中心リンパ管(中心乳糜腔)- 完全攻略ガイド
はじめに
中心リンパ管(中心乳糜腔)は小腸絨毛の中心を走るリンパ管で、脂質を吸収します。糖とアミノ酸は毛細血管から門脈へ、脂質は中心リンパ管から乳び槽・胸管へと異なる経路をたどります。国家試験で超頻出のテーマです。
詳しい解説
小腸絨毛の構造
| 構造 | 機能 |
|---|---|
| 粘膜上皮 | 栄養素の吸収 |
| 毛細血管 | 糖とアミノ酸を吸収 |
| 中心リンパ管 | 脂質を吸収 |
| 動脈・静脈 | 血液供給 |
栄養素の吸収経路
| 栄養素 | 吸収経路 | 行き先 |
|---|---|---|
| 糖 | 毛細血管 | 門脈→肝臓 |
| アミノ酸 | 毛細血管 | 門脈→肝臓 |
| 脂質 | 中心リンパ管 | 乳び槽→胸管 |
脂質の吸収経路
| 段階 | 詳細 |
|---|---|
| 1 | 小腸で脂質を吸収 |
| 2 | 中心リンパ管に入る |
| 3 | リンパ管→乳び槽 |
| 4 | 胸管→左静脈角 |
| 5 | 全身循環へ |
乳びとは
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 定義 | 脂質を含んだ乳白色のリンパ |
| 由来 | 食事由来の脂質(カイロミクロン) |
| 通過場所 | 中心リンパ管→乳び槽→胸管 |
絶対に覚えるべきポイント
- 糖とアミノ酸は毛細血管に吸収され門脈へ
- 脂質は中心リンパ管に吸収され乳び槽→胸管へ
- 脂質を含むリンパを乳びという
- 中心リンパ管は小腸絨毛の中心に存在
一問一答
Q1. 中心リンパ管はどこにありますか?
【答え】 A. 小腸絨毛の中心
Q2. 中心リンパ管は何を吸収しますか?
【答え】 A. 脂質
Q3. 糖とアミノ酸はどこに吸収されますか?
【答え】 A. 毛細血管(門脈へ)
Q4. 乳びとは何ですか?
【答え】 A. 脂質を含んだ乳白色のリンパ
Q5. 脂質は最終的にどこから静脈系に入りますか?
【答え】 A. 胸管から左静脈角へ
国家試験対策問題
問題1(選択問題)
中心リンパ管で吸収される栄養素はどれか。
a. 糖
b. アミノ酸
c. 脂質
d. ビタミンC
【解答と解説】 正解:c
脂質は中心リンパ管に吸収され、乳び槽→胸管を経て静脈系に入ります。糖とアミノ酸は毛細血管から門脈へ入ります。
問題2(選択問題)
栄養素の吸収経路について正しいのはどれか。
a. 糖は中心リンパ管に吸収される
b. アミノ酸は胸管を経て静脈系に入る
c. 脂質は門脈を経て肝臓に入る
d. 脂質は中心リンパ管に吸収される
【解答と解説】 正解:d
脂質は中心リンパ管に吸収され、乳び槽→胸管を経て左静脈角に入ります。糖とアミノ酸は毛細血管から門脈を経て肝臓に入ります。
問題3(選択問題)
乳びについて正しいのはどれか。
a. 赤血球を含む
b. 脂質を含んだ乳白色のリンパ
c. 門脈を流れる
d. 右静脈角に注ぐ
【解答と解説】 正解:b
乳びは脂質(カイロミクロン)を含んだ乳白色のリンパで、中心リンパ管→乳び槽→胸管を経て左静脈角に注ぎます。
まとめ
中心リンパ管は小腸絨毛の中心にあり、脂質を吸収します。糖とアミノ酸は毛細血管から門脈を経て肝臓へ向かいますが、脂質は中心リンパ管から乳び槽・胸管を経て左静脈角に注ぎます。脂質を含むリンパを乳びといいます。
#解剖学 #循環器系 #国試対策







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