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免疫グロブリンの種類まとめ

免疫グロブリンの種類まとめ – 完全攻略ガイド

目次

はじめに

免疫グロブリン(抗体)には5種類あり、それぞれ異なる構造と機能を持っています。IgM、IgG、IgA、IgE、IgDの特徴を理解することは国家試験対策において非常に重要です。今回は5種類の免疫グロブリンについて詳しく解説します。

詳しい解説

5種類の免疫グロブリン

項目 IgM IgG IgA IgE IgD
構造 五量体 単量体 二量体 単量体 単量体
抗原結合部位 10 2 4 2 2
血清中の割合 6% 80% 13% 0.002% 1%
胎盤移行性 +
補体活性化 +++ ++ +

各免疫グロブリンの役割

抗体 主な役割
IgM 一次免疫応答の主な抗体、凝集能が高い、補体活性化に最も適している
IgG 二次免疫応答の主な抗体、最も多い(80%)、胎盤移行性あり
IgA 外分泌液中に存在、気道・消化管・母乳に含まれる
IgE 肥満細胞と結合、I型アレルギーを引き起こす
IgD B細胞表面に存在、B細胞の分化に関与

Fc領域と細胞の結合

細胞 IgG IgA IgE
好中球 ++ ++
マクロファージ ++ ++
肥満細胞 +++

絶対に覚えるべきポイント

  • IgGが最も多い(80%)、胎盤移行性あり
  • IgM一次免疫応答五量体
  • IgA外分泌液(母乳、唾液など)に存在
  • IgEI型アレルギー肥満細胞と結合
  • IgDB細胞表面に存在

一問一答

Q1. 血清中で最も多い免疫グロブリンは何ですか?

【答え】 A. IgG(約80%)

IgGは血清中の免疫グロブリンの約80%を占めます。

Q2. 一次免疫応答の主な抗体は何ですか?

【答え】 A. IgM

感染初期に最初に産生される抗体です。

Q3. 胎盤を通過できる免疫グロブリンは何ですか?

【答え】 A. IgG

IgGのみが胎盤移行性を持ち、新生児に受動免疫を与えます。

Q4. I型アレルギーに関与する免疫グロブリンは何ですか?

【答え】 A. IgE

IgEは肥満細胞と結合し、アレルギー反応を引き起こします。

Q5. 母乳や唾液などの外分泌液に含まれる免疫グロブリンは何ですか?

【答え】 A. IgA

IgAは粘膜免疫に重要な役割を果たします。

Q6. IgMの構造は何量体ですか?

【答え】 A. 五量体

5つの基本単位が結合しており、抗原結合部位は10個あります。

国家試験対策問題

問題1(選択問題)

血清中で最も多い免疫グロブリンはどれか。

a. IgA

b. IgE

c. IgG

d. IgM

【解答と解説】 正解:c

IgGは血清中の免疫グロブリンの約80%を占め、最も多い抗体です。

問題2(選択問題)

胎盤を通過できる免疫グロブリンはどれか。

a. IgA

b. IgE

c. IgG

d. IgM

【解答と解説】 正解:c

IgGのみが胎盤移行性を持ち、母体から胎児に移行して新生児に受動免疫を与えます。

問題3(選択問題)

一次免疫応答で最初に産生される抗体はどれか。

a. IgA

b. IgE

c. IgG

d. IgM

【解答と解説】 正解:d

IgMは感染初期に最初に産生される抗体で、一次免疫応答の主役です。

問題4(選択問題)

肥満細胞と結合し、I型アレルギーに関与する免疫グロブリンはどれか。

a. IgA

b. IgE

c. IgG

d. IgM

【解答と解説】 正解:b

IgEは肥満細胞表面の受容体と結合し、アレルゲンとの反応でヒスタミンを放出させ、I型アレルギーを引き起こします。

まとめ

免疫グロブリン早見表

抗体 特徴 キーワード
IgM 五量体、一次免疫応答 最初に産生
IgG 最多(80%)、二次免疫応答 胎盤通過
IgA 二量体、外分泌液 母乳、唾液
IgE 単量体 I型アレルギー、肥満細胞
IgD 単量体 B細胞表面

覚え方のコツ

「GAMED」の順で特徴を覚えましょう。

  • G:最も多い、胎盤通過
  • A:粘膜(分泌液)
  • M:最初(一次免疫)
  • E:アレルギー
  • D:B細胞表面

#解剖学 #免疫学 #国試対策

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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