9の法則 – 完全攻略ガイド
はじめに
9の法則は体表面積に対する各部位の割合を簡易的に算出する方法で、熱傷の広さを求めるのに使われます。各部位が9%の倍数で構成されているため、覚えやすい法則です。今回は9の法則について詳しく解説します。
詳しい解説
成人の9の法則
| 部位 | 割合 |
|---|---|
| 頭部 | 9% |
| 上肢(片側) | 9%(両側で18%) |
| 下肢前面(片側) | 9% |
| 下肢後面(片側) | 9% |
| 体幹前面 | 18%(左右各9%) |
| 体幹後面 | 18%(左右各9%) |
| 外陰部 | 1% |
| 合計 | 100% |
熱傷の重症度
| 分類 | 基準 |
|---|---|
| 重症熱傷 | 2度で30%以上、3度で10%以上 |
| 危険性 | ショックの危険がある |
| 対応 | 感染予防と補液に注意 |
手掌法
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 基準 | 患者の手掌の大きさ=体表面積の約1% |
| 用途 | 小範囲の熱傷面積の算出 |
絶対に覚えるべきポイント
- 頭部9%、上肢9%×2、体幹前後各18%
- 下肢は前面・後面それぞれ9%×2
- 外陰部1%で合計100%
- 重症熱傷:2度で30%以上、3度で10%以上
- 手掌法:手掌=約1%
一問一答
Q1. 頭部は体表面積の何%ですか?
【答え】 A. 9%
9の法則の基本単位です。
Q2. 片側の上肢は体表面積の何%ですか?
【答え】 A. 9%
両側で18%となります。
Q3. 重症熱傷の基準は何ですか?
【答え】 A. 2度で30%以上、3度で10%以上
ショックの危険があります。
Q4. 手掌法では手掌を何%として計算しますか?
【答え】 A. 約1%
小範囲の熱傷面積算出に使用します。
Q5. 外陰部は体表面積の何%ですか?
【答え】 A. 1%
9の法則の唯一の例外的な数値です。
国家試験対策問題
問題1(選択問題)
9の法則で頭部の体表面積の割合はどれか。
a. 1%
b. 9%
c. 18%
d. 27%
【解答と解説】 正解:b
9の法則では頭部は体表面積の9%です。
問題2(選択問題)
9の法則で両上肢の体表面積の割合はどれか。
a. 9%
b. 18%
c. 27%
d. 36%
【解答と解説】 正解:b
片側上肢が9%なので、両上肢で18%となります。
問題3(選択問題)
重症熱傷の基準として正しいのはどれか。
a. 2度で10%以上
b. 2度で30%以上
c. 3度で30%以上
d. 3度で50%以上
【解答と解説】 正解:b
2度で30%以上、または3度で10%以上の熱傷を重症熱傷といい、ショックの危険があります。
問題4(選択問題)
手掌法について正しいのはどれか。
a. 手掌を体表面積の約5%として計算する
b. 手掌を体表面積の約1%として計算する
c. 手掌を体表面積の約9%として計算する
d. 手掌を体表面積の約0.5%として計算する
【解答と解説】 正解:b
手掌法では患者の手掌の大きさを体表面積の約1%として熱傷面積を計算します。
まとめ
9の法則
| 部位 | 割合 |
|---|---|
| 頭部 | 9% |
| 上肢(片側) | 9% |
| 下肢前面(片側) | 9% |
| 下肢後面(片側) | 9% |
| 体幹前面 | 18% |
| 体幹後面 | 18% |
| 外陰部 | 1% |
重症熱傷の基準
| 熱傷深度 | 面積 |
|---|---|
| 2度 | 30%以上 |
| 3度 | 10%以上 |
覚え方のコツ
「頭9、腕9×2、足9×4(前後)、胴18×2、1」と覚えましょう。
- すべて9の倍数(外陰部1%を除く)
- 手掌=1%(手掌法)
#解剖学 #皮膚 #国試対策







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