IgM抗体 – 完全攻略ガイド
はじめに
IgM抗体は一次免疫応答の主な抗体で、感染初期に最初に産生されます。五量体構造を持ち、凝集能が高く、補体の活性化に最も適しています。今回はIgM抗体について詳しく解説します。
詳しい解説
IgM抗体とは
IgM抗体は、感染微生物に対して最初に産生される抗体で、一次免疫応答の主役です。
IgMの特徴
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 構造 | 五量体(5つの基本単位が結合) |
| 分子量 | 約900,000(最も大きい) |
| 抗原結合部位 | 10個 |
| 血清中の割合 | 約6% |
| 産生時期 | 感染初期に最初に産生 |
| 補体活性化 | 最も強い(+++) |
IgMの役割
- 一次免疫応答の主な抗体
- 凝集能が高い(抗原結合部位が10個あるため)
- 補体の活性化に最も適している
- 複雑な抗原性を持つ微生物に対応
IgMの存在場所
- 血中にのみ存在(血管外には出にくい)
- B細胞表面に単量体として存在(抗原受容体として機能)
絶対に覚えるべきポイント
- IgMは一次免疫応答の主な抗体
- 五量体で分子量が最も大きい
- 抗原結合部位は10個
- 補体活性化能が最も高い
- 感染初期に最初に産生される
一問一答
Q1. IgMは何次免疫応答の主な抗体ですか?
【答え】 A. 一次免疫応答
感染初期に最初に産生される抗体です。
Q2. IgMの構造は何量体ですか?
【答え】 A. 五量体
5つの基本単位が結合した構造をしています。
Q3. IgMの抗原結合部位はいくつありますか?
【答え】 A. 10個
五量体構造のため、抗原結合部位が多いです。
Q4. IgMの血清中の割合はどれくらいですか?
【答え】 A. 約6%
IgGが最も多く、IgMは約6%です。
Q5. 補体活性化能が最も高い免疫グロブリンは何ですか?
【答え】 A. IgM
IgMは補体の活性化に最も適しています。
国家試験対策問題
問題1(選択問題)
一次免疫応答で最初に産生される抗体はどれか。
a. IgA
b. IgE
c. IgG
d. IgM
【解答と解説】 正解:d
IgMは感染初期に最初に産生される抗体で、一次免疫応答の主役です。
問題2(選択問題)
IgMの構造として正しいのはどれか。
a. 単量体
b. 二量体
c. 三量体
d. 五量体
【解答と解説】 正解:d
IgMは5つの基本単位が結合した五量体構造をしており、分子量が最も大きい免疫グロブリンです。
問題3(選択問題)
補体の活性化能が最も高い免疫グロブリンはどれか。
a. IgA
b. IgE
c. IgG
d. IgM
【解答と解説】 正解:d
IgMは補体結合能が最も高く、補体の活性化に最も適した抗体です。
問題4(選択問題)
IgMについて正しいのはどれか。
a. 二次免疫応答の主な抗体である
b. 胎盤を通過する
c. 抗原結合部位が10個ある
d. 血清中で最も多い
【解答と解説】 正解:c
IgMは五量体構造のため抗原結合部位が10個あります。一次免疫応答の抗体で、胎盤は通過せず、血清中では約6%です。
まとめ
IgMの特徴早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 構造 | 五量体 |
| 分子量 | 約900,000(最大) |
| 抗原結合部位 | 10個 |
| 血清中の割合 | 約6% |
| 産生時期 | 感染初期(最初) |
| 免疫応答 | 一次免疫応答 |
| 補体活性化 | 最も強い |
覚え方のコツ
「IgMはMost first(最初)」と覚えましょう。
- M = 一次(first)免疫応答
- 五量体 = 5つの抗体が合体
- 補体活性化 = 最も強い
#解剖学 #免疫学 #国試対策







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