に対して免疫応答 |
| IgA産生 | 分泌型IgAの産生に関与 |
腸管免疫の特徴
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| GALT | 腸管関連リンパ組織(Gut-Associated Lymphoid Tissue) |
| 構成要素 | パイエル板、孤立リンパ小節、腸間膜リンパ節 |
| 産生抗体 | 主に分泌型IgA |
M細胞
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 位置 | パイエル板の上皮 |
| 機能 | 腸管内の抗原を取り込み、下層の免疫細胞に渡す |
| 特徴 | 微絨毛が少ない |
絶対に覚えるべきポイント
- 孤立リンパ小節は小腸全域、パイエル板は回腸下部に存在
- パイエル板は約20個のリンパ小節から構成
- 腸管免疫において重要な役割を担う
- M細胞が腸管内の抗原を取り込む
一問一答
Q1. パイエル板はどこにありますか?
【答え】 A. 回腸下部
Q2. 孤立リンパ小節はどこにありますか?
【答え】 A. 小腸全域
Q3. パイエル板は何個のリンパ小節で構成されますか?
【答え】 A. 約20個
Q4. パイエル板の表面にある抗原取り込み細胞は何ですか?
【答え】 A. M細胞
Q5. 腸管免疫で主に産生される抗体は何ですか?
【答え】 A. 分泌型IgA
国家試験対策問題
問題1(選択問題)
パイエル板について正しいのはどれか。
a. 空腸に存在する
b. 回腸に存在する
c. 結腸に存在する
d. 直腸に存在する
【解答と解説】 正解:b
パイエル板(集合リンパ小節)は回腸下部に存在します。孤立リンパ小節は小腸全域に存在します。
問題2(選択問題)
腸管のリンパ小節について正しいのはどれか。
a. 孤立リンパ小節は回腸のみにある
b. パイエル板は小腸全域にある
c. 孤立リンパ小節は小腸全域にある
d. パイエル板は結腸にある
【解答と解説】 正解:c
孤立リンパ小節は小腸全域に散在し、パイエル板(集合リンパ小節)は回腸下部に存在します。
問題3(選択問題)
M細胞について正しいのはどれか。
a. 消化酵素を分泌する
b. 腸管内の抗原を取り込む
c. 粘液を分泌する
d. 栄養素を吸収する
【解答と解説】 正解:b
M細胞はパイエル板の上皮にあり、腸管内の抗原を取り込んで下層の免疫細胞に渡す役割を持ちます。
まとめ
パイエル板は回腸下部に存在する約20個のリンパ小節の集合体です。孤立リンパ小節は小腸全域に散在します。パイエル板の表面にあるM細胞が腸管内の抗原を取り込み、腸管免疫において重要な役割を担います。腸管免疫では主に分泌型IgAが産生されます。
#解剖学 #循環器系 #国試対策







コメント