MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

下垂体門脈

下垂体門脈 – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

人体には肝門脈と下垂体門脈の2つの門脈が存在します。下垂体門脈は視床下部から分泌されるホルモンを下垂体前葉に効率よく運ぶための特殊な血管系です。この記事では、下垂体門脈の構造と機能を詳しく解説します。

詳しい解説

下垂体門脈とは

  • 下垂体門脈は視床下部のホルモンを下垂体前葉に運ぶための血管です
  • 視床下部と下垂体の間にも門脈の構造がみられます

下垂体門脈系の血流

順序 構造 説明
1 視床下部 視床下部ホルモンが分泌
2 上下垂体動脈 血液を供給
3 1次毛細血管網 漏斗にある。ホルモンが放出される
4 下垂体門脈 ホルモンを下垂体前葉へ運ぶ
5 2次毛細血管網 下垂体前葉にある
6 下垂体前葉 視床下部ホルモンが内分泌細胞を刺激

門脈の特徴

特徴 詳細
定義 毛細血管が集まって静脈となり、再び毛細血管網となる血管
下垂体門脈 視床下部→下垂体前葉へホルモンを運ぶ
肝門脈 消化管→肝臓へ栄養を運ぶ

視床下部ホルモン

ホルモン 略称 作用
成長ホルモン放出ホルモン GHRH 成長ホルモン分泌促進
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン TRH TSH分泌促進
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン CRH ACTH分泌促進
性腺刺激ホルモン放出ホルモン GnRH LH、FSH分泌促進
プロラクチン抑制因子 PIF プロラクチン分泌抑制

門脈系の意義

下垂体門脈により、視床下部ホルモンは:

  • 全身循環を経由せず直接下垂体前葉に到達
  • 高濃度のまま効率よく作用
  • 迅速なホルモン調節が可能

絶対に覚えるべきポイント

  • 人体の門脈=肝門脈下垂体門脈の2つ
  • 下垂体門脈=視床下部→下垂体前葉へホルモンを運ぶ
  • 1次毛細血管網(漏斗)→下垂体門脈2次毛細血管網(下垂体前葉)
  • 門脈=毛細血管→静脈→再び毛細血管
  • 視床下部ホルモンは放出ホルモン(抑制ホルモン)として作用

一問一答

Q1. 人体に存在する門脈を2つ挙げよ。

【答え】 A. 肝門脈と下垂体門脈

どちらも毛細血管→静脈→再び毛細血管という構造をもちます。

Q2. 下垂体門脈の役割は?

【答え】 A. 視床下部のホルモンを下垂体前葉に運ぶ

効率よくホルモンを運搬します。

Q3. 1次毛細血管網はどこにあるか?

【答え】 A. 漏斗(下垂体茎)

ここで視床下部ホルモンが血中に放出されます。

Q4. 2次毛細血管網はどこにあるか?

【答え】 A. 下垂体前葉

視床下部ホルモンが内分泌細胞に作用します。

Q5. 下垂体門脈系に血液を供給する動脈は?

【答え】 A. 上下垂体動脈

内頸動脈から分岐します。

Q6. 門脈の定義は?

【答え】 A. 毛細血管が集まって静脈となり、再び毛細血管網となる血管

通常の静脈と異なり、2回毛細血管を経由します。

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

下垂体門脈について正しいのはどれか。

a. 下垂体後葉に血液を運ぶ

b. 視床下部のホルモンを下垂体前葉に運ぶ

c. 肝臓から下垂体に血液を運ぶ

d. 下垂体から視床下部に血液を運ぶ

【解答と解説】 正解:b

下垂体門脈は視床下部で分泌された放出ホルモンを下垂体前葉に運び、下垂体前葉ホルモンの分泌を調節します。

問題2(選択問題)

人体に存在する門脈として正しいのはどれか。2つ選べ。

a. 腎門脈

b. 肝門脈

c. 心門脈

d. 下垂体門脈

【解答と解説】 正解:b、d

人体に存在する門脈は肝門脈と下垂体門脈の2つです。

問題3(○×問題)

「1次毛細血管網は下垂体前葉に存在する」

【解答と解説】 正解:×

1次毛細血管網は漏斗(下垂体茎)に存在します。下垂体前葉にあるのは2次毛細血管網です。

問題4(穴埋め問題)

視床下部ホルモンは(  )にある1次毛細血管網に放出され、(  )を経て下垂体前葉に運ばれる。

【解答と解説】 正解:漏斗、下垂体門脈

この経路により視床下部ホルモンが効率よく下垂体前葉に到達します。

問題5(選択問題)

下垂体門脈系の血流の順序として正しいのはどれか。

a. 2次毛細血管網 → 下垂体門脈 → 1次毛細血管網

b. 1次毛細血管網 → 下垂体門脈 → 2次毛細血管網

c. 下垂体門脈 → 1次毛細血管網 → 2次毛細血管網

d. 下垂体門脈 → 2次毛細血管網 → 1次毛細血管網

【解答と解説】 正解:b

1次毛細血管網(漏斗)で視床下部ホルモンが放出され、下垂体門脈を経て2次毛細血管網(下垂体前葉)に到達します。

まとめ

下垂体門脈系の血流

  • 視床下部でホルモン分泌
  • 上下垂体動脈から血液供給
  • 1次毛細血管網(漏斗)でホルモン放出
  • 下垂体門脈で運搬
  • 2次毛細血管網(下垂体前葉)で作用

人体の門脈

門脈 経路
肝門脈 消化管・脾臓 → 肝臓
下垂体門脈 視床下部 → 下垂体前葉

チェックリスト

  • [ ] 人体の2つの門脈を覚えた
  • [ ] 下垂体門脈の役割を覚えた
  • [ ] 1次・2次毛細血管網の位置を覚えた
  • [ ] 視床下部ホルモンの種類を覚えた
  • [ ] 門脈の定義を覚えた

#解剖学 #循環器系 #国試対策

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次